法律を知らないことで大変な目に遭ったりした人。知っておいた方がいい法律など。ガムを吐き捨てて牢に入れられたりゴミのポイ捨てで検挙されたり軽微な交通違反で逮捕などいろいろ。そもそも条例違反を取り締まるのも警察なんでしょうか?警察以外に(たとえば税務署なんか)取り締まる機関などがありましたらそれもお願いします。海外の遠い話でなく関東近辺で。

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回答(6件)

id:opponent No.1

opponent回答回数1876ベストアンサー獲得回数72002/09/18 12:13:12

ポイント40pt

http://www.t3.rim.or.jp/~330206a/jikenbo/vs_keisatu/police.html

千代丸健二の人権110番/無法ポリスとわたりあえる、ザ・警察対抗法

無法ポリスとわたりあえる ザ・警察対抗法

●基本的なテクニック

1. 相手の身分の確認

2. 任意(職務質問):警察官職務執行法(警職法)二条

3. 黙秘:

4. 記録に取ること(できれば録音、なければメモ)

◆対抗基本文例集

◎職質は任意だ

◎警察の特定

◎手帳の提示:警察手帳規則第五条(呈示義務)六条(携帯義務)

◎職質のきっかけ

◎警官の突っ込み

◎無礼な行為に対して

◎法律論争

◎所持品検査に対して:憲法三五条(捜索押収は令状が必要)

◎免許証の提示に対して:道交法六七条一項

 庶民の無知につけこみ、言いたい放題のでたらめを言うのが、警察官だと思っていただいてよろしいかと思います。上のは千代丸健二さんの文章ですが、でたらめ、でまかせ言い放題の警察官は多数いるだろうということは、お読みいただければ一目瞭然だと思います。

 ですから、交通取り締まりで痛い目に遭ったことのあるほとんどの人は「法律を知らないことで大変な目に逢っ」ていると言えます。

 なぜ、こんなことが起きるかというと、ほとんどのひとは「逆らわず」に「言いなりになる」からです。面倒なことに巻き込まれたくないから、という気持ちはわかりますが、そのことによって警察官は増長します。たまに逆らう人がいると「そんなことを言うのはオマエだけだ」「逮捕するぞ」などと逆上して興奮するんです。最近は逆らう人が少しずつ増えてきたようにも思えますが、それでも大多数はおとなしく従う人がまだまだ多いと思います。

 また、冤罪は法律の無知によって引き起こされたわけです。一人残らず全員が法律を知らなかったために冤罪をかぶせられたといっても過言ではありません。

 というわけで、日常生活において、最低限自衛するために知っておく必要がある法律は、ここに挙げられたものだと言っていいと思います。基本的な知識はすべてここにあります。

 ちなみに、千代丸健二さんの警察対抗上の知識とテクニックは、そんじょそこらの弁護士にはかなわないと思いますが、法律の専門家ではないので重箱の隅をつつくような細かい点については若干の問題点がないとはいえない。それでも現場で警察官とわたりあう力量については、平均的な弁護士の水準をはるかに凌駕しているのは確実です。それだけ場数を踏んでいらっしゃいますからね。今井亮一さんも同様です。Nシステムのめんめんも、今ではずいぶん鍛えられてきているのではないでしょうか。

 ほかに知っておくと便利なのは刑事訴訟法でしょう。ただ、これはやたら入り組んでいて難解なんですが……。それでも知っていて理解できていれば、次の手がわかる、という点で重宝します。

刑事訴訟法→

警察官職務執行法(警職法)→

「新宿警察署員外国人暴行・暴言事件」(パンドラの箱 ファイル#2、末尾に警察手帳規則の要点の抜粋があります)→

警察手帳規則→

(今年7月14日に一部改正→

(新しい警察手帳→

http://www.kouwa-net.co.jp/today/2002_1/police.html

ファイルが見つかりません

人権ノート―職質・交通切符・逮捕・弁選・裁判まで(三一新書)→

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4380950107/

Amazon.co.jp: 人権ノート―職質・交通切符・逮捕・弁選・裁判まで (三一新書): 本: 千代丸 健二

>ガムを吐き捨てて牢に入れられたりゴミのポイ捨てで検挙されたり

 さすがにこれは聞いたことがありません(^^;)。けれどもないとはいえません。警察が逮捕することはあるかもしれませんが、よほどのこと(別件があるとか)がない限り検察官はこういう事件を扱うのを認めないでしょうから24時間(警察の持ち時間)で釈放されるはずです。捜査における比例原則(警察比例の原則)に反しますからね。

 ただ、事件によってはどうしても逮捕したいケースはあります。そんな場合にはとっておきのテクニックがあります。いわゆる「転び公妨」というの。

Publicity No.266 (2002/05/30/木)(パブリシティー) 編集人:竹山 徹朗

【そしてもう一つは、「A」が人口に膾炙されるきっかけの一つ

になった、「不当逮捕」の映像についてである。

撮影をしている最中、たまたま公安・警察による「転び公妨」

の現場を撮影することになる。単行本のp112-113の下部に掲載

されている6枚の写真が、その証拠写真である。

もみ合いになって、わざと転んで、「公務執行妨害」で逮捕す

るのである。そんなアホな、とツッコミを入れたいところだが

、実際にその映像を見ると、頬が引きつってしまう。物知りの

知人にきくと、いわゆる市民運動家や反体制運動をしている人

間の身柄を拘束する、権力側の常套手段だそうだ】

 この映画(→

)の転び公妨は実に見事に撮影されています。話には聞いたことがありますが、これほど明確に自分から「転んで」いるのを見るのは始めてでした。この件では被害者が警官を国家賠償法で訴えて、国側が敗訴したと思います…がオンライン上の判例は見つかりませんでした。

A - マスコミが報道しなかったオウムの素顔 - 森達也 / 角川書店 / 2002/01/25→

「本書で一番衝撃を受けたのは、1996年8月7日に起きたオウム信者の不当逮捕の事件で、著者らが回すカメラの前で警官が平然といわゆる「転び公妨」(相手にわざと接触して自ら転び、その相手を公務執行妨害で逮捕すること)を行ったという記述だった」

『A』→

「白昼堂々、回り続けるカメラをはっきり認識しなが ら警察官は犯行に及んだ。メディアであれば、確実に 握りつぶせることを熟知していたからではないのか?」

参考:

 そのほか、オウム関連では微罪別件逮捕が目立ちました。カッターナイフの所持(凶器隠し持ち - 軽犯罪法違反)、教団が借りている駐車場への立ち入り(建造物侵入 - 刑法)、ホテル宿泊時、別人の名前を書いた(旅館業法違反)、住民票の住所とは別のところに住んでいた(電磁的公正証書原本不実記載 - 刑法)、免許の住所と違うところに住んでいた(免状不実記載)など、たくさんありました(把握し切れません)が、いずれも本件では不起訴か無罪だったと思います。

 ほかにも有名な微罪逮捕はありました。現在はなくなっていると思いますが、在日外国人の指紋押捺拒否に関する事件、

指紋押なつ拒否−−逮捕・指紋採取の違法性−−国家賠償請求−−国際人権規約B規約七条・二六条−−条約法条約三一条

判決 一

「本件のような指紋不押なつ罪は、判例からもまた、一九九二年に法律が改正され永住者及び特別永住者については指紋押なつ制度が廃止されたことなどからも、違法性及び社会的非難の程度が軽微な犯罪であり、このような罪には強制捜査である逮捕権の行使は謙抑的であることが要請されるべきところ、認定した事実を合わせ勘案すれば、控訴人には逃亡及び罪証湮滅のおそれがなかったことが明らかであり、『被控訴人甲野は、控訴人につき逮捕の必要性がなかったとを知り、または知りうべきであったというべきである。よって、被控訴人京都府は、控訴人に対し、被控訴人甲野の本件逮捕状請求及びこれと因果関係の認められる本件逮捕並びに逮捕中の処遇によって控訴人に与えた損害を賠償する責任がある。』」

 さて、あと残ってるご質問は……。そうそう条例違反の取り締まりですね。

 取り締まりというと「捜査」のことでしょうか? 捜査なら誰でもできます。弁護士だってできる。被告人の無実を晴らすための捜査は必要ですね。

 お尋ねのご質問は強制捜査権のことですね?

日本を守る第2の警察

 これがそうだと思います。つまり、法律違反であれ、条例違反であれ、強制捜査権を持っているのは、これらの人たちです。ただ強制捜査権の範囲が限られている。オールマイティーの権限を持つのは、検察官と警察官(司法警察職員)だけです。

 いくつかを具体的に見てみますと、

国税査察官

「マルサが持っているのは強制調査権のみで、逮捕権はありません。しかし、海千山千・百戦錬磨の政治家相手に脱税の全容を解明するには、どうしても逮捕しての取り調べが必要なようです。国税局はこの点、検察と密接に協力する事で切り抜けているようですが。いやはや…何とコメントしたら良いのやら」

郵政監察官等

「郵政監察官。司法警察権を持っている事が特徴です。でもその肝心の司法警察権は、捜索と押収、検証などの権限はありますが、逮捕権が現行犯逮捕に限られてます。従って例えば監察局で取り調べを行おうという時は、任意同行が基本になります。逮捕状請求はできるようですが、裁判官が出したその逮捕状を自分で執行する事はできません。その場合は警察官に代わりに執行してもらい、引き渡しを受ける必要があります。なんでそんな面倒な仕組みにしてるんだか」

テレビドラマ「炎の消防隊」徹底解剖

第4話

「実際放火犯罪を防止するには消防が放火犯を捜査・逮捕・送検できればいいのですが、それができないのが実情です。これは消防には「調査権」はあるものの「捜査権」「逮捕権」が与えられていない為で、放火火災を少しでも減らしたい消防が、一番有効な「技」を使えないという、誠に遺憾な状況なのです」

 逮捕権が与えられていない、というのは不正確です。実は逮捕権は誰にだってあります。

http://homepage2.nifty.com/osiete/s469.htm

逮捕できるのはだれ?

逮捕できるのはだれ?

【刑事訴訟法第213条〔現行犯逮捕〕には「現行犯人は、『何人』でも、逮捕状なくしてこれを逮捕することができる。」旨が規定されていますので、『一般の民間人を含め誰でもが逮捕可能』です】

 言い換えれば、一般の民間人にも、取り締まりは可能だということですね。現行犯であれば、逮捕するところまではできる。

 逮捕された人のその後の捜査を検察官、または司法警察官が引き継ぐ、という形になります。

付録:

危機管理プロジェクトチーム「中間報告」(自民党)→

海上における警備(不審船事案への対応を含む)のあり方

「海上警備行動時における自衛官の武器使用に関し、自衛官は海上保安官と異なり逮捕権を有しないことも考慮しつつ警察官職務執行法第7条但書を準用すること自体の可否についての検討をする。仮に、この規定を準用するとしても危害許容要件を緩和する」

 例の不審船を契機として、自衛官による逮捕権(警職法の準用)の検討に着手しているようです。逮捕権というより、この文面を見る限りは武器使用を認めたい、ということのようですが。

id:just

第2の警察、知りたかったことがわかってとても嬉しいです。あとはゆっくり見てみますね。

2002/09/19 01:08:21
id:usako No.2

usako回答回数113ベストアンサー獲得回数02002/09/18 12:57:49

ポイント30pt

このページはおもしろいですよ!変な法律っていっぱいあるんですね。

 ところで、「トナリの家の木の根が自分の敷地にのびできたらどうしますか?」など、これは犯罪?みたいな事例もいろいろあります。

知ってる法がイイ!だそうです。

id:just

たしかに知ってるほうがいいですね(w

2002/09/19 01:09:30
id:tamu No.3

tamu回答回数317ベストアンサー獲得回数02002/09/18 13:39:45

ポイント35pt

まずは、軽犯罪法から。

この法律によると、人が多いところで、痰を吐いただけで逮捕される可能性もあるようです。

痴漢などは、意外にも条例によって制定されているんですね。

この場合は警察官が取り締まっているようです。

しかし、条例の多くは「告発」「摘発」という形をとっていて、実際に取り締まられる事はなく、強制力は弱いようです。

ポイ捨て条例に関しては、いままで摘発の例がないと言われています。

こちらは、変な法律一覧です。

意外な法律があるものです。

著作権侵害は一番身近で、結構罪が重い犯罪です。

珍事件を扱っています。

すぐに犯罪に繋がるワケではないですが、

参考まで。

id:just

こちらも面白そうです。

2002/09/19 01:10:43
id:opponent No.4

opponent回答回数1876ベストアンサー獲得回数72002/09/18 18:32:35

ポイント45pt

http://village.infoweb.ne.jp/~fwgl6015/hitori/ht012.htm

@nifty:@homepage:終了のお知らせ

起訴前弁護とは何か

- - - - -

 まず、前の回答の訂正です。すぐに気づいたんだけど、はてなのシステムでは訂正がきかない(訂正をするために2回目の回答を書き始めたんですが)。

 2番目の答の少し前、

「24時間(警察の持ち時間)で釈放されるはず」を

「48時間(警察の持ち時間)で釈放されるはず」に訂正します。

- - - - -

 さて、一般の人が刑事訴訟法に無知なのは仕方がありません。誰でも刑事訴訟法にくわしくなる必要があるとも思えませんし。ただ、次のケースは実に気の毒な結果になってしまった例です。

 概要は単純で、ナンパされた被害者は強姦されたと言い、加害者は和姦だったということで争われたものです。

 ここで起訴前の弁護士は、何の見通しもなく被告人に黙秘を勧めてしまいました。その結果、被告人は起訴され、起訴から1年5ヶ月もの長期間拘置所暮らしを余儀なくされてしまいました。判決文も、

「170日余にわたって身柄を拘束された上、勾留中に健康を害し、保釈後現在に至るまで完全には健康を回復していないなどの多大な苦痛を蒙ったこと、・・・起訴から本判決言渡し(第24回公判期日)まで1年5か月余の間、精神的にも不安定の状況下に置かれたことは、まことに気の毒であったというほかない」

と同情していますが、ナンパの繰り返しは「身から出た錆だ」と批判しています。

 さらに判決文は、

「弁護人は、勾留に対する準抗告申立、勾留期間延長に対する準抗告申立、勾留理由開示請求、警察官のワゴン車等の差押処分に対する準抗告申立を順次行い(各準抗告はいずれも理由がないとして棄却されている。)、外見的には精力的に弁護活動をしていることが認められる。しかし、当番弁護士による右のような準抗告の申立は、当時としては全く認容される見通しがなかったものであり、黙秘の勧めを中心とするこのような弁護活動は、当時としては被告人に変な期待を持たせると共に、検察官による公訴提起を招き寄せる効果しか有しなかった、まさしく有害無益なものであったと評せざるを得ない」

と起訴前の弁護人を厳しく断罪しています。

 このページの筆者(法律家ゴマさん)も不起訴を目標にすべきだったと批判しています。不起訴ならば最大23日間の身柄拘束ですんだんですね。黙秘して否認のまま起訴されると、まず保釈は認められないのが日本の司法の現実なんです。「人質司法」と呼び、これ自体にも問題があって批判する法律家は多いにしても現実は現実なんですね。

 このケースの場合は、争う内容が和姦か強姦かということであったのですから物証はほとんどありえない。証拠のほとんどは被害者の供述ですね。だから筆者はその点を批判して、

「『被疑者と被害者の言い分が全く対立しており、被害者の言い分を一方的に信じるわけにはいかない』という状況を作り出せばいいのです。あるいは、本件では検察官は示談を勧めているようですが、何らかの示談(又はそのための努力)を根拠に起訴猶予に持ち込むことも当然考えていいケースでしょう」

と言っています。まさにその通りだと思います。さらに、

「所詮は前の晩に初めてナンパされて知り合った男の車に朝方まで2人きりで乗っていたような被害者ですから、『強姦された』という訴え自体が信用性が低い」

もその通りですね。それなのに起訴前の弁護人は黙秘(つまり否認)を勧めて被告人を拘置所に行かせた。被告人は170日間も身柄拘束を受けることになってしまったうえ勾留中に健康を害してしまった。

 筆者は痛烈に批判して、「懲戒処分に値する」とまで言っています。わたしなら、こんな訴訟方針を立てる弁護士はすぐに解任すると思います。

 どこにでも転がっているよくある事件です。なぜこんなことを長々と書いてきたかと言えば……おわかりですか?

 激増する痴漢冤罪もこれに似ていますね。わたしは痴漢自体は重罪だと思います(もっと重刑でもいいとすら思います)が、供述証言だけで逮捕・勾留され、否認すれば保釈もなく(ということは普通のサラリーマンならクビですね)そして長期間身柄拘束されるのは、まず間違いない現状に対しては異議があります。これではあまりに過酷に過ぎると思いますね、たとえ重罪であっても。

http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/5768/

痴漢冤罪にNO!  −痴漢抑止運動の研究ー

痴漢冤罪にNO!(まだ工事中)

痴漢えん罪被害者ネットワーク

痴漢えん罪 長崎事件「お父さんは犯人じゃない」→

無実の人を無罪に→

LAW-JAPAN.NET【「痴漢冤罪」支援ネットを結成(3番目)、<痴漢冤罪>「捜査や裁判の在り方変えよ」 全国弁護団を結成(5番目)-2002.9.18現在】→

http://www.law-japan.net/news.htm

JAW-JAPAN.NET トピックス

痴漢対策委員会(こちらは女性のための「取り締まれ」といわんばかりのサイト)→

 これは冒頭に挙げたケースとは違い、否認すると長期の身柄拘束になる、否認しないで罪を認めれば社会的信用を失います。どちらも地獄ですね。ですから冒頭のケースよりも起訴前の弁護士の活動が非常に重要なポイントになります。

 こういうケースは痴漢冤罪に限りません、

裁判員制度の導入を契機に(日弁連機関誌『自由と正義』2002年5月号)

「ここ数年、 私は、 国選を含め、 原則として刑事事件を受任していない。 刑事事件を受任することが怖くなってしまったのである。 どうしてこうなったかといえば、 1995年暮れに受任した刑事事件で余りにも不合理な経験をしたことに由来するので……」

「…… 私は、 起訴後に受任して被告人に接見してその弁解を聞いた。 そして、 その必死の弁解を聞くうちに、 被告人のいうとおり、 被害者から陥れられた事件ではないかと思うようになり、 本格的な否認事件として争う方針を立てた。 ただ、 日本の刑事裁判では否認して争うと保釈がなかなか認められないことを被告人にも説明し……」

「……結果は懲役1年6月 (未決勾留日数中300日を算入) の実刑であった。 この事件は、 私にとって極めて悔いの残る事件となった。 私一人で担当して、 多大な時間と労力を費やして懸命にやったつもりであったが、 徒労感・無力感だけが残った……」

「……いわゆる『人質司法』 は、 多くの弁護士が経験し、 告発していることであるが、 私も身をもって経験させられたのである」

「日本の刑事裁判はいつからこのようにいびつなものになってしまったのであろうか……実務では、 いったん立件されて被疑者・被告人となった者は、 捜査当局はもちろん、 裁判所からも、 徹底して、 逆に有罪との心証を抱かれるというのが実感である。 最近、 大都市部で問題となっている痴漢冤罪事件も同様の構図であろう。 前科もない、 ごく普通の会社員であっても、 否認すれば、 認めれば罰金ですむはずの条例違反事件で、 勾留されてしまう。 ことは裁判所だけにとどまらない。 マスコミも、 捜査当局が立件しただけで有罪を前提とする報道をしてしまうことは、 松本サリン事件を持ち出すまでもなく、 周知の事柄である……」

「……いずれにせよ、 通常の刑事事件でも、 悔いなく、 堂々と否認事件をやれる日が来ることを期待したい」

 どうです。現職の弁護士が「刑事事件を受任するのが怖くなっ」たと言っていますよ! どうします?!

 日弁連の主張はこうです、

【日弁連】 刑事司法改革に向けての提言(2000年7月14日)

(3) 身体拘束手続の適正化

「わが国では、起訴前において、被疑者の身体拘束率は高く、保釈の運用は原則と例外は完全に逆転され、保釈されて自由の身で公判審理に臨むケースは例外的となっている。このような、『人質司法』を打破するためには、無罪推定の原則に立って、被疑者・被告人の身体拘束を正当化する要件を見直して、その適正化が図られなればならない。そのための具体策としては以下の改革がなされるべきである。

 A. 起訴前保釈制度の新設。

 B. 身体拘束理由としての『罪証を隠滅するに足りる相当な理由』という要件を削除するか、もしくは『司法運営過程への妨害』という理由に改められること 」

 つまり「人質司法」をやめよう、と言っています。日弁連のこの主張は有力でしょうか? 残念ながらノーです。

こちらを見てみると、

新しい世紀の刑事手続を求める宣言 −刑事訴訟法施行50年をふまえて−(99.10.15)

提案理由4

「しかし、刑事手続全体を見るとき、果たしていかほどの改善がなされたのかという疑問を払拭できない。無罪率は0. 1%を割りこんで動かず、勾留率は60%を超え、保釈率は1970年代の3分の1以下となり、平均審理期間、開廷回数は短縮の一途を辿っている。証拠の全面開示も実現の兆しはなく、人質司法・調書裁判の実態はむしろ悪化している」

 どうも悪化するばかりのようです。だから提言を出さざるを得なかったんですが。

 人質司法と隠れた冤罪(夜長姫♪のお城[

http://www.geocities.com/Athens/Academy/3835/

夜長姫♪のお城 表門 〜無色透明に司法を考え法的トラブルに対処する〜

]→法律の間→司法制度の問題)→

http://www.geocities.com/Athens/Academy/3835/hitojichishihoutoen...

夜長姫♪のお城 司法制度の問題 人質司法と隠れた冤罪

 ところでいま現在、急浮上して問題になっている問題に、

http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/topic/haisosha/link.html

弁護士費用の敗訴者負担リンク集

弁護士費用の敗訴者負担

 があります。ただでさえ貧乏人は弱いのに、裁判で負けた方が勝った方の弁護士費用も払えというのです。→

http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/topic/haisosha/hantai.html

弁護士費用の敗訴者負担は、裁判を利用する妨げとなり反対です

 刑事事件と関係ない、というわけでもないんです。というのも、国に違法なことをされた場合(たとえば違法な刑事事件で損害を被るような場合)に、国家賠償訴訟(国賠)を起こしますよね。これも民事裁判なんです。つまり国の違法を認めさせる裁判も起こせなくなる。警察官の違法も国賠で追及するシステムですから、警察官を被告にして訴えることもできなくなる。

 これまでなら、勇気ある弁護士に頼めばやってくれたケースでも、これからは、

「うーん、負けたら国側の弁護費用もはらわなくちゃいけないよ」

と言われてしまいます。弁護士だって当然後込みしますよね。そして警察はますますつけあがる。

 さて、話を戻しましょう。

 わたしは最初の回答で、刑事訴訟法は「やたら入り組んでいて難解なんですが」と書きましたが、これを書いているうちに少し考え直しているところです。

 少々難しいところはありますが、今回回答で挙げた冒頭の強姦事件のような場合、刑事訴訟法と実際の実務を少しだけでも知っていれば、法律家ゴマさんのように「この馬鹿者、もっと実務を勉強しろ」と言えますよね(わたしなら言えます)。けれども知らなければ任せるしかありませんね。そのおかげで170日牢に閉じこめられてしまうんですよ。

 痴漢冤罪でも同じです。起訴前に弁護士にしっかり動いてもらわないとヘタをすれば1年くらい拘置所生活を覚悟しなければなりません。おまけに弁護士の腕いかんで有罪になってしまいます。

 そしてわたしが

でお答えしたように、世の中は警察国家へと動いています。ちなみにもっと警察国家化がすすんでいるシンガポールでは、ガムの吐き捨て、タバコのポイ捨てで逮捕されてしまいます。

 そしてわたしが、

でお答えしたように、世の中は警察国家へと動いています。ちなみにもっと警察国家化がすすんでいるシンガポールでは、ガムの吐き捨て、タバコのポイ捨てで逮捕されてしまいます、

http://okinawa.adam.ne.jp/news/#10

ニュース・議論@

10: ※※※ 沖縄環境破壊情報 ※※※(OKINAWA 掲示板)

34: 名前:名無しさん@紫巾官投稿日:2002/04/01(月) 15:30

【「ポイ捨て禁止条例」を作ってほしい。

タバコ、空き缶などでも罰金刑にして、シンガポールみたいに

「沖縄でポイ捨てしたら大変らしい」と観光客に思われるほどにして

もちろん、地元の人も微罪だなんて思わせないように、車からのポイ捨ても

どんどん取り締まってほしいです】

チューイングガムを噛まなくても確かに死なないわよねぇ。。 No: 1359

「余談ですが、シンガポールはなかなかに刑罰が厳しく、その種類も欧米からは非難の対象になりやすい肉体への直接的な苦痛を伴う刑罰が未だに残っています。何年か前にアメリカ人の少年が壁に落書きをした罪で捕まり、シンガポール国内で裁かれて50叩きの刑と決まり、クリントン大統領が猛烈に講義した、というニュースをご記憶の方もいるのではないでしょうか?

シンガポールでは軽犯罪でもビシビシ逮捕するそうな。ゴミやタバコのポイ捨てなども厳しく取り締まられます。その成果は確かに出ていまして、シンガポールはどこに行ってもクリーンです」

 果たして、これは遠い国の世界のことだと安心していられるでしょうか? 千代丸健二さんのレポートを読み、オウムへの微罪別件逮捕の乱発、そしてこの回答の冒頭に挙げた強姦事件での「実務を勉強していない」弁護士の存在、さらに痴漢冤罪の激増、民事事件の「弁護費用の敗訴者負担」……そして、警察国家化へ向かう現状……。

 シンガポールは確かに海外の遠い国ですが、よその国の話だと思えますか?

 OKINAWA 掲示板への書き込みと同じ考え方の人が増えてくれば、警察は微罪逮捕に踏み切るでしょう。というか、わたしは表面に出てこないだけですでに踏み切っていると思いますね、「例のウルトラマンに関する情報」(

)がそうでした。警察は民事不介入の原則を無視、逮捕されてしまいました。これは氷山の一角だと思いませんか?

 その試金石になりそうな分野が、痴漢冤罪の動向だと思いますし、また警察の「過剰捜査」を防ぐ手段は「人質司法」をやめさせ、起訴前の保釈を認めるなどの日弁連の提言を認めさせるしかないように思えますが……。

 みなさんが、ある程度は刑事訴訟法を勉強なさった方がよさそうだと思えてきました。そうでないと日弁連の提言は法律家の方しか耳を傾けないわけです。日弁連や法曹界の一握りの反対があっても、どんどん危険な法律が通ってしまうからです。それに警察の「過剰捜査」から身を守ることもできるようになりますし……。

 どうお考えになるでしょう?

id:just

ありがとうございました。「どうにもならないこと」と考えず小さな「何か」から変えていかなければとは思うんですが日弁連が無理なものをどうすればいいでしょうかね。

まあ、世の中には「勉強が嫌い」な人が多いようですからこれもまた難しい話です。

2002/09/19 01:21:25
id:kimuko No.5

kimuko回答回数171ベストアンサー獲得回数02002/10/03 10:29:33

ポイント20pt

参考までなんですが、こんな書籍があるそうです

http://www.ntv.co.jp/horitsu/backnumber.html

行列の出来る法律相談所

id:just

面白そうな本ですね。

この番組は結構好きでたまに見てます。

2002/10/05 01:06:43
id:hayahito No.6

hayahito回答回数1ベストアンサー獲得回数02002/10/04 10:59:10

ポイント10pt

法律クイズがお奨め。

面白い法律がお奨め。

id:just

クイズ面白いです。

面白い法律も面白いです。 2002/10/05 01:32:36

みなさんとてもためになる回答ありがとうございました。

2002/10/17 16:39:03

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