一眼タイプのデジカメを購入しようとしています。素朴な疑問です。デジカメは、銀塩フィルムではなく、電気的な素子で撮影しますよね。なぜ、銀塩カメラと同じく、シャッターが必要なのでしょうか？ 光を当て続けて、必要な場面だけ、取り出せば良いような気がします。撮像素子の特性上、不可能なのでしょうか？（一眼ではミラーが必須なのは分かります）

「必要な場面だけ」を判断するためには、メモリ媒体にシーンを記録し続ける必要があると思います。

低解像度であれば動画として記録できる製品が多数ありますが、写真として撮影するような高解像度だとあっという間にメモリが足りなくなるのではないでしょうか？

防犯用カメラなどで「常に最新の30秒間を撮影するカメラ」がありますが、DVカメラと同じく画質はあまり良くないです。

キャッシュしか残っていなかったのですが、こちらの17883から17885のログを読むと参考になります。

(J2).htm

こんな話もあるようです。

受光後素子から電子を読み出すときに、スミアを防止するためだそうです。

天体撮影等では顕著な効果が出るそうです。

原理的には、シャッターボタンを押したときだけ信号を取り込む方式によりソフトウェアのみでシャッターを再現することは可能ですが、CCDやCMOSなどデジタルカメラに使用されている光学センサー類では、非撮影時にもセンサーに強い光が当たると蓄積された電子が漏れ出て偽の信号を発生させることがあり、撮影直後にこうしたノイズにより光の縞を発生することがありますので、これを防止するためにもメカニカルシャッターを装備する必要がある、と認識しています。

動画で記録するとメモリーの限界があることと、受光素子がリアルタイムの記録時間に限界があるからです。

スミアのことを考えなければ、基本的に電子シャッターのみで動作可能ですが。そのため一体型の高級機では、1/16000と言う高速シャッターを実現したモデルもあります。この場合は併用です(メカニカルだけではできません)。実際、一眼レフのモデルでは電子シャッターを使用しているものはなかったと思います。