■日本の文化史について書いてある本
を紹介して下さい。
・余り時間もないので新書を希望しますが、違うのでも構いません。
・家永三郎氏の「日本文化史」は既読です。
・二つ目の項目に関しては、↑みたいな新書を探しています。
・実際回答者様が読んだことのある本で、感想があると嬉しいです。
無くても構いませんが、少しポイント配分減らすかも知れません。ご了承下さい。
・入試小論文対策に読みたいと思っています。
私も高校生時代に受験対策のためにこのような本を読んだ覚えがあります。頑張ってくださいね。私はこの本を読んだことないので、ポイントは少なめでお願いします。
日本の国宝101号
テーマ編/国宝と文化財
「テーマ編」のはじまり。これまで所蔵先別に見てきた国宝を、歴史的な流れのなかで見直すための10冊です。この号では、そもそも国宝とは何か、どのような経緯で生まれたのか、また、国宝を頂点とする日本の文化財保護の仕組みを解説し、文化財を守ることの意義を考えます。
ありがとうございます。
ちょっと古いのでアレなのと、品切れなのが痛いですね。
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これ以降の回答者様。
質問文中の文化財は「有形文化財」ということでお願い致します。
とりあえず、『いきの構造』はどうでしょう。
この本は、日本独特の美意識である「粋(いき)」というのが、
結局どういう観念であるのか・どんな生きざまが粋に値するか・どんな形で表現されてきたか、などなど
広く芸術の色んな様式や古典文学、庶民の生活様式の中から、粋について描写し分析を深めた、名著中の名著。
おぼえている言葉では、粋とは「生きる」という意味にもつながる、と。
実は100年くらい前の論文なのですが(昭和5年)、
今でも、学生からの支持率も高いし人気のある著作です。私も大学生の時に読んではまりました。
私が持っているのは岩波でなくたしか中央公論文庫だったと思うんですが、現代仮名遣いになってました。
多分、挙げた岩波文庫の方も現代仮名で発行していると思うんですが、一応その点はチェックしてみて下さい。とりあえず、すぐ読めるしちゃんと面白い本です。
ありがとうございます。
100年前!すごいですねー。
”現代仮名遣いになってました”というのにトキメキを感じました。
本屋で見てみて読めそうだったら買ってみます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/books/4311202156...
Amazon.co.jp: 三内丸山遺跡の復元: 大林組プロジェクトチーム: 本
網野善彦『古文書返却の旅』は、いわゆる文化財ではなく、地方から集めれれて未整理の古文書をもとの持ち主に返却して歩く、という話なのですが、著者の地方文化重視の考え方が随所に感じられる名著です。なんで、国語の入試問題に出ないかと思うほど。
参考URLのほうは、大林組の「三内丸山遺跡復元プロジェクト」について書かれた本で、遺跡の保存・復元に興味のある方なら面白く読めると思います(bk1では出版社取り寄せとなっていましたが、Amazonはより早く入手できるようなので、こちらを呈示しました)。
ありがとうございます。
どちらも凄く面白そう!
神々の汚れた手―旧石器捏造・誰も書かなかった真相 文化庁・歴博関係学者の責任を告発する
質問の意図とは違う回答かも知れませんが、遺跡発掘の事を考えるのには、一度は読んでおいた方がいいかもしれない本ではないかと思います。
ありがとうございます。
そうですね。一度ちゃんと解っておくべき問題だと思います。
あの事件のせいで、ちょっと古めの参考書や問題集を
いちいち自分で訂正しなければならなかった事にちょっと恨みを抱いていたりします。(ぇ
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追加で。
文化財修理の際の倫理観、というか、”どこまで現代人の手を加えるか”的ことを
書いた本はありませんでしょうか。
「日本の国宝109」みたいな感じで。
もう無いかなぁ。
ということでもうちょっと継続してみます。
ポイント配分遅くなりますが申し訳ありません。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/external-search/249-9721171-...
Amazon.co.jp: 文化財修復 - 和書: 本
「文化財の保護と修復」に関しては、この「クバプロ」という出版社が採算度外視で出版事業を続けているようです(参考URL参照してください)。
私はどれも未見なので、在庫のありそうな(青山ブックセンターなんかお勧め)大型書店で実際に手に取られてみたほうがよいと思いますし、入試小論文対策には即戦力にはなりませんが。
こうした仕事をされている方たちがいるんだということを発見できて、検索する方としても一大収穫と感じました。良い質問をしていただいて、ありがとうございます。
ありがとうございます。
凄く素敵です!クバプロのサイト行って感激しました。
こんな出版社があるなんて知らなかった……。
入試対策もありますが、純粋に自分の疑問を解消したいという気持ちもあります。
何だか素敵な世界への扉へ案内して頂いた気分です。
本当に有難う御座います。
http://www.kyohaku.go.jp/jp/gaiyou/index.html
京都国立博物館 | Kyoto National Museum
4番目の回答者です。この投稿は御希望にある
書籍の紹介になってないので、ポイントの支払いは不要です。
「文化財修理の際の倫理観」について探しておられるという事で、はてなでなかなか有効回答を得にくいようでしたら、
博物館・美術館に電話をして、学芸員の人に今の事情を説明し、「すぐに手に入るもの」で「入試のためになる」ような本を紹介してもらうのも、ひとつの手ではないかな、と思われます。
そうした勉強の手伝いをするのも学芸員の仕事の内だと思うので、気軽に質問してみてはどうでしょう?
とりあえず、上のリンクは京都国立博物館のページで、
▼下記は大阪市立美術館のHPです。(bk1はてなはリンクの記入が1つしかないので。)
http://osaka-art.info-museum.net/
Osaka Municipal Museum of Art
いずれも仏教美術を専門的に扱ってるミュージアムです。それ以外でも、茶器や刀剣も扱ってます。
京都国立博物館は修復に関する調査研究を行ってます。▽
『文化財保護法に規定する有形文化財を収集し、保管して皆様にご覧いただき、あわせてこれに関連する調査研究及び事業を行うこ とにより、貴重な国民的財産である文化財の保存及び活用を図ることを目的としています。』
あと、大阪市立美術館は日本以外でもシルクロードでの美術品収蔵を行っていて、仏教美術研究では大変知られたミュージアムです。
関西の紹介ばかりですみませんが、
あと遺跡に関しては、
●近つ飛鳥博物館(
http://chikatsu.mediajoy.com/index.html
近つ飛鳥博物館++CHIKATSU ASUKA Welcomes YOU!!++
)
●大阪歴史博物館(
http://www.mus-his.city.osaka.jp/
ようこそ!大阪歴史博物館へ
)
などがあります。
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以下は4番目の回答の誤記のお知らせなのですが(汗)
>実は100年くらい前の論文なのですが(昭和5年)
昭和5年の方が正しくて、100年前というのは誤りです… なんてとんちんかん。
もう一つ、確実に現代仮名遣いで出ているはずです。
寝ぼけてたのか、余計な気を回し過ぎてました!
どうも失礼しました!
素敵なご提案ありがとうございます。
ポイント無しなんて滅相もないです。ご丁寧にどうもです。
その手もありますね!ちょっと勇気がいりますが。
学芸員さんなんて憧れの的です。どきどきします。
市立は青空カラオケが無くなってから行きやすくなりましたとかローカルネタ。
大阪在住ですので関西圏の紹介ありがたいですv
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未開封の回答が無くなったのでこの辺で終了します。
受験に関してはてなにお世話になりっぱなしだなぁ私。(笑
ありがとうございます。
タイトルに非常にそそられました。
む、難しそうだけど。(汗