リタリンは厚生省が認可した向精神薬の中でも精神賦活剤として多動児の精神安定そしてナルコレプシーの特効薬でもある。医師の監督下で使用すれば安全だと言えよう。リタリンはスマートドラッグの影響を受けメディアが筆頭となり余りにも過敏にこの薬が否定的な面のみを強調され過ぎて、危険薬物の様にに捉えられてしまっているようだが、みなさんはどうおもいますか？

リタリンは、本質的に、疾病の治癒を目的とする薬では有りません。医師の指導／処方に従い、最低限の量のみ使用されることを、勧めます。

現状では、危険薬物の様に捉えられても、仕方が無いと考えます。

　こちらが基礎的なリタリンの情報ですね。リタリンが処方されている通院者のサイトなどをもっと深く探っていくと更に詳細な情報が得られるようです。ただし検索してみると、「リタリン」が「合法覚醒剤」と呼ばれているところにもしばしば行き当たります。

　ひとまず「リタリン」を「合法覚醒剤」として、つまりはトリップ出来るという側面だけを享受しようとして生じた事件の例として検索にヒットしました。

　私自身はリタリンは飲んだこともないので依存の度合いがどのようなものかは分からないのですが、患者の側が依存度を医者に適切に説明出来るだけの冷静さと、医者の側が患者の精神状態を見極めて薬を投薬出来る洞察の深さによって幾分かは回避出来るのではないかとは思います。しかしこれはあくまで医療現場での話であって、ドラッグに似た高揚感だけを享受しようとする人々に対しリタリンをどう位置付ければいいのかについてはまた別問題かもしれません。薬物全般に依存することの弊害を対抗情報として流して、あとは議論の手続きを踏まえるというプロセスが望ましいのではないかと、個人的には思います。

ちょうど、はてなダイアリーのキーワードにも登録されているようですね。

Googleでリタリンを検索したところ、３つ目の検索結果はほぼADHDに関するものとなっています。ADHDそのものが最近になって注目を集めるようになったので、今しばらく「市民権」的なものを集めるには時間がかかるのではないでしょうか。ADHDそのものを、医学・科学的に認められない（よく言われるのは「単なる子供のわがまま」とか？）人もまだ沢山いるわけで、そういう人たちからしてみれば、そんなことに薬物を使うのか、という論点で語られてしまいがちです。この状況を打破するためには、医学会や市民団体などのレベルでマスコミに対する認識の改善を行っうべきであり、それが解消されてはじめて、リタリンも「市民権」を得られるのではないでしょうか？

神経活動をよくする薬です。ただし、長期の使用により効き目が悪くなり、使用量が増える問題もあります。

ADHDと薬物依存

【結論

　「　私はリタリンの処方をためらいます。」】

薬物乱用、依存症、200人の証言

リタリン乱用

メチルフェニデート（リタリン）乱用について

utu5

９月２日　リタリンしばしのお休み

Why had killed My old pages?（小林 聡のRPGページが閉鎖された理由と、再開した理由。）

リタリンとは？

mental103

★　その他のおくすり　★

・リタリン

【薬理作用がアンフェタミン（覚醒剤）と似ているため「合法覚醒剤」とも呼ばれる。副作用は不眠（夕方以降投与の場合）。耐性がつきやすく、薬物依存に陥りやすい。】

【以前は軽症うつや抑鬱神経症にも処方されていたが、リタリン依存者・乱用者が続出しているため現在は処方されない。】

精神科ってどんなとこ？ 〜精神科 Ｑ＆Ａ〜

Ｑ：精神科のおクスリをのんでると中毒になりますか？

【私自身も，リタリンの自己調剤を楽しんでいるうちに本格的な依存・乱用になってしまい，薬を手に入れるため犯罪スレスレのことまでしていたケースを知っています。】

【「薬物依存」には厳密に言うと2種類あって，「身体的依存」と「精神的依存」と呼ばれます。「身体的依存」というのはある薬物に対して身体全体が本格的に依存状態になってしまうことで，常にその薬物が体内にないと身体の諸機能がうまくはたらかなくなります。薬物の効果が切れると強い離脱症状が現れるため，ますますその薬物にのめり込むことになります。こうなると入院治療が必要です。上記のバルビタールやリタリンはモロに身体的依存になります。】

　以上、耐性の問題、身体的依存症や濫用を惹起している問題点、すでに覚醒剤代わりに濫用されている事実、安易に処方を出してしまう医者が存在する事実、そして、『富山市内でリタリン簡単に入手できるクリニック』というご質問……。

　上記さまざまな問題点を総合して思料いたしますと、「余りにも過敏にこの薬が否定的な面のみを強調され過ぎて」いるとはとても思えません。危険薬物というわけではありませんが、依存症、濫用の事実があるとすれば、問題のある薬だといえるのではないでしょうか？

　また「ナルコレプシーの特効薬」ではありません。ナルコレプシーの症状が日常生活に支障をおよぼす場合その症状を抑えるため服用するもので、ナルコレプシーそのものを治療する薬理作用はありません。

参考:

リタリン濫用の記事が伝える、薬と人間の果てなき迷宮

Mainichi INTERACTIVE edu-mail　【レポート】注意欠陥多動性障害と薬物治療の現状　米国からの報告　2002年07月05日

【８歳の時にＡＤＨＤと診断され、中枢神経刺激薬「リタリン」を飲み始めた。最初は集中力が増したように見えたが、すぐに元に戻る。医師は効果が少なくなると投薬量を増やし、より強力な薬を加えた。】

【まもなく、さまざまな副作用が表れた。１年後にチック（顔面けいれん）の症状が出た時、両親は薬物治療をあきらめた。服用をやめた後、１週間ほど脱力感に見舞われた。エイサ君は「体が薬を欲している」と思ったが、副作用のつらさを知っているから、再び飲もうとはしなかった――。 】

Mainichi INTERACTIVE 記事全文 「リタリン」覚せい剤代わりに服用　自殺者も　2003年01月26日

Mainichi INTERACTIVE 記事全文　旧厚生省、リタリン中止要請無視　依存症急増　2003年01月26日

Mainichi INTERACTIVE 記事全文　かけもち受診で「リタリン」入手　チェック機能なく 2003年02月05日

【薬物依存症に詳しい雷門メンタルクリニック（東京都台東区）の伊波真理雄医師は「リタリンの薬価は高くないが、出すと患者が喜んで固定客になるから開業医は処方する。依存症患者を生み出している自覚が足りない」と批判する。】

リタリン錠「チバ」／ 1％リタリン散「チバ」

抗うつ薬

メチルフェニデート（リタリン）

リタリンの使用に関する意見　1

（1999年12月〜2000年2月）

リタリンの使用に関する意見　2

（2000年3月〜）

リタリンの使用に関する意見　3

（2000年8月〜）

リタリンの使用に関する意見　4

（2000年11月〜）