ayanpaのデザインうんちく 〜色もイロイロあるけれど その3 カラーと対比〜
色には12色相還というものがあり、近似色と相対色を使う事で綺麗に配色を見せる事ができます。
なので赤と黒という配色は相対する配色で綺麗に見えるというわけです。
目立つから・・・
と言ってしまえばおしまいなので、
ちょっと変わった視点から推測すると、
風水では、黒(水)・赤(火)、
青(木)・白(金属)というように、
相反するものの色の組み合わせに
なっています。黒とか、青とか、
ちょっと、うーむと思ってしまう点が
なきにしもあらずですが、そう反している
色の組み合わせだからこそ、目立つのだし、それが好まれると言えそうです。
相反するわけを教えて下さい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4006000340/ref%3Dnosim/...
Amazon.co.jp: 万葉集抜書 (岩波現代文庫): 本: 佐竹 昭広
それぞれ対照的な色だからです。
黒は「暗い」、赤は「明るい」、白は「顕い(はっきり、くっきりしている)」ということ、青は「淡い(ぼやけている)」という言葉から出来ています。詳しいことは「万葉集抜書き」という研究書に書かれています。ま、語源のことなのですが。
http://www.daicolor.co.jp/index.html
大日精化工業株式会社
こちらの色彩知識が、かなり専門的な内容になっております。
相対について質問があったので、そちらについてです。
まず、『表色系システム』のマンセル表色系を見ていただけると、青と白が空間を縦に見た時に中心&最上部、
赤と黒が中間&最下部の相対色にあたる事が分かると思います。
立体の中央部にあるのが白⇔黒であることが分かるように
誤解は受けやすいのですが、分かりやすく書くと
全ての色は白と黒に通じています。
だから、青と白、赤と黒、なのです。
反対色はたとえばクリスマスカラーの赤と緑ですね☆マンセルを見ながらですと、
この赤&緑は横の空間においての反対の位置にあり、青&白、赤&黒とは相対の種類が異なる、事が分かると思います。
フォトショップやペインタークラシックを持ってる方だと分かりやすいかもです。赤と緑はどちらも主張しあう感じになりますが
赤と黒、青と白は互いが同じ縦の系列にあるので視覚的に優しい色の対比になります。
ちなみに青&黒、赤&白も同じ理由で落ち着く対比ですが、色の境界をぼかしあう組み合わせなので、『ハッキリ』とした印象は受けなくなります。
黒&赤、白&青は、お互いの色を優しく引き立てあい、どちらの魅力も失わせない。と、良く書くとそんな感じでしょうか。
もちろん、赤&白、青&黒みたいな、似たもの同士が優しく溶け込む感じも
赤&緑の全く反対だからこそバランスをとりあえる関係も素敵ですよね☆
そういうバランスが絶妙なのが相対している色ともいえるかもしれません。
長くなってすみません
分かったような、分からないような
URLはダミー
赤と黒:明暗的イメージで使っていると思います。色のコントラスト的にも、バランスが取れていると思います。意外な相性のよさを感じたりもします。
白と青:空のイメージで自然にすがすがしい明るいイメージで癒しの効果がある組み合わせかと思います。
その組み合わせが多い、というのは「自然で馴染みやすく」しかも「アピールの強い」組み合わせなのではないかと思います。
流行などではなく、人間の本性にしっくりくるというか…原初的な感覚にアピールするというか…
黒×赤は、暗闇と血のイメージ
白×青は、晴れた空と雲のイメージ
あるいはそれに類するイメージだと思うのですが。
「普遍的に」人間の感性にアピールする色の組み合わせなので、馴染みやすく、しかもある一定の印象を強く人に与えることが出来るので、多く使われるのではないかと思います。
http://www.hatena.ne.jp/1095786211#
黒×赤、白×青の組み合わせが多い理由 - 人力検索はてな
なんかおかしかったので同じものが2度送信されてたらごめんなさい。
色というのは相対的な面をもち合わせるもので、同じ色でも組み合わせる色とその割合によってその意味が変化する
ものです。例えば同じ青でも灰色と組み合わせれば渋みが出るし、ピンクと組み合わせれば明るくファンシーな感じ
になります。
しかし色は1色でも意味をもっています。赤は激しさや熱さをイメージさせ青は冷静さや涼しさをイメージさせます。
これらのイメージをストレートに伝えたい時に無彩色(白や黒)を使います。これらの色は元となる色のイメージを
崩しにくいとされています。ただし、白や黒も”色”なので当然意味をもち、組み合わされた色にも当然影響を及ぼし
ます。
色というのはデザイナーの提案なんです。デザイナーはその色の組み合わせで伝えたいイメージを伝えれれると
信じています。ですから見る側はその人が感じるように感じればいいわけです。デザイナーの色選びは基礎となる
理論もありますし、センスや経験だったりもします。
あと自分の考えですが赤との組み合わせでは赤+白という組み合わせの方が断然多いと思います。赤という色は
ストレート過ぎるので白という色が落ちつきと広がりを与えます。青との組み合わせで多いのはやっぱりピンク
ですね。女性雑誌などでよく見かけます。
徹夜で眠いです。ワケワカンナイ事を書いたと確信してます。けどいいたい事言えて満足です。
お詫びにポイント要りません。のっかときます。
http://www.ll.chiba-u.ac.jp/100bs/001.html
赤と黒 / スタンダール (林田 遼右)
スタンダールの小説の赤と黒では、赤は軍人、黒は僧侶として、表現されていることが、中世来の欧州の権力者を表現するものから、赤と黒という表現が定着しました。
アジアでは、また赤は明るい、黒は暗いに通じています。
色の遊びとして、白と青は、日本人の感覚の中でも好まれているものです。澄み切った青空に浮かぶ白い雲というイメージも好ましいものです。
基本は無彩色とvividな有彩色の対比、調和にあると思いますが、日本固有の、好まれる組み合わせでもありますね。
vividな有彩色同士の対比もよく使われますが、有彩色同士の対比だと、リープマン効果が起こったりするので、対比する色相に気を遣わなくてはなりません。白や黒といった無彩色は、色相を持たないのでこの手色相に起因する目の錯覚(?)に悩まされず配色することが出来ます。
民族的な根拠を求めるならば、
「赤と白、黒と白、青と白、白と黒」この組み合わせは、日本では古来から好まれて使われてきたようです。
『日本書紀』に色名として登場するのは、赤、青、白、黒の四色だけです。
これらの色は、それぞれ魔よけの色だったり、神の色だったり、天上の色だったり、と、神話的側面をもって使われてきました。
ついでに、2の方の補足をするならば、
日本にも影響が大きい中国の古代宇宙観「陰陽五行道」では、五行(木火土金水)で宇宙が規定されるとしています。
この五行には相克関係があり、色を始め、方角、聖獣、季節などを当てはめているのですが、色で相反するわけ(黒と赤、白と青)がわかりにくいのでしたら、対応する方角(北と南、西と東)が相反していることを考えるとわかりやすいかもしれません。
※URLはダミーです。
興味深い話をどうもです。
いや、もっと無機的にというか、理論で知りたかったんです。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~t-hys/chapter-8.html
人はなぜ色彩を認識するのか、その起源と色彩効果
無彩色としての黒と白。
黒は人間を含むすべての動物にとって相手を恐れさせまたは威嚇する効果を持っている。しかしまた、色々な情景の中に必ず多く存在する色です。
白は相手に対して何の刺激も与えない色です。それ故、髪が白くなると人としてのアイデンテテイが少なくなります。
赤は地の色であり、血の色でもあります。最も人間に強烈な印象を残す色です。
青は空や海の色で、最も刺激の少ない色です。
黒と赤の組合せは非常に刺激が強く、相手に威圧感を与えます。個性が非常に強い組合せです。
白と青は清純を表し、黒と赤の全く正反対です。これは世の中がはっきり強弱二分化された現れでないかとも思います。
黄色とか茶とか、もっと中間的な色の方が好まれてよいと思いますが。
ありがとうございます