こういう風なこと(木の年輪や珊瑚の成長)をしてみて昔の気温を知るのです。
何か子供っぽいサイトですいません
http://www.jamstec.go.jp/frsgc/
地球環境フロンティア研究センター
あと日本ではこういう機関が研究してます
最後に地球温暖化の権威は真鍋淑郎さんらしいです
http://www.kishou.go.jp/hakusho/2000/HN200002-6.PDF
気象庁 Japan Meteorological Agency
国際的な気象観測に関する協力はかなり以前から行われていて、最近100年程度は結構確実なデータが手にはいるようですね。世界中の主要都市のデータはそろっていますね。実際観測網があると言い切ってもいいと思います。
それ以前は、樹齢の高い樹木の生育状態(年輪とか)から推定したり、物質中の二酸化炭素の量を計測したりして推定するらしいです。
http://www-arctic.nipr.ac.jp/tokutei/NewsLetter/NL04_04.html
平成13年度報告A02環北極雪氷掘削コアによる比較環境変動研究
地球温暖化の証拠としてよく出されている 全球平均気温変化の図には、直接測定でもない単なる推定値に過ぎないのに、実験結果にもあるようなエラーバーが付いていません。しかし、エラーバーというのも、結構曲者です。これは、古典的な測定器での測定のように、誤差の伝播が線形で、かつ誤差が正規分布しているようなものであれば意味はあるでしょう。つまりちょっと思いつくのとは逆に、エラーバーはそういう直接測定のような場合にこそ意味があるのです。
しかし、地球システム、あるいはそのサブシステムである大気水圏は充分に複雑かつ非線形的なものであり、ある量の観測値が○%増減すれば全球平均気温が□度変化になるというようなものでは全くありません。それどころか、□の数値が一意に決まるかどうかさえ保証されていません。従って、図にエラーバーが記されていないのは、描きようがないことを正直に表わしたからだとも言えるのです。
(正直でない例として、例えば台風の予報円というものがあります。あれは普通の人は、観測誤差・計算誤差だと思っておられるでしょうが、実はそうでなくてむしろあれ以上に知る事は理論上不可知だというものに近い。)
http://www.eps.nagoya-u.ac.jp/sys/lab/lab2/presemi/no1.html
地球惑星システム学講座地球惑星システム学講座
衛星観測により全地球的に測定可能です。
同様の技術を使えば地球以外の惑星や衛星も測定可能です。
言われるように世界で統一的かつ科学的基準で温暖化などが問題視され、研究され始めたのはこの20年位のようです。
ですから、それ以前のこととなると、各国で観測していたデータを無理矢理比較するような
こともあるとは思います。
よくある「観測史上」最高の、とか、最低の、なども台風の勢力、風速、積雪、雨量など
すべてが同じ歴史を持っていないことからもあきらかでしょう。
ご参考まで
http://homepage3.nifty.com/nishimura_ya/SAT.HTM#sat
地球観測システム(衛星、ブイ、観測船、地震計ネットワーク等)
衛星から観測できるのではなでしょうか?
http://www.jaxa.jp/missions/projects/sat/eos/gosat/index_j.html
JAXA|温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)
2007年にこんな計画もあるそうです。
ありがとうございました。存在を知らなかったサイトを教えて頂き,喜んでいます。全部を見ることはできなかったのですが,
http://www.eorc.jaxa.jp/index.html
はわかりやすいでした。
ただ,読み切れていないためか,どうも,地上大気温の,どう測定されるのか,具体的なことが書かれているのが見あたりません。
温度は分布しているので,
平均をどう求めているのか?(単純平均)
測定箇所の増加をどう処理しているのか?
海洋や砂漠,山岳,森林,都市部の扱い。
(各観測地点の高度差の問題は目をつぶったとして)
同じ場所でも,時々刻々温度は変化する。通常天気概況で報告されるのは,その日の最高最低だが,こうした全球温度観測では,GMTで1時間毎に世界で同時に観測しているのか。リモートセンシングで,衛星から観測する場合に,おそらく多様な地点の温度が順次計測されるのだろうが,何をもって(どの時刻からどの時刻のどのピンポイント,あるいは面の温度)を温度としているのだろうか。
良く,100年間の温度変化をグラフ化しているものが掲載されるが,
http://www.eorc.jaxa.jp/imgdata/topics/2003/tp031120.html
には,観測画像について次の解説があります。
観測センサ:グローバルイメージャ(GLI)
観測期間:2003年8月1日〜8月31日
海域については、GLIの観測によって得られた2003年8月の海面水温平均値と、1971〜2000年(30年間)の8月の海面水温平均値(Reynolds and Smith(1995))の差をとった値を示しています。
海面水温は、GLIの日毎の観測データに対して、可視域のチャンネル8(545nm)、19(865nm)で反射率の高い海域や、熱赤外域のチャンネル34(8.6μm)、35(10.8μm)、36(12.0μm)で水蒸気の多い海域を除くことにより雲除去をおこなったのち、熱赤外域のチャンネル34、35、36の観測データから算出されます。 とあり,反射率の高いところ,水蒸気の多いところを除いてようやく表示しています。
しかし,このような処理を過去のデータについてもやれているのでしょうか?
http://kuroshio.eorc.jaxa.jp/ADEOS/mod_nrt/document/MODISNRT...
には,処理の仕方で温度が異なることを言っているように見えます。
数十年も前の観測データについて精度や密度,各種の条件を今更言うのはどうかと思うのですが,
2000年以降ならば,きちんとした定義と測定方法による観測がされているのでしょうか。
観測値としては,異常気象でも,雲が多くても,観測値は観測値だし,日較差の多い時,エリアで方向が異なる場合もたくさんあります。そのままが観測値なのでしょうから,(地域で温度の変化や傾向が大きく異なることは,あちこちで報告されています)それをどう処理して,全球の観測値としているのでしょう?
そこが知りたいです。
どの程度のタイムスパンのお話をしているのか当方ではわかりかねますが 2通りの答えがあります。
どちらでも一緒なのは、昼夜・季節・場所は関係なく地球平均のお話だと思ってください。一般的に温暖化すると暖かい所(暑い所)はあまり気温の変化が無く さむい所では大きくなる傾向にあります。
で、観測データですが 大きな地球の気候変化というテーマですと、氷河などのボーリングコアによって太古の気温を知ることができるようです。古文書で過去の気温を推定なんて話も聞いたことありますよ。
また、最近の話だと都市部では気温が取られているので比較的わかりやすいですが、ヒートアイランドなどの影響があるので、地球温暖化という観点で見た場合代表性があるとは考えにくいと思います。
モデルの話が出ていますが、GCMは比較的温度の精度は高いとされています(と言うのも気温の推定は比較的方程式系が簡単で精度が高い)
最後の質問ですが、地球全体の平均気温を以て地球の気温だと言っています。誰が?というのは難しいですが、気象屋か地球物理や惑星物理の先生達ですかね?
まず知りたいのは,観測値として公表?グラフ化されている値(デジタル値)は,どうやって,誰が示しているのかです。
各地の10:00の観測値の報告や,最高最低気温の報告を集kしえいているんでしょうか。
そうした集計ではなくて,例えば,世界を同時にGMTで,2004.3.31.0:00の各地の気温データを集めているのかどうか。
さらに,各地の気温データから地球気温を計算する方式は何か。
同じように,GMTで 2004.3.31 0:00〜23:59の平均はどうやって出しているのか。 2004.3.1〜2004.3.31の平均はどうやっているのか。2003.1.1 0:00〜2003.12.31 23:59の平均はどうやっているのか。
平均を出すとき,観測データは全部平均の対象にしているのか,ある種の条件に該当するデータは除外しているのか。(雲が多かったり,雨や雪の日,台風などを除外していないか)。
観測ポイントの単純平均でない場合,どのような平均か(例えば,観測地点の間隔,粗密の調整とかをしているのか,地球のグリッドを想定した補間で温度を再計算しているのか)
地域による差が見える場合,地域ごとの平均とかも出しているのか。平均は同じでも日較差などのように,分散状況が異なるのは普通であるが,そのような差はどう扱っているのか。
昔は観測地点が住民のいるところだったが,地球環境が問題になり,比較的温度変化の少ない海洋の観測が増加していると思うが,こうした観測地点の変化をどう扱っているのか。
上記が一番知りたいことです。
年輪や氷柱から推定する方法では,時間的分解能も問題ですが,地域差が捨象されてしまうと思っています。適当なモデルに当て嵌めれば,数カ所の値から地球の地球上のすべての温度分布やその変化まで計算するでしょうが,計算の結果出てきた温度に,実際の過去の温度との精度?(確度)を求めるのは無理なような気がします。
ここに観測値とモデルの図を出しているものがあります。
http://www.kishou.go.jp/info/kondo/fig10.gif
観測値自体の推定誤差も大きいと思うのですが,どこまでの精度で,温度の上昇や下降が言えるのでしょうね。(場所によって温度の上昇下降が逆方向に動くこともあるし)
世界気象機関の世界気象監視計画にGOS(全地球観測システム)といのがあって、
地上、海上、航空機および衛星による気象観測システムを整備しているそうです。
参考になればいいのですが…。
(英語が得意でないので中途半端な回答だったらごめんなさい。)
山中さんのFAQのページで[大気大循環モデルを用いたアシミレーション・リトリーバル]という手法で、数点のデータからでも全球の天気図や、全球平均気温を求めることが原理的に可能というのは,モデル上で数値を決めることができるということのようです。しかし,それはモデル上の話で,現実の各地の各時刻の温度の分布とは一致しないように思います。モデル,全球モデルが現実の観測値とどれだけ異なるのかも明確でない。
実際に GMT00:00の各地の温度と,IPCCやhttp://tao.atmos.washington.edu/data_sets/gridded_land_and_o...の温度との類似性(相似性?)はあるのでしょうか。
実際の値は知る必要がないの,モデルだけで十分だというのも,よく分かりません。