目は光センサー(神経細胞)で、物を物として認識するのは脳の役割です。『ウサギの目は残像がひどいため』というのはウサギの脳が目からの情報を処理しきれずに、残像になってしまうためで目にやきつくからではないと思います。(だったかな?)だから、目玉を取り出しても何も目には映っていないと思います。
間違っていたらごめんなさい。
http://www.biwa.ne.jp/~tak-n/phys/
ふぃじかるあたっく。
URLは直接は関係ないと思いますが、読めば面白いかも。
「光がとどめられる」という方向で考えると、まず光には質量がないので常に光速で動き続けます。なので秒速30万kmを取り敢えずの速度とすると、眼球の周囲が30万kmあったとして1周するのに1秒、ぐるぐる回って「光の形のままで」保存するとしたら、あっという間に減衰して無くなるでしょうね。こちらの目に向かって反射するのなら、光の形のまま保存するのが便利そうですが。
光の刺激をタンパク質の変化なんかに置き換えると保存できそうですが、今度はどうやって読み出しましょうか。
具体的な回答ありがとうございました。
んー、もう答は出ているような感じではありますが、次の回答をいただいているようなので、そちらを読んでから終了させてもらいますね。
ポイントは不要です。
光をとどめる?機能があるのは
カメラくらいでしょう。
自然界にカメラと同じように、どこかに
映像を焼き付けてくれるような物があれば
原始時代の地球の映像が見れるかもしれませんね。とても夢があって面白いです。
まあ、真偽はわかりませんが、
常識的に考えれば、うさぎと人間の目の構造は同じなので、どこかに映像が
一時的に焼きついているという事はないと思いますよ。
目の裏側の光に反応する細胞が
脳に信号を送るだけなので。
回答ありがとうございました。
埴谷雄高氏の「宇宙の鏡」の当該部分を引用しておきます。
「例えば、白い背景の上に黒い格子の濃い縞模様が走っている構図を一瞬眺めさせた直後に屠殺した兎の網膜を調べてみれば、そこに白と黒の格子状の鮮明な構図がのこっているといわれるが」
それで、<私>の本性が<暗黒>なのは、かつて兎的存在であった<私>が<暗黒>を直視したのち殺されたからではないか、という不思議なことを考える場面です。
もしかしたら何か迷信のようなものか、また埴谷氏の想像力か、ということかもしれません。
みなさんどうもありがとうございました。勉強になりました。
はじめての質問で緊張しております。回答ありがとうございました。
認識に関しては確かに脳の役割かと思います(参考になりました)。ところで質問の内容ですが、うさぎの目に残像として残ったものがこちらに見えるというのは、要するにうさぎの目に飛び込んだ光がどのようにしてかとどめられ、時間がたったあとでもこちらの目に反射してくる、ということになると思います(おそらく)。そういうことがありうるか、というのが質問の具体的なところでした。これについてはどうでしょうか。まぁ、ちょっと考えられないような気もしますが。
ちなみにわたしが「聞いた」というのは、埴谷雄高という作家が『埴谷雄高独白 「死霊」の世界』という本のなかで、自身の「宇宙の鏡」という作品に上記のようなことを書いたといっているのを読んだものです。小説とはいえ、この点は事実として前提にしているように思えたので、詳しく知りたいと思ったのです。
質問する側が準備不足だったかも知れません、すみません。
なにしろ、回答ありがとうございました。