http://www.naoru.com/noiro.htm
ノイローゼ/神経症/不安神経症/心気症/強迫神経症/恐怖症/体の不調、精神不安、イライラ、憂鬱感、恐怖感、強迫観念、などの症状
心身症、ノイローゼという病気です。
精神病院に長期入院される方のほとんどは統合失調症(精神分裂病)が原因です。向精神薬の種類も豊富になってきた現在、長期入院の比率も下がってきています。
様々な社会心理的ストレスは発症の引き金となることが知られています。「廃人」が平板な、あるいは極度に緊張した精神状態を意味するのであれば、このページに分類された統合失調はすべて当てはまるもとの思われます。
ストレスがきっかけになるものとしては、PTSDやうつ病もありあすが、前者は「廃人」のイメージには合いませんし、後者も良い薬のおかげでそこまで重症になることは稀です。
殺人を犯した人が、精神病院に送られることがありますが、それは精神に破綻をきたしたから入院するというよりも、その人物を隔離する目的、危険を一般の人から遠ざける目的でなされるようです。病名は、精神病院に隔離するための口実です。精神分裂病とか、人格障害とか、まちまちです。
http://www2.wind.ne.jp/Akagi-kohgen-HP/DID.htm
解離性同一性障害(DID)または多重人格(MPD)
悪いことをした自分を別の人格として切り離し、
解離性同一性障害の症状を呈することがあると考えられます。
所謂「多重人格」と呼ばれるものです。
自傷他害の恐れがある人格が形成されれば、
長期入院が必要になるかもしれません。
その状況が急激なストレスとして体験された場合、
その後、PTSD(心的外傷後ストレス障害)になる可能性もあります。
過去のフラッシュバックや不眠などさまざまな症状があらわれます。
統合失調症ネットワーク Schizophrenia Networking(「精神分裂病」メーリングリスト&掲示板)
統合失調症の妄想や幻覚のせいで事件を起こしてしまった場合、
症状が落ち着いたときに罪悪感に駆られる可能性があります。
(3).htm
代表的な例としてはベトナム戦争の帰還兵に見られた症状ですが、今は心的外傷後ストレス障害(PTSD)として取り扱われています。戦争や捕虜体験、長期にわたる暴力や監禁の被害者など、非日常的かつ長期にわたる外傷体験(トラウマ)を持つ人たちの中に、長期の入院が必要なほどひどい症状を示す方がおられます。一連のPTSDの症状に加え、解離性障害(DID)や幻聴・幻覚などの精神症状、人格の変化など、統合失調症のような症状が加わることも少なくないと考えられています。正式な診断名ではありませんが、複雑性PTSDという呼び方もあります。
http://www1.kiwi-us.com/~skyearth/psy/Kakuron/C-PTSD.html
複雑性心的外傷後ストレス障害の概要
複雑性PTSDの概要です。参考までに。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)
ではないでしょうか
ベトナム帰還兵の語る戦争の話。
http://www2.wind.ne.jp/Akagi-kohgen-HP/PTSD.htm
PTSD:心的外傷後ストレス障害
外傷記憶を形成するような体験とは、戦争、家庭内の暴力、性的虐待、産業事故、自然災害、犯罪、交通事故など、その人自身や身近な人の生命と身体に脅威となるような出来事です。
http://www7.ocn.ne.jp/~shiraya/travel02.html
白矢眼科医院_眼病と巨匠 ゴッホと精神病/ゴッホと病気
現実に「罪悪感に苛まれ、精神に破綻をきたし、何年も入院した」例
として(やや古典的ですが)それだけ研究者が多いケースだと思います。
(当時の病名や診断は、そのまま現代の精神医学には通用しませんが)
PTSDなどの範疇かもしれませんが、原因がご質問のような内容だとすると、
「触法精神障害者」というものにもなりえます(医学用語としては確立していないようですが)。
精神病院に長期間入院している5人に1人(3人に1人というデータもあります)が社会的入院、つまり社会に受け入れ先がなくて、出て来れない人だそうです。荒廃し、何年も廃人のような状態で入院しなくてはならない人の多くのケースでは、社会の方に問題があるのではないでしょうか。
精神に破綻をきたし…というのは、因果関係として違うと思います。破綻をきたして長期間入院しているとすれば、むしろ結果でしょうね。精神病といわれている人の多くは、実はどこにでもいるような普通の人です。
こちらも参考にしてください。
御丁寧な御回答ありがとうございます。とても参考になりました。