熱帯病対策
ロックフェラー財団が1916年から1922においてセイロン(現スリランカ)で鉤虫つまり十二指腸虫(hookworm)の駆除計画をおこなったのを嚆矢とする。
公衆衛生学的に「成功」するかどうかのデータは出ていませんが、アイルランドとノルウェーの全国一律禁煙は今のところ一波乱もなく進行しています。
http://blog.livedoor.jp/azarashi_salad/archives/324758.html
あざらしサラダ(ミラーサイト):★アイルランドで全面禁煙法が施行(2) - livedoor Blog(ブログ)
おまけです,このように法律を破る人もいますが、国家単位の話としては、かつてのアメリカやソ連の禁酒法のような混乱もなく巧くいっていると思われます。
ただ、お求めの答えは「政策」としてうまくいっている、というのか、統計学的に結果が出ているものなのか、ちょっと分かりかねたのですが、一応参考まで。
すみません。統計学的に結果がでているところまで含めて、政策的に成功と考えています。禁煙する人が増えても、病気になる人の割合が変わらず、医療費の削減につながらなければ、政策の目的としたところは達成されないともいえますので、
なるほど、これは面白いですね。最近の事例ではなにかあるのでしょうか?
「生活習慣病」にあたるかわかりませんが、虫歯の予防でしたらフィンランドでキシリトールとフッ化物を使った予防で効果が上がっているようです。
> 1972年から1974年にかけてフィンランドのトゥルク市の市民を対象(平均年齢28歳)に行ったトゥルク・キシリトール研究で、日常摂取する食品中の甘味料をすべてキシリトールに代えた群において、蔗糖群に比べ85%、果糖に比べ50%の齲蝕発生が減少したとの報告があります。
ただし、フィンランドの虫歯予防はフッ化物の使用による部分が大きいという指摘もこのページにあります。
> 1972年から1974年にかけてフィンランドのトゥルク市の市民を対象(平均年齢28歳)に行ったトゥルク・キシリトール研究で、日常摂取する食品中の甘味料をすべてキシリトールに代えた群において、蔗糖群に比べ85%、果糖に比べ50%の齲蝕発生が減少したとの報告があります。
http://www.chichibu.co.jp/~imai8028/houkoku.htm
虫歯予防のホームページ “フィンランド研修の報告”
こちらには国レベルの取り組みであることと、その結果医療費がどう変化したか書かれています。
> フィンランドは、第二時世界大戦でソ連に敗れ、戦後は日本以上の虫歯大国となってしまいました。歯科医師が不足し、9月と3月の1年に2回新入学生を受け入れて、歯科医師の倍増を図りました。国は膨大な歯科医療費に悩まされ、医療費抑制のために国家を挙げての虫歯予防に乗り出したのです。
> 長年の懸案の歯科医療費抑制については、治療費は減りましたが、予防費が増えて全体の半分が予防費となり、その目的は達せられなかったようです。しかし、多くの国民が健康な歯をもち、質の高い生活を送ることができているので、満足しているということです。
なるほど虫歯ですね。最近の医療費削減に役立ちそうなのはこれからでしょうか? アメリカではサプリメント等をやっているような気がするのですが、
うーん、先進国の事例をお願いします。
>特に生活習慣病などに対しての政策
とありますので、