公共建築における地域的表現ってどんなものがありますか?また、建築の地域性って何なんですか???教えてください。

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  • 登録:2004/01/12 12:46:19
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回答(5件)

id:sougetsu No.1

sougetsu回答回数519ベストアンサー獲得回数152004/01/12 13:52:46

ポイント15pt

http://www.kitasou.com/works/works.html

北山創造研究所 / Kitayama & Company

いろんなパターンがありすぎますね。本屋で建築や都市計画の書籍を探す方が早いと思いますが、簡単にいうと、

・地域の伝統的意匠を建築の表面的デザインにとりこむ。

・近隣の景観と素材、デザイン、色、構造、スケール(スパンや階高)をそろえる。

・地域の都市構造を設計にとりこむ(水の流れ、都市景観の中で施設の大きな構成のコンセプトを考える)。

・地域で生産されている素材をつかう

・地域の伝統的工芸や建築技術をつかって建てる。

・地域の自然環境と一体的な環境をとりこむ(都市スケールのビオトープ連続体の一部にする)。

などなど。。。

地域のアクティビティも地域表現の範囲に加えてよいなら、

地域のお祭や朝市を公共建築の広場や何かをつかって開催できるようにするのも、ありでしょう。

id:naotuku

質問して思ったんですが、ちょっと質問の仕方が悪かったっぽいです。地域的表現は知ってるんですが、それがどのように影響を及ぼすのか、いいのか悪いのか。ってことを知りたいです。

でもでも、

「建築における地域性って何?」の方が重要でした。そっちのほうも答えてくれるとうれしいです。

2004/01/12 14:01:41
id:sougetsu No.2

sougetsu回答回数519ベストアンサー獲得回数152004/01/12 14:07:23

ポイント15pt

「建築の地域性」とは、簡単にいうと、

①その建築がその地域らしさを感じさせること(他の町にあったら、違和感があるって感じ)

②その建築がその地域と連続性があること(機能的にも、外観(景観)的にも、つながりがあること)

③何よりも地域住民がその建築を自分の場所だと感じられること(地域から愛着が持たれているっこと

④長期的にはその地域の特徴を代表するものになる可能性があること(例えば、観光名所となった建築物)

そういう意味では六本木ヒルズ(民間都市開発ですが)も地域性のある建築になってしまってますね。今の東京を代表する風景になってるし、観光名所だし(笑)

id:naotuku

つまり、その地域にある既存の「もの」(景観やなど)を無条件に評価するってことになりますね。だから、混沌とした都市、東京なんかには何建ててもいいやっていう論理、郊外には同じようなプレハブ住宅建てればいいやっていう論理になりはしませんか?

既存のものの無条件評価は悪い方向に行く可能性もある気が・・・

サイトおもしろかったです。

2004/01/12 14:16:07
id:robota No.3

robota回答回数47ベストアンサー獲得回数02004/01/12 15:36:47

ポイント15pt

ゲニウス・ロキという概念があります。

インターナショナルスタイルー乱暴にいえば、世界中どこにでも建てられる建築スタイルを構築しようという議論ーへのアンチテーゼとして唱えられた概念です。

naotukuさんがおっしゃっている既存のものの無条件評価と言う意味での「地域性」では悪い方向に行く可能性があると思います。

しかし、ゲニウス・ロキのような概念で地域性を解釈すると、既存のものだけではなく、歴史性や住む人の精神性(宗教なども含む)を考慮することになります。

sougetsuさんは六本木ヒルズが地域性のある建築だと仰っていますが、その地域性はあくまでも後付けのもので、それまで継承されてきた「地域性」とは隔絶したものだと思います。

もし、計画の段階で「地域性」を本来の意味で考慮した場合、あのような醜悪な建造物はたたなかったのではないでしょうか?

http://www.t3.rim.or.jp/~sfjti/a&u/planning/kinen.html

フランスの建築・都市計画情報

こちらはフランスの場合です。

私は、地域性にとって歴史性は非常に重要なファクターだと考えます。

パリと言って思い浮かべる風景はロンドンやベルリンなど他のヨーロッパとは異なるイメージを持っています。

それこそ地域性というものでしょう。

エッフェル塔は、御存じのように、建築当初はかなりの避難をあびました。

しかし、歴史性を獲得することにより、現在ではパリのイメージを形作る重要な建築物になっています。

id:naotuku

地域性と歴史性との関連。

ためになりました。

2004/01/12 17:30:47
id:mochidakinzo No.4

mochidakinzo回答回数72ベストアンサー獲得回数02004/01/12 18:27:51

ポイント5pt

外壁は石州瓦タイル貼りとするなど地方色豊かな施設

中部の地域性と求められる公共建築

id:naotuku

かなり微妙です

2004/01/13 09:39:28
id:ngpaka No.5

ngpaka回答回数836ベストアンサー獲得回数12004/01/13 00:47:59

ポイント30pt

「公共建築における地域的表現」について、上記サイトにこんな文がありました。

「地域固有の風景を」山崎泰孝

>私は公共建築賞の審査委員をしたりコンペの審査員や公共建築の設計にも携わっている。その中で、公共建築はどうあるべきかを考えてきた。

>公共建築は様々な建築が立ち並ぶ都市風景の中で、そこに住む住民の心の風景−−原風景にならなければならないと思う。民間の建築は経済の論理で機能本位の万国共通のデザインが多い。その中で公共建築は都市風景の骨格を支え、常に変わらずその地域の人々の心の風景を支え、地域固有の風景を持ってその都市の「らしさ」と愛着と誇りの対象でなければならないと考える。

長文から一部を抜粋しましたが、このあたりが一つの答えになると考えます。

それでは、

>その都市の「らしさ」と愛着と誇りの対象

となりうる建築物とは、どのようなものでしょう?

それを形として残していくことは、容易ならざることですが、私なりにいくつかピックアップしてみました。

?八ノ字公園公衆トイレ・藤白神社公衆トイレの設計監理を通してー

あえてこれを最初にもってきました。

タイトル通り、計画段階から「地域住民の参画」のもと、

>地域に根ざした、イメージを一新する自慢できる魅力的な公衆トイレを建設する・・・

過程が画像入りで丁寧に述べられています。

公衆トイレという小さな施設ですが、一つのモデルケースとして立派な事例だと思います。

 

東名高速の「料金ゲートのデザイン」というこれもなかなかユニークな事例です。

>「とはなにか」へのアプローチ

地域特性を地域自らが表現する手法。公共建築の画一性を正すことは努力次第でできることの証明。あらゆる固定観念を払拭して創造することの価値。その3点がここにつまっている。

●インターとはなにか

●デザインとはなにか

●赤と緑、色彩とはなにか

市役所担当課:都市計画課 TEL.21−1150

ごあんない

“安全性・機能性・経済性・画一性”という道路公団の考えに対して?“地域性・文化性・思想性・多様性”を持つゲートとして、デザイン変更をしたのだ。従来のボックスの色は赤であったところを、緑色に替えた日本初のものだ。赤は、止まれ!と注意・制止するが、緑はようこそ!と安全・快適を示唆する。城下町風まちづくりのエッセンスを各種施設に反映。

他にも上メニュー「掛川36景」から、新幹線の掛川駅舎ほか掛川市の様々な「こだわり」がうかがえます。

 

一転巨大なランドマークから代表的なものとして、ご存知「出雲ドーム」。

その建設の経緯と目的から書き起こされています。

大きさゆえに、また目立つがゆえに賛否両論があります。

ただ、こうした地域性歴史性への強いこだわりとよい意味での冒険がなければ、地域に根差した愛着と誇りの対象となり、かつ原風景となりうるような巨大建築物は生まれえないと考えます。

ガウディの サグラダ・ファミリアは突出していますが。

(そういう意味で、3.の方もおっしゃっているように、アークヒルズが将来エッフェル塔のように評価を得ることはないかと。)

 

http://www.arch-hiroshima.net/a-map/okinawa/nago.html

建築マップ 沖縄県 名護市庁舎

公共建築物の「顔」ともいえる役所庁舎からひとつ。

名護市庁舎。分かりやすい事例ですが。

少し視点を変えます。

「最初に工法ありき」という感がある事例。

ページ下から全国各地の施工例が見られますが、

地域の木材をで作る=地域性、とはいかないようです。

 

ご存じかもしれませんが、富山県小矢部市。

「メルヘン建築」という地域性、歴史性などまったく無視した公共建築の数々・・・。

ただ、ここまで徹底すると立派なこだわりであり、

「その都市の「らしさ」と愛着と誇りの対象」ひいてはそこに住む人の原風景となりうるのかもしれません。

最後に、安藤忠夫氏の建築です。

一見、地域性・歴史性はおろか「通念」さえも突き崩しているかに見える氏の建築が、歴史の中でどう位置づけられていくのか、個人的にはとても興味があるところです。

長々と書いてきましたが、素人ゆえ的外れな点があるかと思います。ご容赦ください。

id:naotuku

親切に答えていただきありがとうございます。

少し簡単に意見を。

最近、八ノ字公園公衆トイレのような住民参加で設計していくことが多いみたいですね。住民参加をすれば、いい建築になるみたいな免罪符をつくってるって意見もありますが。。。

地方都市に行くと、城下町風まちづくりみたいな歴史を守ることが常に主題となっている感があります。そういう意味で小矢部のメルヘンによるまちづくりはおもしろい例ですね。日本人はサンプリング得意だからなぁ。

出雲ドームとかのように地域の木材でつくっていくのはどうなんでしょう?一般に流通していないものを使うってことでお金がかかりますよね。でも、その地元の木材屋さんはもうかりますよね。公共建築はその地域の活性化も目的としてますからいいのかも。。。

安藤さんはいいっすね。現代の技術、素材を使いつつそこの地域性を建築に表現する。。。

普通、地域独自の建物なんていうのはその時代の最先端の技術でもって建てられたんだと思います。それで、時代ごとに改良が加えられて現在の形式になっています。だから、今その地域のものを作るとなると、安藤さんのようになるんじゃないですかね?

地域性というのは歴史も大事だけど、振り返ってばかりじゃいけない。という結論になりました。

どうも、ありがとうございました。

2004/01/13 10:07:39

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