VC++ と　C++ の違いがわかるページ。VCは開発環境であって言語ではないのでしょうか？

ここで殆ど網羅されてないかな？

＞Ｃ言語でのWindowsプログラミング

＞VC++言語とは？

＞ＧＵＩ仕様の言語

＞C言語、C++言語を内包する言語

　上記URLはパワーポイントです。

　ここでは、VC++「言語」と称しています。

　が、中を見てもらえれば、開発環境・実行環境としての側面を強調しています。

　VC++が C言語やC++言語を内包している点にも触れています。

　つまり、単一言語の枠を越える統合環境としての扱いですね。

＞開発に際して

＞１）　開発環境は何が良いのか？

＞　　　何でも良い。ユーザーの仕様どおりのものが期日までに出来上がればよい。

＞ VC++、BolandC++Builder、Delphi、Kylix、etc.

という記述も興味深いです。

　私は、「VC++はWindows専用の高機能開発・実行環境のことで、C++言語の方言+クラスライブラリ等を含めた“言語としてのVC++”を内包しているもの」と理解しています。

直接的にVC++に触れた文章ではありませんが、

これを読んでいると、いくつかのことがわかってきます。

まず、

>これから、プログラミング言語を学習しようと思ったとき候補になりそうな言語はC、C++、JAVAなどが考えられます。

といったあたりから、「言語」というものは「C、C++、JAVAなど」といった、

要するにプログラムを書く言葉を指しているのだということが読みとれます。

続いて「(2)C言語の処理系」なんていう見出しが出てきますが、

処理系というのは、CやC++などの場合は、

ソースファイルを解読して最終的にコンピュータが実行できるコードを作っていく、

そういう作業を担うものを指しています。

そしてVC++の場合は、たしかにVC++にも若干他のC++と違う特有の記述方法がありますから、

それをもってC++の方言のひとつとして「使用言語はVC++だよ」などとも言うこともありますが、

パッケージソフトとしてのVC++は、開発に必要なほとんどの機能を詰め込んだ、

「開発環境」として製品化されている物だ、ということができるわけです。

VisualC++ は、C++コンパイラ、エディタ、デバッガ、ライブラリ、ドキュメントをセットにした商品名です。

VisualC++は、Windows用ソフトウェアの開発用にマイクロソフト社が売り出している物です。

Windows用ソフトウェアは、他の言語でも開発出来ます。

C言語/C++言語は、MacやLinux, プレイステーション, 家電, などさまざまなコンピュータ用ソフトウェア開発に用いられています。

C++言語を機械語にコンパイルするソフトウェアは、多種多様あります。

ＶＣ＋＋はマイクロソフトが発売しているＣ＋＋のコンパイラです。

ただ単にＣ＋＋という時はＡＮＳＩ　Ｃ＋＋の事でＶＣ＋＋もＡＮＳＩ　Ｃ＋＋に一応準拠しています。

　このＨＰの中の「ANSI C/C++ でプログラミングしたい」でもわかるように各コンパイラには言語拡張機能がありそれを用いると移植性が悪くなります。

ただし、Windowsのアプリケーションを作る際はＶＣ＋＋が親和性に優れています。

　私はＣがメインでしたのでＣ＋＋は余り使った事がないのですがＶＣとボーランドのＣでは一部関数が異なります。　当然ＡＮＳＩにはないものですから他の処理系には移植できませんでした。

　このページの中でもＡＮＳＩ　Ｃ＋＋とＶＣ＋＋の互換性についてコメントがあります。