テレビやビデオの裏のピンプラグはだいたい-20dBVレベルの
標準的なライン出力ですから、
いわゆるアクティブスピーカ、アンプ内蔵スピーカといった類なら
ほぼ全てのものがそのままつながりますよ。
パソコン用のアンプ内蔵スピーカーでもつながります。
ただし、アンプ無しのスピーカーはそのままつないでも鳴らないので、
必ずアンプが必要になりますよね。
アンプの作り方は組み合わせるスピーカーの許容入力などで変わりますが、
基本的にはそのへんのDIYショップかネット通販で買えるような
簡単なアンプキットで事足ります。
探すと組み立て済み基板なども見つかります。
今は昔と違って今はみんなIC化されていますから、
安物のアンプキットでも素子そのものは
アンプ内蔵スピーカーに入っているものと大差ありません。
ただしそういうキットには電源が付いていませんから、
それは指定された電圧電流の範囲が賄える電源トランスと、
(電圧は整流すると√2倍になるのでそれを考慮、
電流はできるだけ余裕のある物が望ましいです)、
ブリッジ型整流器(ダイオード)、
そして極力大きめの電解コンデンサで作ります。
回路は次の通り。
たいていのアンプは正負料電圧を必要としますから、
「(3)ブリッジ型全波整流回路」の下側の図の回路になります。
この場合、トランスには「センタータップ付」と呼ばれる物が必要になります。
正の単一電源でいいアンプの場合なら上の回路でOKです。
レギュレータはいりません。
っていうか、オーディオアンプの場合は
電源のインピーダンスはコンデンサで下げてやることが大切で、
レギュレータの出力に大容量のコンデンサをつけると
レギュレータの負荷が高くなりすぎて都合が悪いんですよね。
そんなわけで、パワーアンプの電源は、
トランス、ダイオード、コンデンサだけの組み合わせで作るのが普通です。
詳細な説明ありがとうございます。挑戦してみます。
ありがとうございます。挑戦してみます。