フランスでは、ガナッシュやマジパン、フォンダン、プラリネ、リキュール・ボンボンなど、洋酒などで風味付けしたものを芯にして、チョコレートでコーティングしたお菓子をボンボン・オ・ショコラと呼ばれています。
ボンボンはリキュールなどで風味を付けた糖液を充分乾燥させたコーンスターチの上に垂らし、表面を糖化させて固めた砂糖菓子のことです。
このボンボンにチョコレートをかければ、ウイスキーボンボンのようなチョコレート菓子が出来ます。加えるお酒は、ウイスキーでなくてもコアントローやラム酒、ブランデーや他のリキュールなど好みのお酒を使えばいいのです。
ボンボンの作り方を簡単にご説明します。下準備としてコーンスターチを用意します。フルイにかけてバット(本来は湿気を吸収しやすい木製の木箱などを使います)に詰め100度くらいのオーブンに入れ、泡立て器などでかき混ぜながら、充分に乾燥させておきます。
グラニュー糖500g、水175cc、洋酒75〜120ccを用意します。
(ご家庭では分量を減らして作ってみて下さい。)
砂糖と水をあわせ鍋に入れ火にかけます。これを115℃まで煮詰め、リキュールを静かに加え、ゆっくりと混ぜ合わせ、塗れ布巾をかぶせ粗熱をとります。
予め準備しておいたコーンスターチの表面を平にならし、好みの窪みを付けます。
これに糖液を垂らし、3〜4時間放置して、糖液の表面が結晶化してきたら反転させて、上にも茶漉しで粉をふるいさらに5〜6時間以上放置します。
上手く結晶化したら取り出し、刷毛で余分な粉を落とし、湿気がこないように乾燥剤を入れた入れ物に入れ保存します。
このボンボンに、直接チョコレートをかけたり、ボトル形のチョコレート型をつかって中に入れたりしてボンボン・オ・ショコラにします。
参考になるでしょうか・・。
どうやって中にお酒を詰めるのかが疑問でしたがこのお答えでだいたい理解できました.ありがとうございました.