http://www1.harenet.ne.jp/~sugi/obie/togawa2.htm
柳沢吉保と”元禄”を駈け抜けた、帯江戸川2代『安広』
流通する貨幣量が増えたためにインフレが起こったらしいです。
経緯がのっていました。
新井白石が著書に中で、荻原重秀をボロクソに書いているから、重秀の印象は概して良くない。このあたりは「文章に書いて残した者勝ち」のような観さえある。
貨幣改鋳にあたり、重秀はこう言っている。
「金の量が問題なのではない。幕府に信用さえあれば、瓦だって貨幣として通用する。」
これは決して誤った認識ではない。日本の一万円札なんか、だだの紙切れに過ぎない。
しかし、重秀の誤算が一点あった。
「幕府に信用がなかった」ことである。
http://www.imes.boj.or.jp/cm/htmls/feature_25.htm
日本銀行金融研究所貨幣博物館:貨幣の散歩道
ふむふむ・・・。享保の改革とつきあわせてみると理解しやすいですねぇ。今は,金属主義から離れた新しい時代ってことで・・・。
3つ良く読むとかなり理解が進むように思いますが、如何でしょう。
ぼんやり「インフレ」という概念が,くっきりしてきました。2番目のところは,サイト全体が興味深いです。まともな統計資料がない時代を経済学の理論だけで語るのは難しいですね。
ふむふむ!貨幣量を増やしたのは,貨幣不足によるものなので,ニーズにはそうものだったという見方もあるのです。経済学的な基礎からずばっと説明しているところなはいですかね。歴史家は経済の説明がいい加減なことが多く,経済学者は歴史の説明が大雑把過ぎることが多くて,私には理解がしづらいのです。(T_T)