真相が詳しく書かれている文献を探しています。
絶版になっていても国会図書館にあればOKです。
但し「日ユ同祖論」絡みの信憑性の低い本はナシでお願いします。
参考URL:
http://www.tabiken.com/history/doc/S/S163C200.HTM
ありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4818420379/hatena-22/25...
Amazon.co.jp: 一本の樫の木―淀橋の家の人々: 本: 関屋 綾子
関谷綾子さんは、森有礼と寛子夫人(二番目の奥さん)の間に生まれた方で、お兄さんが森有正さんです。
「一本の樫の木ー淀橋の家の人々」は、ご自身の家族について書かれた本です。
この中の「祖父 森有礼」という章に「木場貞長氏からの聞き書き」ということで、「不敬事件」の真相が書かれています。
木場貞長氏は森有礼の秘書官で、伊勢神宮参拝のときも同行しており、一部始終を目撃しているので、その証言はきわめて信憑性が高いと思います。
なるほど、ありがとうございます。
父に聞いたら、大久保利謙『森有禮』に載っているよ、と見せてくれました。
木場貞長という森有礼の秘書官をしていた方の談話です(元は『南国史叢』第四輯「森有礼先生を偲びて」)。
それによると、不敬事件などということはなくて、神官に謀られて御帳に直面させられ、そこで立ち止まった、決してステッキで御帳を上げたなどということはない、ということらしいです。
父は「戦争中に出版された本なので、普通の図書館にはないよ。」と言ってましたが、大学の図書館(WebcatPlusで55館出ました)や、国会図書館にはあるようです。
ありがとうございます。
「森有礼全集」ですね。
そう、文部省と宮内庁・神社の対立があったかなかったかを確かめたいのです。
坂本盛秋『森有礼の思想』(時事通信社、昭和44年)に少し長く木場貞長氏の談話の引用があり、その中で(もともとが引用であり、著作権は消滅していると考え、必要箇所を引用します)。
「それから、これは聞きようによっては誤解されるおそれもありますので、心してお聞き願いたいのでありますが、暦の問題であります。それは、わたくしが文部省にいる時分から始まっておりました。内務省の所管であった暦のことが、文部省の所管に移って、東京大学でこれを作成することになったのでありますが、従来の慣習によると、これを神社本庁で出版して全国に授与し、その収入は神宮司庁配下の各神官たちの生計費の大部分に充当しておったものでらしいのであります。ところが、暦が文部省の所管に帰し、大学につくらせることになったので、大学方面では暦より生じる収入を大学の方に獲得しようとする気分が出てきたようであります。もっとも文部省としてそういう議が公然とあったわけではないようですが、とにかく、そういうことから、その収入を奪われるということは、神官の家に生まれし人々にとてっては、ゆゆしい大事でありまして、ただちに各自の生活に関する重大問題でありまして、森さんは、この方面に同情なきものとして、なおさら森さんの評判よろしからず、これを嫉視するもの少なからずして、しかも、その悪感情は深刻なるもののありしことは、あながち不測の推測ではあるまいと思うのであります。」
という談話が引用されています。
さきほどの『樫の木の家』でも、暦のことが「神社の一手販売になっていた国家サイズを対象とする収入の道を、根こそぎにしていまうことを意味するのであった。」として、森有礼が具体的に神社側の悪評を買う原因となった事柄のひとつとしてあげています。
ありがとうございます。
なるほど、縄張り争いですか。
引き続き質問を続行します。
http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0181072993
ジュンク堂書店 一本の樫の木
おはようございます。講義が午後からなので、家からアクセスです。
関屋綾子さんという人の『一本の樫の木』という本にも情報があるそうです。
興味を持ったので、調べてみたら、「祖父 森有礼」という章で暗殺事件のいきさつが述べられているそうです。森有礼のお孫さんのようで、家族ならではの情報が得られるのではないでしょうか。
bk1ではどうしても検索できません。他の本屋でもWeb上で検索できるところとできないところがあります。
いえ、貴重な情報ありがとうございます。
早速土曜日に各文献をあたってみます。
ポイントも差し上げますよ。
ああ、ビックリした。
質問終了してないのに0ポイントと表示されていたので、
質問途中でポイントを支払わなければならないと思い、
一旦戻りました。
bk1初めてなもので。。。
引き続き質問を続行します。