あなたの読書人生に大きな影響を与えた一冊を教えて下さい。
その本が何故影響を与えたのか、理由を語っていただけると嬉しいです。
純文学・ミステリ・ホラー・ライトノベル等ジャンルは問いませんが、ビジネス書・専門書以外でお願いします。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/459403019X/250-7703459-...
Amazon.co.jp: チーズはどこへ消えた?: 本: スペンサー ジョンソン,Spencer Johnson,門田 美鈴
人生を変えた本→→「チーズはどこへ消えた」です。これを読んでかんがえ方、学校生活が143度くらいいかわりました。ぜひ読んでみてください。もう一個はまぁ、「星の金貨」かな?初めて本で感動した物語です。女の子の友達に進まれて読んだらたのしくって;なけます!お勧めの一冊です。
新田次郎/著の「孤高の人」です。(全2巻)
登山家の、加藤文太郎という人物の「誰でもないオリジナルな自分」を貫き通したところが惹かれました。
巻末に、この物語りが、ドキュメントだと記してあり、びっくりして、泣いてしまいました。
これを読んで、私も登山を始めました。
おととし、キリマンジャロに登頂しましたよ。
あ・URLは、ダミーです。
この本を読んだ事で、新たな世界が広がったという感じですね。キリマンジャロに登頂とは、すごいです。
一冊の本が与える影響って大きいな、と思いました。
ジュール・ルナールの「博物誌」です。
最初、手にとってしばらくパラパラめくって、
こんなもん、どこが面白いんだろう、
なぜこんな本が有名なんだろうと不思議に思いました。
そしてしばらく放置。
ところが二回目に手にした時、
その奥深さにハマりました。
なんて鋭敏な洞察力、
なんて簡潔に研ぎ澄まされた表現!!
私に原書を読むほどの能力はありませんが、
翻訳からもそれは十分に伝わってきました。
文章表現の魔法を見せてくれた一冊でした。
以来、どんな本を読む時でも
ただストーリーを追うだけでなく、
言葉の奥に込められた何かを読み取る楽しみが
増えたように思います。
文章表現の魔法、ですか。
それと出会えたのは僥倖でしたね。
私も本を読む時、しばしばその魔法と出会います。
だから本を読むのが止められません。
銀河英雄伝説〈VOL.1〉黎明篇(上) (徳間デュアル文庫)
初めて、10巻以上もの新書を一気に読了させた、田中芳樹著『銀河英雄伝説』(本編10冊、外伝4冊)が、ある意味、一番大きな影響を受けた本だと言えると思います。
この本からの一番の影響は、政治や経済の重要性や、「社会」というものへの1視点を持つ事が出来た事です。
読んだ当時が高校生だったと言うこともあって、余計のめり込んで読んだ気がします。
(年に一度は必ず読み返してしまう辺りも、影響力の強さを見て取れるかと思います。)
社会や政治、という物を考えせられる小説ですね、銀英伝は。私も読んだ当時、高校生でした。
アニメをやっていると、つい見てしまいます。
田中作品は好きで良く読んでいます。
鷺沢萠さんの「海の鳥 空の魚」です。
短編集ですが、ごくありふれた日常の一コマを繊細に書きつづられています。
日常、つい通り過ぎてしまいがちなことを改めて言葉で感じることができる作品です。
人生投げ出したくなったとき、この本が救いを与えてくれました。いいことばかりじゃないけど、生きていくのも悪くない、そういうように感じた記憶があります。
この中の「クレバス」という作品が、そういう意味で私の中の宝物です。
読んでいて、素敵な理由だなと思いました。
私は宝物となりうる作品にはまだ出会ってない気がします。
見かけたら読んでみる事にします。ありがとうございました。
4-12-200183-8(これは辻邦生の『背教者ユリアヌス(下)』中央公論新社文庫版のISBNです)
ノンフィクションでよければ、オリバー・サックスの『手話の世界へ』。電車内で手話で会話する人たちを見て、興味を覚えていたのですが、手話が文法を持った立派な言語であること、しかし一般の聾学校では教育されていないことを知って、180度、聾者に対する見方が変わりました。青土社の『ろう文化』も日本の聾者の生の声を聞けて啓発されました。
小説では辻邦生の『背教者ユリアヌス』。今は文庫でしか手に入りませんが、初版発行当時は箱入りの魅力的な装丁でした。日本人がここまで書ける、という実例を示してくれた、という強い印象を感じました。今は塩野七生さんのような方もいますが、それまでは結構SFフリークだったのですが、歴史小説に嗜好を変えさせた、という意味では重大な本でした。
ノンフィクションでも結構ですよ、回答ありがとうございます。このコメントで手話の意外な一面を知りました。
嗜好を変えさせた一冊、これは影響大ですね。その装丁にも興味を持ちました。
門田泰明氏の「黒豹シリーズ」ですね。私自身ガンマニアですので、URLにある「黒豹必殺」の表紙を見た瞬間購入しました。この作品がきっかけで、シリーズを読破。冷静に考えるとトンデモ本ですが、面白かったので良しとします。
その後ハードボイルド系の本を読むようになりました。
高校生になってから友人に薦められた「ロードス島戦記」シリーズも影響を受けましたね。ファンタジー系は嫌いではなかったですが、薦められるまで食わず嫌いをしていましたので。
黒豹シリーズは興味があったので、URLは興味深く読ませてもらいました。表紙買いというのも、ある意味素敵な本の出合い方だと思います。
はてしない物語
子供っぽいけど、子供の頃に寝るのも惜しんで読みました。
それまでも本が好きだったけど、この本は主人公が本好きでしかも、終わらない物語があればいいと思っているところなんか共感できました。
2色刷りで主人公の世界と主人公は呼んでいる本の世界が分けられていて、それがだんだん近づいていくところなんかもドキドキしたものです。
本に書かれている装丁の描写も実際の本の装丁の同じだし子供には本当に心に響く本でした。
本が終わりに近づいてページ数が少なくなってくるともう終わってしまうんだ、残念な気持ちだったのを覚えています。
読み終わったあとも何回も読んだんですけど、この質問を見て思い返すまで忘れてました。
あんなに好きだったのになぁ。
私もこの本を小さい頃に読んで、子供心なりに共感したものです。
最近、書店などでは見かけませんが名作だと思います。
【海辺のカフカ 上・下】
主人公カフカに凄く憧れました。自分より若い年齢なのに自分を見つめ、障害を乗り越え、それでいて若者らしい葛藤の中で生きていく、そんな姿に自分は今まで何をやっていたんだろうと気づかされました。と、同時に香川への憧れも生まれました(*^^)
【きっと君は泣く】
女の作家さんはあまり読まないんですが、この作品は素の女の人の姿を現している気がするので。
見栄を張ったりするのが格好いいのではなく、ありのままの自分を見せることが一番勇気の要ることで素敵なんだ、と気づかせてくれた作品です。
【4teen】
この作品は純粋に友情のすばらしさを感じれる一冊です。これを読んだときちょうど友情に飢えていたので即高校の頃の友達に連絡をして会合を開きました(*^^)友達の大切さを教えてくれる作品です。
影響を与えた「一冊」なのに3冊も出してしまいましたが(^-^; すべて私にとっては素敵な先生です(*^^*)
どの作家の方々も、別作品は読んでいても紹介して下さった本は未読でした。ありがとうございます。
本は人生の師という部分はありますね〜。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4751519174.html
シートンどうぶつ記 7: 紀伊國屋書店BookWeb
読書人生という意味では、シートン動物記です。
ドリトル先生航海記のほうが、読み直した回数も多いかもしれませんが、シートン動物記は何冊もあるので、読書の習慣がついたように思います。ここに上げたのは、本を読むだけでも実際に体験したような感情を得ることがあるのだと、最初に教えてくれた一冊です。
最近はフィクションをほとんど読まないのは、読書人生よりも人生そのもののほうが大切になってきたからかなと思います。
読書の習慣がついた本ですか。ありがとうございます。
maris3さんへのコメントでも書きましたが、子供の頃に出合った本というのは重要なんですね。
>最近はフィクションをほとんど読まないのは、読書人生よりも人生そのもののほうが大切になってきたからかなと思います。
このコメントはちょっと考えさせられました。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3cd7656c601cb0...
オンライン書店ビーケーワン:山月記・李陵ほか 中島敦 読んでおきたい日本の名作
最後の表記にズガーーーン!ときました。
それまで外国へ行ったこともなく、世界史で習ったことにも心揺るがされることはなかったが、
この「山月記」と「李陵」を読んで、すぐにでも中国へ行ってみたくなった。
その後、(高3の秋だったにもかかわらず)急遽進学先を中国文学学科に変更した。→当然落ちた。
高校の授業で読みました。
まさに人生に影響を与えた一冊ですね。
結局進学先はどうなったのですか?気になります。
ある意味でかなり衝撃を受けました。
1.生まれて初めて、本を読んだ後、部屋の壁にぶつけた。
2.同じ作者の本を同時に買っていたが、2冊目を読む気力がなくなってしまった。
3.これを読んで以降、すべての「完璧な密室」に対して「完璧すぎる密室だ。もしやコズミックと同じトリックなのではないか?」と疑心暗鬼に陥るようになってしまった。
確かにある意味衝撃を受ける作品ですね、これは。一冊読んで好き嫌いがはっきり分かれる作家のように思います。
ミステリィに対して疑心暗鬼に陥ってしまいましたか……。この本がgolbezaさんに与えた影響はとても大きいようですね。
埴谷雄高の『死霊』です。
この作品を読むことで、世界観が全く変わりました。
意識が存在を造型するというありえない世界を、白紙
の原稿用紙の上で実現しようとする試みです。
埴谷氏は、「観念の自己増殖」と表現しています。
いわば、不可能性への挑戦です。
全9章ですが、著者の死により未完のままです。
何だか難しそうな小説です。
>いわば、不可能性への挑戦です。
読み終えたら何かが得られそうです。未完というのは残念ですね。
ミステリー作家 小野不由美さん作のファンタジー小説『十二国記』シリーズを薦められ、一気に読み上げたとき、気が付くと涙を流していました。
悩みの中で、考え、力を尽くし、困難を乗り越える、力強く成長してゆく少年、少女たちに勇気を与えられました。
同じ小野不由美さん作のミステリー小説『過ぎる十七の春』『魔性の子
(新潮文庫 ファンタジーノベル・シリーズ)
』もお勧めです。
十二国記を挙げる方は誰かいそうだな、と思っていました。回答ありがとうございます。
少年少女が成長していく過程は是非、主人公と同じ年代の時に読んでもらいたいものです。
アニメによって更に色々な世代に読まれる作品となった感がありますね。
新刊は中々出ませんねぇ。
安部公房「終わりし道の標に」高校時代に、昼休みに読み終わってじっとしていられなくてそのまま学校を飛び出し街を歩き回っていた記憶があります。なぜでしょう。ただ、この本に出会わなかったら、決して読書好きにはならなかったと思います。
安部公房、高校の教科書でも取り上げられる有名な作家ですね。
>じっとしていられなくてそのまま学校を飛び出し街を歩き回っていた
本を読み終わった後、何だがじっとしていられなくなる事はありますが、その後どうなってしまったのでしょうか?
私の半生 李香蘭です。
この本を読んだのは中学3年の時ですが、今まで学校の教科書にも載っていない歴史(第2次世界大戦など)を知り、何故日本は教えないのだろうかと疑問でした。大きな過ちは何故起こったのか、後世に伝えようとしないものに矛盾を感じました。
李香蘭という人が日本人でありながら中国人として振舞わなければならなかったことや、戦争という時代に翻弄されながらも自分の新年を貫いて生きていく姿に、勇気づけられました。
李香蘭の半生ですか。名前は知っているのですが、どのような人物なのかよく解っていないのです(すみません)。
教科書に載っている歴史だけが、歴史ではない事はわかります。kouranさんが李香蘭から多大な影響を受けたというのはわかります。idの由来はそこでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/asin/4041510015
わしらは怪しい探険隊 - はてなダイアリー
赤川次郎のミステリとも呼べない小説が蔓延し飽き飽きしていた中、小説でも日記でもエッセイでもコラムでもない不思議な文体はショックでした。
椎名誠が来ましたね。
確かに不思議文体。この作家の作品は小説も好きです。
色々な事をやっている作家というイメージがありますね(CM出演とか)。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4195546338/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 海外路上観察学―ぼくの地球歩きノート: 下川 裕治: 本
毎日の何気ない繰り返しのなかで感じることがいちばん大事なことなのだと、肩の力を抜くことを教えてくれた本だから。
旅の本ですね。
>毎日の何気ない繰り返しのなかで感じることがいちばん大事なこと
それを自分で上手く表現はできませんが、それは言えていると思います。
小学校の頃、ルパンやホームズが大好きでした。
ですがいつの間にかミステリからは遠ざかり、あまりまともには本を読まない大学時代をすごしていました。
大学を卒業して実家に戻ってきた時に、高校の同級生と久しぶりに会い書店にいったのですが、その時彼女が勧めてくれたのが有栖川有栖でした。
ぱらぱらとめくり、お手軽そうだった短編集のロシア紅茶の謎を購入。
最初の「動物園の暗号」で地元が舞台になっていることに驚き、他の作品も読みすすめていくうちに
懐かしい「本格ミステリ」に完全にノックアウトされました。
大学時代に「ミステリ研究会」の友人が勧めてくれていた時に読んでいれば…ととても後悔しました。
この本に出会わなければ、ミステリをこれほど読み漁ることは無かったと思います。
今、私の本棚の8割がミステリ小説ですから、相当影響を受けた一冊になると思います。
国名シリーズ、私も良く読んでいます。
小さい頃はルパン・ホームズも好きでした。
ミステリィ入門には調度良い本なのかもしれません。
この本にこの時出合えていたら、というのは良くありますね。
絶版なので書影が出ません。トホホ(;_;)
☆☆☆ 小泉喜美子『メイン・ディッシュはミステリー』(新潮文庫) ☆☆☆
自ら、『弁護側の証人』といったミステリー小説を書いた小泉喜美子さんによる、海外ミステリーへの水先案内書です。
今でも一番贔屓にしていて、よく読むジャンルがミステリー小説。その味わい方、付き合い方について教えてくれた本書は、若い頃、何度も何度も読みました。そして、その中で紹介されている海外ミステリーの面白そうな作品を、あれこれと読んでいきました。
私にとって、ミステリー小説に親しむ原点となったのが、新潮文庫のこの一冊だったんじゃないか、そう思っています。
小泉喜美子氏の著作を今ざっと見てきたのですが、面白そうです。逝去されているのが残念です。
私もメインで読むジャンルはミステリィなので、ガイドも読んでいます。
ガイドによって読み始めた作家も多いので、それが影響を与えたというのはわかります。
グリーン・ノウの子どもたち (てのり文庫 (566C007))
北杜夫著 「へそのない本」もう取り扱ってないのですねぇ。。
母の本で、黄色表紙でした。これを見つけたのは小学校低学年。
なんとなく変わった題名に黄色の表紙。ちょっよ読んでみたら面白くて、それから暫くは北杜夫を読み漁ってました。
思い出深い本なので、一人暮らしで出るときに母から貰って、今でももってます。
ISENで入ってるのは、「グリーン・ノウ物語」L・M・ボストン著 亀井俊介訳
私はちょっと変な小学生で、子供向けをあまり読まない子供でした。
で、そのときであったのがこの本。
もう6年生ぐらいだったと思います。
近くの図書館で。。。
面白くて面白くて、本当にむさぼるようにシリーズを読み漁りました。
一つの館を舞台に、そこで過ごす子供達によってなんて変わるんだろう!と感動もしました。
6巻までが評論社から出ています。亀井氏以外の方が訳したのもありますが、
この方のがぴか一!っだと思います。
挿絵が暗い絵で、子供はひくかも知れませんが、
全部をみせないで、想像を駆り立てられます。
この本は初めて「自分の稼いだお金で買おう!」と決めた本で、実際にバイトして買いました(笑)
それまでは図書館で読み返してました。
この本を境に、小説や伝記や遺跡の本ばかりだった私のなかの本棚に別の段が出来ました。
グリーン・ノウ、子供の頃読みました。タイトルが印象的だったので覚えています。
熱い本への思いを語って下さって、どうもありがとうございます。
>ユーモアと寂しさと滑稽さ
北氏の小説(全部は読んでいませんが)は、寂しさが何となく感じられる気がしますね。
このシリーズ、面白そうなので読んでみようかなと思います。
それまで小説なんて読んだことのなかった中学生の時、本当に自分でも不思議なくらいの気まぐれでこの本を手に取りました。そして一気に物語に引き込まれ、本を読んだことのない中学生にとってはかなり長いはずのページ数を夜更かしまでして二日足らずで読みきり、その後も月に何冊というペースで本を読むようになりました。もしもこの時の気まぐれがなかったり、他の本を手に取っていたりしたら今の自分には読書という習慣自体がなかったかもしれません。
内容は伝奇SFでUFOや超能力などのオカルト要素が多いため、苦手な人には読むのは辛いかもしれません。しかし物語自体はとてもしっかりしているので、いわゆるトンデモなものが気にならないのであればとても楽しく読めるのではないかと思います。
気まぐれも、その本と出合う運命だったのかもしれませんね。
凄く波長が合う本は私も夜更かしして一気読みします。
僕は自分の言うことが人を傷つけはしないかとびくびくするところが性格としてあるのですが、この小説の主人公の傍若無人ぶりにショックを受けたことがあります。
別に自分が気にしなければ(自分の罪悪感に抵触しなければ)、何をやってもすべて許されるのだ、くらいの強烈な発想を与えてくれました。あと、自分の罪悪感が空回りしていることや、現在の罪悪感を変更していくことも可能なんだな、という視点にまでつながっていきました。
何かと華やかなイメージがこの小説にはあります。ビジュアル化された時の印象が強いのかもしれません。
主人公の考え方に感化する作品ってありますよね。
A・ビアスの「悪魔の辞典」が、最も多感な高校時代のバイブルとして持ち歩いてました。この絵は、最近出た筒井版ですが、高校の図書館にあったのは意訳版で、当時で既に絶版でした。
内容は、「皮肉」。この本を読んで、斜に構え、物事を素直に見ず、裏の意味を考えて、総てを見るようになってしまった、正に「悪魔の辞典」でしたね。(笑)
タイトルを聞いて、「おや?」と思いましたが、この本凄いですね。タイトルから悪魔の名前を網羅した本なのかと思っていました。
>この本を読んで、斜に構え、物事を素直に見ず、裏の意味を考えて、総てを見るようになってしまった
本当に悪魔の辞典かもしれませんねぇ。
タイム・リープ―あしたはきのう (上) (電撃文庫 (0146))
中学生の頃、初めて読んだミステリが『十角館の殺人』でした。当時はあのラストにとても衝撃を受けて、以降ミステリにハマりはじめました。最近再読したら、そんなにすごくもなかったですけどね。
ライトノベルにハマりだしたきっかけは『タイム・リープ』や『風水街都 香港』など。
そして『童話物語』はムチャクチャ泣いた本で、これ以降本を読んで泣くことが結構多くなりました。
おそるべし、十角館。そして綾辻氏。三回目の紹介です。
タイム・リープは未読ですが、評判が良いので気になっています。
『童話物語』、私も泣きました。子供向けかと思いきや、大人が読んでも泣ける本ですね。
高橋歩の「LOVE&FREE」です。
これからの自分の人生の可能性というものに期待を持たせてくれます。
「人間とはこうあるべき」というと少し哲学的に聞こえてしまいますが、人として大切な物を教えてくれた1冊でした。
この方の名前は初めて知りましたが、とても素敵な本ですね。写真がかわいいです。
「放浪しちゃえば?」というキャッチフレーズに心惹かれるものがあります。
世界を放浪すると、きっと自分の世界も広がるのでしょうね。
関が原から大阪の陣ごろの徳川家を舞台とした、エンタテインメント系歴史小説です。漫画化もされてますが未完。
すごい小説でした。
影武者だった男が、主君の死によって彼になりすまさなければならなくなるのですが、その「借物」のはずの地位や人生の中に自分ならではの大切なものや許せないことを見出し、守っていく、十数年にわたる闘いの物語です。
読み終えて、何年かぶりに泣きました。歴史ってすごい、小説ってすごい、人間ってすごい、と思いました。迷っていた人間関係にけりをつけました。小説を書くようになりました。歴史の勉強をはじめ、そのサークルで結婚相手を見つけました(笑)
読書人生というよりは人生そのものを変えた気がします。
この本をきっかけに読む本の幅がぐんと広がったのも確かです。
漫画の方は知っていました。小説が元だったんですね。
結婚相手を見つけたとは、人生を変えた一冊でもあるんですね。
歴史小説は史実の部分とフィクションの部分を織り交ぜて構成される訳ですが、フィクションの設定が前提となっているこの小説はどんな展開を見せるのでしょうか。
「ごんぎつね」は多分初めて本を読んでもらって泣いた本です(小学校低学年のころ)、イソップなど違いキツネが単純な悪者ではないことが衝撃で本のもつ世界の広がりに多分気がついた作品だったと今思います。
「怪人二十面相」ポプラ社版、装丁は今のと違いますが、これは小学校高学年になって学級文庫にありました。この本で登場人物に感情移入する、話に入りこむことを覚えた作品(シリーズ)です。
「幽霊」は多分中学校のころ、この作品に出会えたことで、読書の幅が、ミステリ、SFに限定されずに広く文芸書まで読むようになった作品(それまでは、ミステリとSFしか読んでいなかった)。
影響を与えた本ということでみんな古い本ばかりになってしまいましたが、ご参考になりましたでしょうか
古い本でも大丈夫です。年齢を重ねる過程での影響を与えた本ですね。
北杜夫氏は二作目です。
過程を教えていただけると、その方の読書の遍歴が垣間見えて楽しいです。
ありがとうございました。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3fd05f0e39bfb0...
オンライン書店ビーケーワン:にぎやかな未来 角川文庫
筒井康隆の「にぎやかな未来」。中学生の時に読みました。
このおもしろさは、私にしか分からないと本気で思い筒井作品を買い漁った記憶があります。
とにかく、「小説は何でもあり」ということを教えてくれた作品集です。
筒井氏も三作目です。綾辻氏と並びましたね。
超短編作品集とのことですが、前に出ている回答といい、面白そうなのでためしに一冊読んでみる事にします。
多くの人に支持される作家はそれだけの人を魅了する作品を書いているという事ですからね。
**********************************************************
まだ20件以上回答が残っているのですが、約50件開いたので今日の分はここまでにします。
女が結婚するとき
青山 ゆう著 本の泉社 / \1,260 / 2004.7 | |
女が結婚するとき
青山 ゆう著 本の泉社 / \1,260 / 2004.7 | |
女が結婚するとき
青山 ゆう著 本の泉社 / \1,260 / 2004.7 | |
>いろんな恋愛があるけど一つ一つに意味というか価値があると思う
そうですね、一つ一つに意味があると思います。恋愛をする事で学ぶ事も多いです。
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/ruciel/booklist.html
404 Error - Not Found
Hermann Hesse作「デーミアン」です。
私が読んだのは、新潮社の文庫ではなくて、講談社の文庫で秋山って方の訳だったような気がします。翻訳物は訳によって、まったく感動の度合いが変わってしまうので、気をつけなければなりませんd(ー.ー )
15の秋に読み、それから人生が変わりました。
それまではジャーナリスト志望だったんですが、魔法使いになりたいと思うようになりました(-_-;)ホントカ・・・オイ(^ー^; )”ホントデスヨ♪
まず、価値観というものが全て壊されて、自分で作っていいんだ〜という気がしたんですね。でもそれが、どんなにたいへんなことなのか〜ヽ(´ー`)ノデーミアンの名のごとく、悪魔に魅入られたかのようなたいへんな人生の始まりでもあります。世の中の既製の価値観・概念・常識・良識の全てと自力で戦っていかねばならないのです。そして、どこで折り合いをつけるか!それがわからなければホームレスや自殺にまで至ります。「車輪の下」を読んで自殺した方は多いかもしれません。
でも、「デーミアン」を読んで自殺した人はおそらくいないでしょう。悪魔はこの場合神でもあって、必ず生きる希望を与えてくれます。強い力を与えてくれます。
この作者はヘッセになっていますが、最初は匿名で発表したのですが、話題になっていったいこれを書いたのは誰なんだということになり、ヘッセじゃないかと言われてやっと認めたのです。それほど、ヘッセもやばいと思った本なのです。(くれぐれも講談社文庫秋山さんの訳でお読みください。)
確か、父の本棚に合った気が……秋山氏の訳かどうかみてみます。
熱いレビュー、どうもありがとうございます。
ISBNの欄三つしかないのですが・・・
島崎藤村「夜明け前」。無謀にも小学5年の時に読破を試みましたが当然失敗しました。
通っていた小学校には閲覧室という、図書館のサテライトみたいな部屋が各フロアにあってそこそこの本が並んでいましたが、何故か一冊これが混ざっていました(しかも分巻されていない一冊物)
結構活字には親しんでいたと思いますが、読めなかった本は初めてで、妙な向上心に燃えたことを覚えています。
純文学作品が出てきましたね。
小5どころか、私は今でも読破できるかどうかの自信がちょっとありません。
小学校の図書館が羨ましいですね。
閲覧室がうちの学校にも欲しかったです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122001641/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 背教者ユリアヌス (上) (中公文庫): 辻 邦生: 本
高校時代、私の読書観、ひいては世界観がひっくり返った一作です。
この作品の随所で、作者が描いた情景や心理描写を通して、別世界の“恍惚”を味わうという文学体験をしました。
それは現実世界の見方すらも変えてしまうような強烈な体験で、以来、たんに知識や情報を得たり、登場人物に感情移入して楽しむだけの読書では物足りなくなりました。
この作品から辻邦生氏の世界にのめり込み、20年経った今も、彼は私にとって「別格」の小説家です。
アマゾンの書評もぜひ参考にしてください。
背教者ユリアヌスも二回目の登場です。
>彼は私にとって「別格」の小説家です。
そう言われると読んでみたくなりますね。アマゾンの書評も読ませていただきました。
芸術としての文学か……。
アルセーヌ・ルパンシリーズの第1巻(当時)「奇巌城」です。
小学生の頃にルパンと出会い、以来、「新婚旅行はフランスへ行く!」とまでいわしめた(笑)作品。セーヌ川にたたずんで、往時を忍ぶ旅に出たいと、小学生の頃から思ってました。それほど、私の中でルパンはヒーローになっていたのですね。
よく、幼い頃にルパン派だったら、ハードボイルドや冒険モノに、ホームズ派だったら本格ミステリに、という読書傾向になると聞きます。私も幅広く読みますが、そういう傾向が強いかもしれません。本格的な謎よりも、心のどこかにヒーローを求めているんでしょうね。
「奇巌城」は、というか、南洋一郎の「奇巌城」が、そんな今の私(の読書癖)を築いた作品といえると思います。
ちなみに、先日文庫化された逢坂剛訳の「奇巌城」。大人になって読み返した南洋一郎以外の訳の中では、ズバ抜けて面白かったです。
小学生の頃はルパンの方をよく読んでましたね、懐かしい。ホームズはルパンと比べれば読んでないです。
逢坂剛氏の奇巌城ですか、知りませんでした。
昔読んだのは誰の訳だったのかなぁ。
『塩狩峠』です。
小学校2年生の時に読んだのですが、衝撃が走りました。
多くの人のため(もしかしたら愛する人のため)に命を投げ打ってしまう主人公の生き方に心を打たれました。
子どもながらに“愛”とは?“死”とは?と深く考えさせられた作品でした。
いま思うと、ちょっと早かった(読む時期が)かな?とも思いますが・・・(苦笑) ちなみに、映画にもなっています。原作者の三浦綾子さんは、若い頃から大病を患ったりしてきた方なので、文章の細部に渡って人間の「こころのひだ」のようなものがにじみ出ているのを感じます。
文学作品を小学生のうちに読まれている方が、結構いますね。凄いとただただ驚きます。
クリスチャンが主人公の話なのですね。
レビューに興味を覚える部分があったので、一度手に取って見ます。
世界の名作推理全集―ジュニア版 (8) (ジュニア版・世界の名作推理全集 8)
小学生の時に、学校の図書館にあった子供向けのシリーズで「グリーン家殺人事件」を読んで、こんな面白い本があるのか!と一気にミステリーに傾倒するように。それまで教科書や親に読まされていたような“情操教育によさそうなよい話”に飽き飽きしていたので、純粋に楽しませてくれるミステリーという分野を教えてくれた本です。
その後中学か高校あたりで、偶然出会った「十角館の殺人」で、完全にミステリ読みになりました。
世界の名作推理全集は今読んでも面白そうなラインナップですね。
ですが、情操教育には確かにあんまり良くないかもしれません。人が死ぬし。
綾辻氏、大人気です。
キュプラー・ロスの「死ぬ瞬間」です。
死を目前にした末期患者の心の葛藤が
よくわかります。きっかけは、「死ぬということ」に
ついて、調べていた時にヒットしたので読んでみました。自分が死ぬということを意外と別問題に考えてしまって、周りがどのようにしたら本人が拒絶から死を穏やかに迎えていけるか、考えさせられました。「告知」という課題もこの本のおかげで家族で話し合うことができました。
死ぬ瞬間。遠い事だと考えていても、近いのかもしれません。それは誰にもわからない事ですね。
尊厳死のテーマをゼミで扱いましたが、「死ぬ事」について考えさせられました。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/40089036cd69b0...
オンライン書店ビーケーワン:マクドナルド童話全集 6 妖精のすきなお酒 母と子の図書室
そもそもわたしを読書好きにさせたのがジョージ・マクドナルドの童話全集です。一冊ずつおばあちゃんに買ってもらっていました。長い「物語」への興味や、ヴィクトリア朝への興味の母体ができたとも思います。(結果的にヴィクトリア朝文学の研究をするようになりました。)
子供の頃読み聞かせられた童話によって本が好きになったという方も多そうですね。
ジョージ・マクドナルドの著作一覧を見てみましたが、「成年男女のための妖精物語」という作品が気になります。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/40654bf385e600...
オンライン書店ビーケーワン:クレヨン王国の十二か月 講談社青い鳥文庫 020‐1
『クレヨン王国の十二か月』です。
色々迷ったのですが、子どものころ読んだこのシリーズが
私を読書好きにしたと思うので。
ISBNがついていなかったので検索結果のURLをつけておきます。
昔、クリスマスのプレゼントでクレヨン王国の本を貰ったことがあります。
今もシリーズは続いているようで、新刊を見かけると懐かしくなります。
僕にお月様を見せないで〈1〉月見うどんのバッキャロー (電撃文庫)
この本と出会ったのは去年の1月でした。
書店へ行ったのですが、何も読む本が無いので適当に棚にあった本を取りました。
そして、この本の面白さに気付きました。
その後、同じ作者さんの本だけでなく、他の
作者さんの本も買うようになってゆきました。
もしこの本では無い本を立ち読みしていたら、ライトノベルにここまではまることは無かったかもしれません。
ちなみに今、家にはライトノベルだけで70冊程度あります。
ライトノベルにはまったきっかけの本ですね。
一つのジャンルにはまると、芋蔓式に読みたい本が増えていきますよね。
ホントに最近に(8月下旬)に読んだばっかりなんですが、とても衝撃を受けました。
図書館で借りて読んだんですけど、どうしても手元にバイブル代わり欲しかったので、今日買ってきたところです(^^;
これを読んでまだ頑張れるという気になりました。
人生あきらめるにはまだ早すぎると、結構真剣に考えました。
「賢者の石」をはじめて読んだとき(まだマスコミに大きく取り上げられる前でした)まだ世の中にはこんなおもしろい本があるんだ!と思いました。
中学生の世界は狭かったな・・・。
世間を賑す、ハリー・ポッター。紹介されるのは初めてですね。
ベストセラーになる本を(どんな本でもです)マスコミに取り上げられる前に読んでいた、というのは一種ステータスのような気がします。
星虫はシリーズになってるんですね。
何を間違えたか人生で一番初めに読んだ長編小説がこれだったと思います(小学生時)。本当に今、考えると何を考えていたんだ!と思いますが、おそらく無知ゆえのことでしょう。
この本のお陰で後々どんな本にであってもあまり驚かなくなりました。
現在は外国の作品は全く読みませんが、外国の作品では今でもこれが一番好きですね。
映画の方は知っていましたが、原作があったんですね。
>この本のお陰で後々どんな本にであってもあまり驚かなくなりました。
映画も見ていないので知らないのですが、そんなにどんでん返しのある作品なのですか?
「魍魎の匣」「鉄鼠の檻」
図書館にたまたまあったという理由で「狂骨の夢」から京極作品を読み始め、
面白いと思ったので第一作目から順に読むようになりましたが、
この2作の存在感が、私の中では一番大きいです。
特に榎木津礼二郎が絡むシーンのワクワクするようなスピード感と、
京極堂の憑き物落としのシーンの奇妙な引力が圧巻。
こういう感覚を味わったのは、このシリーズが初めてのことでした。
私は“みっしり”の魍魎の匣から京極作品に入った人間です。
京極作品は長く、また厚いので有名ですがそれを打ち破る魅力があると思います。
ゲームやマンガなどで、1度はハマるのではないでしょうか?ゲームやマンガでは味わえない三国志の世界を、小説で味わうなら本書ですね。全8巻ですが、寝る事も忘れて読んだものです。
三国志、そうですね一度は何かで触れた事のある作品だと思います。
去年、語学(中国語)の授業で三国志をやって地獄を見ましたが、話はとても面白かったです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334782256/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 放送禁止歌 (知恵の森文庫): 森 達也: 本
①志賀直哉の『清兵衛と瓢箪』。
志賀直哉の短編は全体的に好きなのですが、これは格別に好きです。子どもの可能性とそれを失わせる教育という話。
②森達也の『放送禁止歌』。
ノンフィクション。竹田の子守唄が放送禁止だという話は有名ですが、実は誰かが禁止していたり決まりごとがあったりするわけではなくて、人びとの勝手な思い込みだった、という話。世の中について考えさせられました。
志賀直哉の短編集ですか。歴史で学ぶような文学の大家の作品は全くといっていいほど読んでいないのが、コメントを書いていて浮き彫りになってきました。
放送禁止歌は着眼点が面白いと思います。
何度も何度も読み返してしては、そのたびにちがった発見の喜びがある本です。
人間というものは、物語をつくるだけでなく、ひとつの歴史さえもつくりあげることができるのだと衝撃を受けた作品です。
人間の想像力の凄さを知りました。
指輪物語、有名なファンタジー作品が出ました。
映画の影響もあってか、一時期読んでいる人が多かったですね。
>人間というものは、物語をつくるだけでなく、ひとつの歴史さえもつくりあげることができるのだと衝撃を受けた作品
指輪物語ではないですが、私にも似たような経験があります。
ベイトソンの「精神の生態学」です。
それまで受動的な読書をしてきた僕に、考える読書、能動的な読書をすることを教えてくれた本です。一般にニューエイジ系の思想書と分類されますが、ひとくくりにニューエイジといってほしくない感じ。
冒頭の「メタローグ」という章は、たいへん簡易に彼の思想への道しるべをつけてくれています。ぜひ、読んでほしいなあ。
この本があってこそ、後の村上春樹などとの出会いがあった、ともいえる、僕にとってバイブルのような本です。
思想書は手に取ったことの無いカテゴリの本です。
何だか難しそうですねぇ。考える読書、能動的な読書という部分にはちょっと惹かれますが。
松本清張著「砂の器」です。(上下巻、カッパノベルズは一巻)
自分は、20代前半ですが、母親が昔読んでいた小説を
整理していてこの本を見つけ、読みました。
幸せの絶頂にある有名人、、その中にある汚点を隠す為に
殺人を犯し、隠蔽しようとする。。。
そして、その事実をつきとめようと刑事が執念をもって
追跡していくというストーリーです。
推理小説って枠で捉えちゃうと、それで終わりですが、
それ以上に感銘を受けたのは主人公が犯人を追跡して、
北は秋田から西は島根の山奥まで捜査をしていくという部分です。
凄く旅情をかきたてられます。特に、鈍行、夜行を使って
全国を駆け巡るところは、古きよき時代を感じさせます。
お陰で大の旅行好きになってしまい、自宅(茨城)から倉敷まで車で単独旅行するまでになってしまいました。
30年以上たった今でも非常に味わいながら読める、そんな一作です。
ドラマを見ようと思いつつ、結局一回も見れずに終ってしまいました。
松本清張も一度読んでみたい作品です。
どうもありがとうございました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872331265/249-5627401-...
Amazon.co.jp: 完全自殺マニュアル: 本: 鶴見 済
かなりブラックな本だし、色々と問題(有害図書?)もあったようですが、
自分は現在、自殺志願者ってわけではないですが、
読んでみて、完全に死ねる方法など書かれていましたが、
どの項目も失敗した場合にどうなってしまうのか、
きちんと(?)書かれてあり、
逆に、「生きるための本」と感じました。
(読んだ当時は自分自身に色々問題があり、自殺など考えてしまっていたので………)
おかげで、現在の自分が存在している(大袈裟?)のかもしれません
失踪マニュアルの方は読んでいます。amazon では購入に年齢制限が付いていますね。
>逆に、「生きるための本」と感じました。
発想の転換ですね。
アウグスティヌス《三位一体論》中沢宣夫訳1975
東京大学出版会
読む前にはわたしは親鸞を通してのブディストだったのですが 信じるもの(実は 非対象)が違っていたと知りました。
それまで聖書などを読むと 大げさに言えばなにか身体がチクチク刺されるような感覚があったのですが この本を読むと 言わば背筋を伸ばされたように もはや前を向いて進むという生活態度に変わりました。それ以外に道はありえないというところへ 導かれたかたちです。
以降 三十数年経ちました。
宗教的な信仰の対象が違ったという事を認識した契機の本ですね。
私はこのような体験をした事はありませんが、本の役割にも色々なものがあるのだという事を知りました。
シャーロック=ホームズの冒険 上 シャーロック=ホームズ全集 (5)
読んだのは小学校高学年のとき。こんなにおもしろい小説があったのか!とすっかりミステリにはまってしまった1冊です。
本書は子供向けに訳されていて、後から大人向け(?)の文庫版も読んだのですが、シャーロック・ホームズと聞くとこの本の表紙の絵を思い浮かべてしまいます。もう20年近く昔のことなのですが、表紙が変わっていないのがとても嬉しいです!
以前の回答でルパンシリーズを挙げられた方がいましたが、今度はホームズが出ましたね。
私は世界の文学全集で始めてホームズに触れました。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3e4881d8615650...
オンライン書店ビーケーワン:オーパ! 集英社文庫
開高健の「オーパ!」です。
釣りはやらないのですが、日本語、特に漢字の美しさには惚れました。
釣りを題材にした本なんですね。
漢字の美しさですか。文章の美しさは良く考えますが、漢字は考えた事が余りなかったです。どんな美しさなのでしょう。
マスコミは人を裁けるか―報道される側の人権 (ポプラ・ノンフィクションBOOKS)
小学校か中学のとき初めてこの本を手に取った日から、物事の見方が大きく変わりました。
「テレビで大人が話していることが正しいとは限らないなんて!」
大人の世界はもっとしっかりしてるものだと思っていた、それを崩してくれた本です。
読んで以来世の「正義」とされること全てに疑いの目を持てるようになりました。
ネットの情報は信用するなと一部の識者は言いますが、
新聞に書いてあること本に書いてあることを疑えと言ってくれる人はそう居ません。
今で言うメディアリテラシーを先取りしていたように思います。
塩ビはそんなに環境に悪いのか。木を全く切らなければ森は守れるのか。
人が大々的に正論を語るときは利益が絡む。
テレビで報道されていること全てが正しいとは限らない、その事を知ったのはいつ頃だったか忘れてしまいました。
確かにそういう事実を知ったら、物事の見方が変わるようになりますよね。
<しんちゃんがないた>
小4の際の課題図書。
手元にもう無いのに今でも内容をハッキリ思い出せるほど
強烈でした。
差別や障害というものについて、はじめてしっかり考えた1冊。
とにかく強烈。
<赤毛のアン>
この新潮文庫版を小5で読み、赤毛のアンシリーズ読破。
これから私の小説好きは始まりました。
以降、私の人生には必ず側に本がいます。
<沈黙>
今まで読んだ本の中で一番心感動した本。
心理描写の巧みさ・どうしようもないやりきれなさ、
登場人物の尊さ・・・。
どこをどうとっても素晴らしすぎる作品。
何度読んでも泣いてしまいます。
人間の本質について、深く描かれています。
課題図書は課題となるだけあって考えさせられる本が多いですよね。
赤毛のアンも時代を越えて愛される物語だと思います。
沈黙も読んだ時、宗教、そして信仰という物の在り方について考えてしまいました。
小学生の頃、ずっと富士見ファンタジアや電撃文庫といった
ティーン向けノベルばかり読んでいました。
他の方も挙げられていますが、
ホワイトハートから出ていた小野不由美の十二国シリーズに感動し、
そこから屍鬼に手を伸ばしたのですが、
何つーか、余りにも悲しい世界に衝撃を受けて、
勢いでティーンノベルを卒業してしまいました。
途中まで再読しても、どうしても続きが読めない本として
自分の本棚に置いてあります。
もし小野不由美と出会ってなかったら、
それ以後読み始めた桐野夏生や京極夏彦といった素晴らしい作家とも
出会えなかったかも知れないと思うと
読書人生を確実に変えてくれたのはこの一冊です。
小野不由美の次に触手を伸ばしたのが京極氏なのですが、
読み進めるに従って、関口と同化してしまい
非常に不安定になったのを覚えています。(笑
何となく生きていた世界観とか、そういうのが覆された気がしました。
彼の妖怪シリーズは自分の興味の方向を確定づけてくれた辺り
人生をも変えてしまった本なのかも知れません。
映画化……どうなんだろうなぁ。。
小野不由美氏の屍鬼、京極氏の姑獲鳥の夏、夏に纏わる小説が出てきました。
二作品とも決して明るい夏ではないですね。悲しみや、暗さをまとった夏です。
屍鬼はいまだに夏になると読み返したくなります。
京極氏の映画はどうでしょうね。多分観に行くと思いますが。
小学校高学年のころに学校の図書室で読みました。
ルビは多いが言い換えは少ないなど、子供向けにリライトしたものとしては
めずらしく子供をなめていないつくりなのですが、巻末では、
大の大人にもホームズが実在すると信じ込む人もいることや、シャーロッキアンについて、
また、いったん終了したシリーズがファンの要望に応えて再開された経緯についてなど、
訳者の方が詳しく解説されており、当時大人を絶対視していた私にとっては
ホームズの格好良さとかストーリー自体もさることながら、
「大人さえも本気で騙され、夢中にさせられる作り話」がこの世に存在するということが
本当に衝撃的でした。シリーズ全巻をむさぼるように読み尽くした記憶があります。
フィクションでもノンフィクションでも、人との関わりにおいてでも
「癒し」とかじゃなく「驚き」や「知識」を求めるようになった出発点は、
このシリーズにあると思います。
kimagurepierrotさんが挙げてくださった本と同一シリーズのものですね。
巻末の訳者の解説が面白そうです。
図書館の児童書のコーナーで探してみます。
理論社ホームページ
ふかふかウサギ夢の特急列車 (ふかふかウサギのぼうけんシリーズ)
どのように表現してよいかわかりませんが
このシリーズが楽しくなかったら読書嫌いだったかもしれない、という記憶に残るシリーズ。
読書人生を変えたというよりは読書人生の始まり。
読書人生の始まりの本ですか。メモリアルですね。大切な一冊だと思います。
復刻されたあたりに人気の高さを窺わせます。
オーパ、オーパ!!〈アラスカ篇 カナダ・カリフォルニア篇〉 (集英社文庫)
開口健の「オーパ!」です。
これまでの人生で決定的な一冊を選べと言われれば迷わずこれです。
中学時代に試験勉強に嫌気が差して親父の本棚をいじっていたときにふと目に付いて読みはじめたのですが・・
このときの試験は最悪でしたね。一夜漬けすらせずに読み続けましたから。おまけにその後しばらく書く文章が全てエセ開口風になるという病気にもかかりました。
文章というものがマンガ以上の魔力を持ちうるのだということを始めて実感した一冊です。
人生への影響としてはここから初めていろいろな本を読むようになりましたね。それまではマンガしか読んでいなかったのです。
開高健氏のオーパ!のシリーズ、二回目ですね。
本を読みふけって試験は最悪……私も高校の時にやりました。続きが気になって勉強に手がつかないのですもの。
本との素敵な出会いが出来てよかったですね。
レーモン・クノーの『文体練習』です。
「何が書かれるか」ではなく「どう書かれるか」が重要なのだと気づかせてくれた本です。
99の断章すべてが同じ出来事
「S系統のバスの中で足を踏まれてけんかした。二時間後に別の場所でそのけんか相手を偶然見かけた」
について書かれています。
内容と言えばそれだけです。
それだけなので人生は変わりませんが、読書人生は変わりました。
物語など必要ありません。世界は文体でできています。
それから、フランス人はフランス語でできています。
>「何が書かれるか」ではなく「どう書かれるか」
一言で説明できる事象を断章毎に違った風に料理している本、という事で良いのでしょうか。
そうであるなら、作者の手腕もさることながら、訳者も凄いという事になりますね。
http://www.hatena.ne.jp/1094655207
読書が好きな方に質問です。 あなたの読書人生に大きな影響を与えた一冊を教えて下さい。 その本が何故影響を与えたのか、理由を語っていただけると嬉しいです。 純文学・.. - 人力検索はてな
学生のときに読んだのですが,その後の人生に大きな影響を与えた一冊です.
椎名誠氏の自伝的小説……スーパーエッセイとありますね。
青春小説は自分がその年代の時に読むのが、読みごろだと思っています。それより後だと懐かしさ、それより前だと憧れを感じる気がします。
『はるかな国の兄弟』
死後の国「ナンギヤラ」で冒険をする兄弟の物語。
漫画以外で、初めて自分のお金を出して買った思い出の本です。
小学3〜4年のころ、姉が図書館から借りてきたものを読んで、ずっと心に残っていた本でした。題名を忘れてしまっていたのですが、数年後に偶然ある漫画にこの本が紹介されているのを読んで題名を知り、どうしても欲しくなって、書店で取り寄せしました。
現在は岩波少年文庫に収録されていますが、当時は箱に入ったハードカバー本で2,200円しました。当時の自分には大金で、すごくどきどきしましたが、手に入れてとても嬉しかったのを覚えています。
先年結婚しましたが、まだ手元に置いています。いつか子供ができたら読ませてあげたい。
買ったエピソードも含めて思い出の本なのですね。
>いつか子供ができたら読ませてあげたい。
お子さんはきっととても喜ぶと思います。
家の場合はマンガでした。
一冊とのことでしたが2冊ですみません;
ひとつめは「時のかなたの恋人」ですね、やはり。
中世のイギリスと現代で繰り広げられるタイムスリップ
SFラブストーリーです。何度読んでも感動させられます。
子供の頃はよく推理小説などを読んでいたのですがずっと
離れていて、社会人になってこれを読んで、また本を
読むようになりました。現在では週に2冊ぐらい
読むペースができました。そのきっかけとなった本です。
ふたつめは、江戸川乱歩賞作家、高野和明さんの
「幽霊人命救助隊」です。
自殺して幽霊になった人たちが自殺者を救っていくと
いう、ばかばかしさの中にすばらしいエンタテインメントが
入っていて感動しました。ハリウッドのような壮大な
展開。表紙もアメリカの劇画タッチでいい感じです。
幽霊人命救助隊、こういうの好きです。機会があったら読んでみたいです。
私も一時ほとんど本を読まない時期があったのですが、また本を読むようになったきっかけの本はやっぱり特別な思いがあります。
さすらいのジェニーは中学生のとき、友人に薦められて読みました。猫が好きで猫の表紙にひかれて読み始めたのですが、本を読んで泣いたのはコレが初めてでした。
図書室に置いてあったのですが何度も借りて読みました。
読書は楽しい!と思うことができたのはジェニーのおかげです。
妹分のトマシーナもありますが、矢川澄子さん訳のものを見つけられなくてまだ読んでいません。
もうひとつ、チロヌップのきつねは幼い頃に読んでとてもショックを受けました。
自分が親になったら、子に読んでほしい本のひとつです。でも、寝る前に読み聞かせたら寝られないかもしれないですね。
チロヌップのきつねはとても悲しいお話のようです……。
でもそういう話も伝えていかなくてはならないのですよね。
凡庸な芸術家の肖像〈上〉―マクシム・デュ・カン論 (ちくま学芸文庫)
凡庸な芸術家の肖像〈下〉―マクシム・デュ・カン論 (ちくま学芸文庫)
今では大嫌いになりました蓮實重彦の作品ですが、この作品は高校の教科書に使って頂きたいぐらいです。
「天才の反対は凡庸ではなく愚鈍である」
「凡庸とは才能の欠如ではない。凡庸さとは存在を操作しうる距離の意識であり方向の感覚である」
同時代に生きていれば確実に優秀だとおもわれるだろうマクシム・デュ・カンがいかに聡明でなおかつ凡庸な者であるかを執拗に描いた著作。
なんの根拠もなく、自分は人と違っている、優れていると勘違いする人が多い中、この本を読んでみんな楽になればいいのに、と思います。
もちろん蓮實重彦や浅田彰が凡庸だとしたら、僕などは「単なる馬鹿」以下になるのだけれど、少なくとも「凡庸」になる努力をしなければならない。
>今では大嫌いになりました
そういう作家を挙げてきた方は余りいなかったので驚きました。
>なんの根拠もなく、自分は人と違っている、優れていると勘違いする人が多い中、この本を読んでみんな楽になればいいのに、と思います。
痛い言葉です……。
宗田理 ぼくらの七日間戦争シリーズ
このシリーズが8冊目くらい出た時点で気になって買い始めました。当時、中学2年だったと思います。
とにかく面白くて、読んでは次を買い、また読んで次を買い、本屋に通いまくりました。そのときから読書が好きになったような気がします。今は大学教員ということで本を読むのが仕事みたいなものです。
あのときこのシリーズに出会ってなければ、こんなに本を好きになったかどうか。別の人生になっていたかもしれません。
シリーズもので夢中になって読書好きになったという方も多いでしょうね。
ぼくらシリーズ、かつて夢中になって読んでいました。
リアルタイムで読んでいた訳ではありませんけど、主人公達と一緒に色々冒険や体験をした気持ちになれた作品です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061335057/hatena-q-22
Amazon.co.jp: ルドルフとイッパイアッテナ: 斉藤 洋, 杉浦 範茂: 本
小学生の時は読書が嫌いでしかたがなかったのですが、課題か何かで偶々手に取ったこれが、本の面白さを教えてくれたと思います。初めて読書が面白いと思わせてくれた。忘れられない1冊です。
ルドルフとイッパイアッテナ!この作品が出るとは嬉しいです。
「おれの名前はいっぱいあってな」という台詞が忘れられません。
そういえば、小学校の図書室で一番初めに借りたのはこの本でした。
前の回答で子供に読ませたい本が何冊か挙がっていますが、これは自分の子供に読ませたいかも。
******************************************************************************
まだいくつか回答が残っていますが、今日はここまでにします。回答者のみなさん、ありがとうございました。
明日質問を締め切る予定です。
「フランダースの犬」です。
生まれて初めて自分で読んだ絵本じゃない(字ばっかりの)本。当時6歳。これによって「本を読むことのおもしろさ」に目覚めました。
たぶんこの本だったろうと思うURLを入れてあります(読んだのは違う出版社のものかもしれませんがいかんせん昔のことなので定かではありません)。
エラーが出てしまって、本の方は見る事ができませんでした。残念です。
絵本で読んでも、本で読んでもフランダースはラストで涙が出そうになります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334780016/qid=10948091...
Amazon.co.jp: 私物国家―日本の黒幕の系図 (知恵の森文庫): 本: 広瀬 隆
若干古いですが、広瀬隆をあげたいと思います。系図から日本の黒幕を解き明かす手法で、自分たちがいかにお人よしにいきているのか痛感させられます。はじめて広瀬作品を読むならこの辺が日本ネタなので取っ掛かりやすいと思います。
国民一人に換算すると、こんなに借金あるんですね……。
家系に因る権力関係というのは歴史上古くからあったものだと思います。巻末の家系図がちょっと見てみたいです。
1冊じゃなくて3冊出しちゃいます。
スミマセン。
『夏への扉』を読んでSFって面白いと思いました。これ読むまではSFなんて全然読まなかったし、興味も無かったんですが、これ読んでからはSFに、はまるようになりました。
『エルマーとりゅう』
小学生の頃読んだ童話というか児童文学なんですが、大学生のときに読み直して、児童文学にのめりこむ原因になった本です。思わず大学の授業で児童文学研究とか受講してしまいました。
『どくとるマンボウ航海記』
はじめて読んだエッセイです。この本読んでエッセイの読みやすさとか、面白さを知り、北杜夫の本は小説もエッセイも何もかも買い漁った記憶があります。作者にはまると、その作者の本をはしから買いあさる生活は、この本が原因かもしれません。
『夏への扉』は、出てきているかと思いきや初めての登場ですね。
今まで読んでいなかったジャンルに初めて触れた本というのも、思い出深い本だと思います。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150301786/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 敵は海賊・海賊版 (ハヤカワ文庫 JA 178): 神林 長平: 本
自分の小遣いで最初に買った本。
奇しくも両方ともSFだった(?)のがその後の嗜好を決定したといってもいいでしょう。
BK1の方は後からでた版です。私が買ったのは文庫版。
新井素子氏は作品に流れる雰囲気が好きな作家さんです。
『敵は海賊』は、一度読んでみたいと思っていた作品です。
回答ありがとうございます。
生まれて初めて自分で選んで買った(買ってもらった)本です。
小学2年生ぐらいだったと思うのですが、デパートの本屋さんで「何でも好きな本買ってあげる」と言われ、ドキドキしながら買ってもらいました。
エルマーの勇気と機転のよさ。エルマーとりゅうの友情。
とても面白くて何度も読みました。
本を選ぶ楽しさというものにこの時からハマってしまったのだと思います。
エルマーのシリーズがまた出ましたね。
本を買ってもらったエピソードが何だか微笑ましいです。
買ってもらう時に自分で選ぶと、自分で買った時とはまた違う愛着心で本と接する事ができるような気がします。
ルナル・サーガ・リプレイ―月に至る子〈1〉 (富士見ドラゴンブック)
新装版フォーチュン・クエスト〈1〉世にも幸せな冒険者たち (電撃文庫)
ルナル・サーガ/フォーチュンクエスト/スレイヤーズ。
この3シリーズをほぼ同時に知って、子供向けのファンタジーにハマりました。
特にルナルサーガは、TRPGを知るきっかけになった本です。大学入学まではほとんどファンタジーとTRPG漬けでした。
影響を与えた理由…というか、「ロードス島戦記」「フォーチュンクエスト」は本好きの小〜中学生は一度は読んだことがある本だそうです。そうやって本好きになっていく過程で読む本にファンタジーが多かったので、ファンタジー好きになっていったんでしょう。ミステリとかも読んでいたんですが、いつの間にか「剣と魔法」が出てこないと引き込まれないようになってしまっていました。
あとは、ちょうどドラクエ世代だったっていうのも大きいのかもしれません。それに近いものを求めた結果というか…
長文すみません。しかも微妙に趣旨が違うかもorz
趣旨は違っていませんよ、大丈夫です。
小中学生の時に本を読む楽しさを覚える人の多くは、ティーン向けの小説から入って行くのではないかと個人的に思っています(勿論そうでない方も多いとは思いますが)。
なので、厚く理由を語っていただけて嬉しいです。
スレイヤーズの一巻ってもう14年も前の作品だったんですねぇ……。
聖書です。
新約聖書、旧約聖書両方合わせたもの。
書かれたのが新しい部分でも約2000年前。
古い部分になると3500年ほど前!
でも、今でもその内容が感動を与え、人生をどう生きるべきかを教えてくれる。これは凄い!!
キリスト教信者じゃ無くても一度は読む価値あると思います。
何しろギネスブックも公認の発行部数世界一ですし・・・
世界で一番読まれている(所有されている?)本、聖書。
いちおうキリスト教系の幼稚園に通っていたので、聖書を持っています。幼稚園児には何がなにやら、という感じでしたが。
聖書を小説にした、小説版聖書というのも昔ありましたね。
『くまのプーさん プー横丁にたった家』(ミルン作)
なんといっても、見返しの地図、ときどき挿入されるへんてこな歌と物語の中に流れるゆったりとした時間、そしてやさしげなイラストが好きでした。
田舎で育ったので、自然描写が自分の生活環境に似ていたこともあったかもしれません。
小学5年生のときに出会って以来、自分の本質を語る大切な一冊になっています。
『アーサー・ランサム全集』
こちらは、中学で出会った作品。
『ツバメ号とアマゾン号』は忘れられません。
冒険のわくわく感が今でも伝わってきます。
こちらも地図が好きでしたね。
地図って、子供心をくすぐりますね。
アマゾン号、シリーズではなくて単体で読みましたが、わくわく感がありましたね。
私も割合田舎で育ちましたが、こういう冒険はできないので、その辺りが好きでした。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062637707/249-8854170-...
Amazon.co.jp: 異邦の騎士 改訂完全版: 本: 島田 荘司
島田荘司の異邦の騎士です。
私が、21歳の頃カナダにいて、あまりにも暇なんで本でも読もうかと友達に借りて読んだのがこの本です。
それまで、読書感想文の本も読まないで、映画などを見て読んだことにして感想文を書いていたほど読書嫌いだった私が、本の面白さに引き込まれ、今まで本を読まなかった事を後悔したほどの出会いでした。
それ以降は、ミステリーを中心に本を読むようになり、結構読書好きになりました。
綾辻氏は頻出するのに、島田氏は出ないなと思っていました。
島田氏によってミステリィ嗜好になった方も多いのではないのでしょうか。
実はこの作品は読んでいないのですが、一度読んでみたいと思っている作品です。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/4139ed0a40bf20...
オンライン書店ビーケーワン:道は開ける 新装版
道は開ける/カーネギ−
思春期どくとくの躁鬱?の時に読んだのですが
将来への漠然な不安がやわらぎましたね。
今でもこの本から教わったことは忘れないようにしてます。
人間誰しも何らかの悩みを持っていますよね。
私もあります、悩み。そしてそれは尽きないものです。
悩みに効果的に聞く本ですか、興味ありますね。
姑獲鳥の夏も良く出ますね。
先日の映画の記者会見は賛否両論でしたね。映画はどのような出来になるのでしょうか。
http://www.esbooks.co.jp/books/detail?accd=18476966
セブンアンドワイ - 本 - 少年少女世界の文学 9
小学校1年生位のときに母が買ってくれた「小公女」に影響を受けました。結構長くて子供にはちょっと難しかったのですが、ドキドキしたり涙したり、面白くて何度も読み返しました。読書好きになったきっかけの本です。
このURLの小公女、川端康成の訳とありますね。驚きました。
かつてアニメで世界名作劇場というものがありました。小公女セーラ、あれは割合良く出来ていた記憶があります。
今の子供は世界の名作をどの程度読んでいるんでしょうね。
占星術殺人事件―The Tokyo zodiac murders
島田荘司『占星術殺人事件』
作品の評判を聞き、図書館で借りたのが伝説の袋閉じ初版本でした(御手洗の名前が「清志」だった)。当時は不幸なネタバレ漫画もなかったので、その衝撃はとても語れるものではありません。すぐにノベルスで買いなおして何度も読み返しては、友人に薦めまくりました。まだ文庫が出てなかったころです。
しばらくしてその島田氏が推薦する新人がデビューするというので迷わず買って読みました。「終幕の1行が世界を変える」と帯に書かれていて、てっきり犯人の告白後、”最終章”にさらなるドンデン返しがあるものと期待しました(これはすごい、大傑作だ!と)。ところが、話はそのまま終わってしまい、期待した分だけガッカリしました。そう、例の作品です。
(勝手に誤解した自分が悪いのですけどね…)
最後の回答はミステリィです。
初版本を読めたとは幸せですね。羨ましいです。
綾辻氏のエッセイを読むと、島田氏の凄さを感じます。
****************************************************************************************
回答を全部開いたので、ここで質問を閉めたいと思います。
回答してくれた皆さん、ありがとうございました。たくさんの“一冊”への思いを聞かせてもらえて楽しかったです。
回答ありがとうございます。
『チーズはどこへ消えた?』、以前ベストセラーでしたね。ページ数が少なめなのが以外でした。
星の金貨はドラマのノベライズでしょうか。あ、でも楽しくって泣けるんじゃ違うかな。