「現代の」「国家としての」という点をはずさないようお願いします。日鮮同祖論などは不要です。
http://www.yorozubp.com/0008/000814.htm
世界に忍び寄る新たな冷戦の兆し
URLは諸外国の人たちが、
日本を中心命題と「しない」論評を行う場合の
例としてあげてみたものです。
なお、著者の肩書きの「中国情報局」は中国国家機関ではなく
在日中国人の設立した日本国内の民間会社の開設するサイトです。
さて、本題です。
日韓の国際的地位の共通点・類似点を、
軍事の側面から考えてみますと、
例示したものに見られるように、
しばしば日本は韓国と共に記される存在となっています。
同じアジアの中国からの視点ですら
こうした傾向はしばしば見られるものですから、
ヨーロッパなどにおける視点は推して知るべしです。
極東の軍事を考える上において、
「日韓」は国際的には常にワンセットなのです。
このことが主に米国との軍事同盟関係に
起因することは言うまでもありませんが、
それにはさらにちょっとした事情があります。
世界の軍事バランスで見ると、
米国は世界一の軍事予算を誇りますが、
その兵力は海軍・空軍に比べて
陸軍将兵の数が少ないのが特徴です。
これはしばしば白兵戦となる陸上戦において
死傷者を出さないようにという
米国内の世論に配慮した方針によるものですが、
そのため、米国はアジアの軍事戦略においては、
陸戦部隊としての日韓兵力に
大きく依存しているという実態があるわけです。
ここに、直接的な軍事同盟が存在しないにも関わらず、
アジアの軍事においては「日韓」が
常に共通した存在として取り上げられる理由があります。
軍事バランスとして見た場合、
有事において米軍の陸戦部隊となりうる日韓の兵力は、
米国の軍事的同盟国においてはどちらも同じように心強い存在であり、
米国を軍事的仮想敵とする国においてはどちらも同じように脅威だ、
というわけです。
そして、両国の兵力とも同じように、
自国防衛のために存在する主権国家の兵力としてではなく、
米軍の極地戦力としてしか見られていないという
共通点・類似点も持たされています。
以上、現代の日本と韓国の国際的地位について、
軍事面から考察してみました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
「直接的な軍事同盟が存在しないにも関わらず、アジアの軍事においては「日韓」が常に共通した存在として取り上げられる」・・・まさに、こういう視点を求めています。
引き続き、よろしくお願いします。