「卒塔婆小町」という有名な伝説がありますね。似たような伝説が、他に日本でも外国にもあったように思うのですが、どいういった話があったか、御存知の方教えて下さい。

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  • 登録:2004/08/05 20:29:24
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回答(6件)

id:youkan_ni_ocha No.1

youkan_ni_ocha回答回数379ベストアンサー獲得回数02004/08/05 22:37:21

ポイント5pt

平家物語に題材を取った『敦盛』や『巴』、小野小町伝説に取材した『通小町[かよいこまち]』や『卒塔婆小町』など、有名な曲の多くが同様の筋立てです。大掛かりな鐘の作り物が登場し、難曲の一つといわれる『道成寺』もこの類例の一つでしょう。

id:YOW

・・・これはyoukan_ni_ochaさんの検索ではじき出したURLのようですが、

上の敦盛、巴、道成寺、など実は似てるとちょっと言えないんですよ。

このサイトの上の文で「有名な曲の多くが同様の筋立てです。」

として挙げてたのは、ある書き込みの創作物語と、

能の演目で幽霊が現れる→僧侶が鎮魂をする、という大まかな筋と似ていると

思う、という会話が交わされてたわけですが。

卒塔婆小町の話はどちらかというと、

元高貴な美女が年老いてから落ちぶれる、

という内容で知られてる物語です。↓参照

http://www.asahi-net.or.jp/~HF7N-TKD/explanationJ/Jsotoba.ht...

2004/08/05 23:20:19
id:exhum No.2

exhum回答回数24ベストアンサー獲得回数02004/08/05 22:59:13

ポイント20pt

http://www.araki-labo.jp/nont04.htm

アラキラボ 【題名のないページ】

まず、小町壮衰絵巻などに関してはこちらにちょと書いてありますね。あとは三島の戯曲などが有名かな。

さてその上で、私見なのですが、この「卒塔婆小町」という伝説?には二つの側面があると思うのですよ。まず、仏教の無常感や栄枯盛衰のはかなさを表す説話としての側面。もうひとつは、単純に、死者が土に返っていくさまの描写そのものを(怖いもの見たさとか、興味とかで)楽しむという側面。どちらも切り離しにくいものですが、外国のものは比較的後者に偏りがちなものが多く、少なくともそこから無常を最初に読み取ることはできませんね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4092510381/

Amazon.co.jp: アモンティラードの樽 その他 (地球人ライブラリー): 本: エドガー・アラン・ポー,大岡 玲,Edgar Allan Poe

単に死者が朽ちていくさまを描くということだけでなく、そこにわれわれの感覚でいうと無常のようなものを読みこんだ作家としては、外国ではたとえばポオがいます。なかでも「ヴァルドマール氏の症例研究」という短編はお薦めできるのですが、これの翻訳が入った短編集を知らないので、次点として有名な「アシャー家崩壊」の入ったものを挙げておきます。ただしこちらには、「卒塔婆小町」のような死体の崩れる直接の描写はありません。これに収録の他短編なども「卒塔婆」が好きであれば、きっと通じるものがあると思いますよ。

id:YOW

そうですねー。

>死者が土に返っていくさまの描写そのものを

>(怖いもの見たさとか、興味とかで)楽しむという側面。

外国のもので似ている、となるとこちら側になりますよね、、、

下に挙げられたポオの作品のように、近代のものは最初想定してませんでしたが、

参考になりました。

--------

コメント追加です。

最初のURLで「玉造小町壮衰書」なる空海の創作?が挙げられてますネ!これはあたってみます。

有難うございました。

2004/08/06 00:14:07
id:yokikotokiku No.3

yokikotokiku回答回数164ベストアンサー獲得回数22004/08/06 00:39:29

ポイント20pt

「卒塔婆小町」そのものが、伝説と言うより、能のために作られたストーリーですよね。

能は、そもそも定番として幽霊を出すので、(「杜若」にも幽霊が出ますが、もちろん「伊勢物語」にも業平伝説にも幽霊は出てきません、和泉式部の「東北」もですよね、)

能のストーリーと、実際に存在するその人物に関する伝説とはあまり関係がない場合が多いと思います。

「身分の高い女性がおちぶれる」たぐいのおはなしは、日本では

「今昔物語」巻十九の五の「六の宮の姫君の話(芥川龍之介が翻案してますね)や、

巻三十の四、「中務の大輔の娘」の話などがそうかと。

ふたりともあまり年はとっていませんが、前者は親が死んでしまって、通ってきてくれた(生活の面倒を見てくれていた)男性が陸奥に赴任、生活の糧を失い、男がやっと都へ戻ってきたときにはボロボロのなりで乞食のような暮らしをしていた、男は女を抱きしめて名を名乗るが、女は恥ずかしさのあまり死んでしまう、という内容、

後者は同じような展開で、女性は他の男のお妾になりますが、正妻がねたむので結局使用人として使われます。そこに元の男が客としてやってきて、名乗る、というもの。

「伊勢物語」の「こけるから」の段もこれに似たような話です。

あとは「身分が高い」とは言い切れませんが、中宮定子の女房として時めいていた清少納言が、中の関白道隆の死後定子落ち目になって出仕もできなくなり、晩年はかなり貧しいくらしをしながら「宮中がなつかしい」とつぶやいていたなどのエピソードも近いものを感じます。

海外のはわかりません、すみません。

id:YOW

色々と御紹介有り難うございました。

>「卒塔婆小町」そのものが、伝説と言うより、

>能のために作られたストーリーですよね。

あ、やはりそうなんでしたか。。。伝説が出来ててそれから能楽が生まれたように考えてました。

そしてなるほど、清少納言というのはちょっと面白い御指摘!

失われた栄光の日々を描き綴ったのが枕草子、でしたから。

2004/08/06 00:55:39
id:fkdhaz No.4

fkdhaz回答回数19ベストアンサー獲得回数02004/08/06 13:13:49

ポイント20pt

伝説というより,仏教説話をふまえた戯曲だと思います。

自分の美貌と肢体を大変鼻にかけていた遊女がおり,釈迦が彼女の前により美しい女性の姿で現れ,彼女の目の前でその姿が老いさらばえ朽ち果てていく様を見せました。そのことで,若い時の美貌を誇るむなしさを諭し,仏の道に導いた,というストーリー(?)のお経があるのですが,その経の名前が調べがつきません。参考になれば幸いです。ポイントはいりません。

id:YOW

う〜〜ん!ありがとうございます。何か聞いたことあるなあ・・・はい、はい、はい、

納得です。

2004/08/06 22:04:08
id:ryu46 No.5

水波流回答回数8ベストアンサー獲得回数02004/08/06 13:30:11

ポイント15pt

http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/185_15194.html

芥川龍之介 さまよえる猶太人

さまよえるユダヤ人、と言う伝説があります

id:YOW

このお話は知りませんでした。

またキリスト教を扱った小説や映画の見方も変わりそうですね。

有難うございました。

2004/08/06 22:12:21
id:ryu46 No.6

水波流回答回数8ベストアンサー獲得回数02004/08/06 13:35:42

ポイント15pt

さまよえるオランダ人、と言う伝説もあります。こちらはワーグナーの歌劇にもなっており、有名だとは思いますが・・・。

id:YOW

これも詳細は知りませんでした。

思うに、ヨーロッパの「彷徨い方」は国境も海も超えちゃうんですねえ。。

日本のとぜんぜん守備範囲違うんですね…

日本のは逆に「場所」(トポス)に執着すると。。

参考になりました。有難うございます。

2004/08/06 22:31:14
  • id:yokikotokiku
    あと、

    身分が高かった女性がおちぶれてさまよう、というシチュエーションに限ると、
    能、歌舞伎の「隅田川」これは本来は山椒太夫伝説の派生ものがたりですが、
    梅若くんの母親の班女の前が、息子を捜してさまよううちに気が狂い、乞食になりますが、言っていることはマトモなので隅田川の渡し守が感心する、というあたりが似ていると思います。
    もうひとつは歌舞伎の明治に入ってからの作品ですが「良弁杉由来」、
    これは東大寺二月堂に実在する「良弁(ろうべん)杉」の伝説をふまえたもので、
    わしにさらわれた子供が二月堂の杉の木にひっかかって命をとりとめ、成長して大僧正に、
    そして自分をさがしてさまよって乞食になった母親と再会する、という物語です。
    新作ですが良弁僧正も杉も実在しますので、伝説としては古いです。
    どちらも「年を取っておちぶれた」というのでなく「子供を捜してさまよっていて落ちぶれて年老いた」という話なので、ちょっと方向性違うかなとも思ったのでいわしに書きます。
    ↓関係ないです。浴衣の着方図解。作ったので。
    http://hirose-gawa.web.infoseek.co.jp/bettaku/mame/kimono.html
  • id:YOW
    Re:あと、

    山椒大夫にサイドストーリーがあったのですね。
    これはなんとも残酷な話ですねえ。御前の辿った放浪の凄まじさが、読まなくても伝わってきて、哀しくも恐ろしいです。
    良弁さんは、そう言えば手塚漫画の「火の鳥 鳳凰編」で登場してましたね。東大寺は実家から車で40分程度、わりに近いんですが、こういう伝説を持った人だったとは知りませんでした。

    今回は当初想定していたよりたくさんの御紹介を寄せて頂きました。
    いわしでも楽しませていただいた御礼にポイントも送信しますネ。
  • id:yokikotokiku
    ポイントありがとうございます。

    というか、
    すみません大ウソ書きました(ポイントいただく資格ナシ)。
    「隅田川」の「梅若伝説」は、冷静に考えたら「人買い」としか出てこなくて
    「山椒大夫」と特定されてなかったです。
    平安後期から鎌倉、室町あたりはとても治安が悪かったようで、「人さらい」ものがたりは散見されます。混同しました、申し訳ありません。
    とくに、貴族の子女はキレイですから高く売れたようで(男の子も)、安寿と厨子王丸もそういう理由でさらわれたんでしょうね。
    そういえばこの二人といっしょにさらわれた母親は、流浪の末盲目になって佐渡島で乞食になっていたんでしたっけ。
    これも悲惨な話ですねえ。

    というわけで、ウソ書いて申し訳ありませんでした(汗)。
  • id:YOW
    Re:ポイントありがとうございます。

    今レスを読んで思い出しました。私も厨子王の名前がとくに出てこなくて気付かずさーっと読んでましたから^^
    丁寧なフォローを有難うございました。
  • id:yokikotokiku
    さらに、

    回答するのに引っぱり出した「今昔物語」をつい読み返していたらこんなのもありましたっけ。
    十九巻の二、三河の守大江定基というひとが、若くてきれいな奥さんを持っていたのですが、病気になりました。
    病みやつれて醜くなったのですが変わらず愛し続けましたが、ついに死んでしまいました。
    死んだ後もしばらく埋葬しないで一緒に抱いて寝たのですが、ある日キスしたらものすごく臭かったのです(あたりまえ)。
    それでついに「イヤだ」という気持ちになり、どんなに愛したものでも物質は変化するから愛し続けることはできないのだと悟って出家する、というものがたり。
    死者の肉体の崩壊に言及した回答もありましたので、アリかなあと思って書きます。

    あ、「良弁僧正」ですが杉のものがたりはあくまで「伝説」で、
    なぜかというとこのかたが東大寺建立の資金を調達したらしいからです。子供の頃東大寺ありません(笑)。
  • id:yokikotokiku
    あ、

    書き終わって送信したら、行き違い(笑)。

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