だそうで。滅多にないケースとは思いますが、全くないとは言えないでしょうね。
完全に原因が究明されたわけではないようです。
http://mytown.asahi.com/nagano/
asahi.com(朝日新聞社):マイタウン長野 - 朝日新聞地域情報
上記サイトの関連ニュースが一番早く、詳細な記事を掲載しているようです。マメにチェックされるようにしてはいかがでしょうか?
おそらく連休明けには何らかのニュースがのると思います。
長野県としても、スキー客に影響が大きいと見ているのでしょうね。
わたしも、原因がわからないならいく回数を控える予定です。
http://www.nishinippon.co.jp/news/wordbox/report/0924.html
西日本新聞 : 九州のニュース
なぜ1の回答より古い記事にこだわったかというと、
窓の割れた原因。ここを考えてみたかったからなんです。
少なくとも窓さえ割れなければ、
乗客の転落という悲惨な結果は防げたはずなんです。
このゴンドラに使われていたのはアクリル製の窓でした。
http://www.nucleng.kyoto-u.ac.jp/people/ikuji/edu/vac/chap5/pmma...
Vacuum Technology (Takagi Ikuji)
京都大学工学部物理工学科の講義資料のページからですが、こちらを見ると、
「密度1.19 g/cm3で透明度が高く、硬質PVCと同等かそれ以上の強度があります。」
と書かれているのに続けて、
「しかし、衝撃に対しては弱く、欠けたり割れたりします。傷が付きやすいことも欠点です。」
と書かれています。
アクリルの強度はガラスのそれを遥かに上回るもので、
多大な水圧のかかる水族館の巨大水槽などにも使われていますが、
「強度」と「耐衝撃性」とは違うんです。
さらに屋外で長期使用されるゴンドラの窓では、部分的に細かい傷が入り、
余計に耐衝撃性が弱まっていた可能性もあります。
さらにこの窓の取り付け構造はどうだったのか。
もしもアクリルの加工性を活かして孔開け部分などがあった場合、
衝撃を受けるとまずそこから破壊されて、
窓全体がすっぽりと抜け落ちることも考えられます。
景観を重視して脆い材質の窓を広く取る。
これには地上高数十メートルを人間を乗せて通過する構造物として、
本質的な設計上の欠陥でありはしなかったか。
私はそこが大変気になるんです。
もしも景観を犠牲にしてでも窓に防護柵を付けていたら。
衝撃でかなりの大ケガをしたかもしれませんが、
転落死亡という最悪の事態は防げた可能性が高いと思います。
ゴンドラそのものが事故を起こさなくなることも大切ですが、
万一事故が発生した場合に少しでも被害を少なくする構造。
これが今後の対策として極めて重要だと言えるでしょう。
お亡くなりになったお二人のご冥福を、私も心よりお祈りいたします。
起こりうることに対して、どう対策をとるかはとても重要なことですね。
大変参考になりました。
「見えぬ原因に防止策は? 御岳事故でやきもきスキー場」
長野県の地元紙、信濃毎日新聞11月4日付の記事です。
事故調査検討委員会は、事故原因について「十一月末までに一定の方向付け」をする方針とのことです。
原因が解明されない限り、有効な対策をとり安全をアピールすることも出来ず、
地元のみならず県外のスキー場にもスキー客減少の不安が広がっているようです。
亡くなられたお二人の犠牲を無にしないためにも、徹底した原因解明が待たれるところです。
「異常感知装置に不具合か 握索機のばね調査へ」
同紙10月30日付記事です。
これは既に報道されたことですが、確認まで。
原因はまだまだみたいですね。
では、激突前から、ゴンドラの状態はかなりおかしかったのですね。もうちょっと詳しく知りたいですね。