銅製の玉子焼き器を使い始めましたが、だし巻き玉子がなかなか上手に出来ません（底に卵液がひっついてしまいます）。上手な使い方を教えてください。

卵焼き器を火に近づけたり遠ざけたり、前後左右に揺り動かしたりしながら、卵全体に均一に熱を加える。溶き卵は3回くらいに分けて入れる…のがコツみたいです。

なべの温まり方を見る方法が参考になりました。

銅の扱い方ならこちら

いずれも「油を馴染ませて…」の表現が目立ちます。重要なポイントですが、結局長く使っているうちに馴染むというのが一番良いみたいです。でもそれじゃあ今の解決にはならないですね。

知り合いのお寿司屋さんでは、卵を焼く前に鍋いっぱいに油を入れてかなり熱くしてしばらく置いてからおもむろにその油を他の容器に移して、布を丸めたものを菜ばしで扱いながら油を均一にのばし余分な油を切ってから焼いていました。

参考になりますでしょうか。

純銅製玉子焼器（玉子鍋）

【新しい純銅製玉子焼器を使うには内面に油が馴染むまでは油を大目に使います。最初は油っぽい玉子焼きですが使い込んで油が馴染めば美味しい玉子焼きが焼けます】

『台所便利道具：銅製玉子焼き鍋』Vol.24

【おいしく玉子焼きをつくるコツは“熱で焼く”ことだと言われています。それには、熱の伝わりにすぐれた道具を使うのが一番です。そこで、銅の玉子焼き鍋。銅は何といっても熱の伝わりが柔らかく、均一に伝わるので、焼きむらや焦げ付きが少ないです。また、使いこなすほどに油がなじみ、使いやすくなり、玉子がふっくらと焼けるのです】

　まず、油をよく馴染ませること。

2001/10/23 (TUE) 曇りのち雨

【メニューは、卵焼き＋ブロッコリー＋プチトマトな朝ごあん。弁当には1品冷凍物を入れてしまったよ。まあ、仕方ないよね。ぴやのさんから貰った銅製卵焼き機はいい感じだ。あんまり油を引かなくともちゃんとくっつかないよ】

　玉子焼き鍋に油が馴染むと、油が少しでもくっつきません。

だし巻き卵のコツは箸使いにあった

【卵にだしを混ぜ、卵焼き器に油をなじませてから、さい箸で卵液を少し落とす。音がしなければ加熱がたりず、激しい音がしたら熱しすぎだ。ジュッという適音（温）だったら、おたま１杯の卵液を入れる】

たまご焼きは油と火かげんが決めて

【フライパンを十分に加熱してから油をひき、卵液を一滴たらして一瞬おいて固まるくらいが適温です。フライパンを熱しすぎたときは、濡れ雑巾などで鍋底を冷やします】

「ミッキーのだし巻き卵焼き」の作り方

【8.焼く。火加減がとっても難しい】

≪だし巻き卵≫

●作り方

【（３）卵焼き器に油大さじ1ぱいを入れ、弱火で2〜3分あたため、油ならしをする。油をあけ、残った油をふきとる。再び卵焼き器を弱火にかける】

【（４）2の液をさいばしで1滴落とし、ジューッ音がするくらい熱くなったら、卵焼き器にレードル（先がとがった卵形の玉じゃくし）1杯分の卵液を入れ、平均に流す】

　そして火加減に気をつけること。これで大丈夫なはずですけど……。