科目名の通り、理系的な分野を扱った英文を読解しながら理系分野で出てくる語彙や表現の初歩を身につけることを意図しています。
そこで質問ですが、『科学技術英語』という名前の大学の英語科目があったとして、あなたが取り上げてほしいと思うトピックをURLつきで示してください。URL先は日本語記事でかまいませんが、英語記事であればポイントを多めに配分します。英語記事の場合は「学生時代にこんな英文で英語を学びたかった」という視点でお願いします。
漠然と「機械」「エネルギー」「IT」というようなテーマを出していただくのではなく、具体的なトピックをお寄せください。例:「医療ロボットの現状」「メタンハイドレートの可能性」「光ファイバーを利用した通信」
科学/技術と関係が薄いもの及びURLダミーはポイントは低めとします。ご協力よろしくお願いします。
最大20件程度をオープン予定です。締切は明日午後〜夕方を予定しています。
http://www.sciencedaily.com/releases/2004/11/041115001504.ht...
ScienceDaily: Chronic Liver Failure To Be Treated Using Stem Cell Therapy
再生医療なんかは近年注目されていて面白いと思います。
useit.com: Jakob Nielsen on Usability and Web Design
理工系の大学で情報にまつわることを学んでいます。
私が取り上げて欲しいトピックは、
ウェブ・ユーザビリティ、ホームページ・ユーザビリティです。
上のURLは英語のサイトです。
http://www.usability.gr.jp/alertbox/index.html
Jakob Nielsen博士のAlertbox
こちらのURLは
上のURLのサイトのコラムの日本語訳されたものが
掲載されています。
私はひとまずIT分野からテーマを探す担当なので参考にさせていただきます。
http://www.physicalgeography.net/fundamentals/7f.html
7(f) Atmospheric Effects on Incoming Solar Radiation
Solar Radiationの環境への影響と申しましょうか、地球のエネルギー源、太陽について深くとりあげていただきたいかと思います。
関連URLなだけです。
太陽エネルギー自体は結構昔から話題になっているので、最新のトピックとは言えないかもしれませんね。
今後回答いただく方には、今一番ホットと言えるようなトピックを出していただけるとうれしいです。
http://gslc.genetics.utah.edu/units/basics/
The Basics and Beyond
ちょっとジャンルが違うかもしれませんが、遺伝子工学を専攻していた時に「生物科学英語」というのが必修でした。
URLのサイトは、誰でも分かるように親しみやすい書き方をしているようですが、私が学生の頃使用させられた教材は、アメリカの高校生の生物の教科書のコピーなどでした。(勿論簡単な英語の論文も使いましたが…。)
まずは専門用語が必要と思いますので、こんな感じがとっつきやすいのではないでしょうか。
アメリカの教科書を利用するアイデアは面白いですが、大学2年程度となると中学校あたりの教科書までかもしれませんね。
What’s new by Bob Park という英文メーリングリストはどうでしょうか。American Physical Society ウェブサイトからサブスクライブする科学政策や似非科学に関する英文コラム集であり、大学教養レベルとしてはふさわしいと思います。
URLは、ある週の記事ですが、このウェブサイトにある配信済みアーカイブから豊富な記事を引き出せます。
記事内容の是非については自分の頭で判断しなければなりませんが、エネルギーや持続可能性、宇宙開発、創造説(進化論否定派)など、面白いと思います。
他にもファインマン物理学のテキストや、CNNやBBCのニュースサイトから科学技術ページなど、いろいろと面白いものがあると思いますが、著作権料問題などが重荷になるのでは。
What’s new by Bob Park であれば、教科書執筆の趣旨を踏まえ、著作権料もある程度 negotiableではないか、という点も、お勧めする理由の一つです。
版権に関しては出版社まかせですが、どうしても版権が取りやすい教材になるかもしれませんね。まあ一番手っ取り早いのは自分で英文ごと執筆してしまうことですけど。
新聞記事は比較的版権が取りやすく、雑誌は難しいと聞いたことがありますね。
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/000236.html
Googleのカネをかけない斬新なシステム構築:梅田望夫・英語で読むITトレンド - CNET Japan
この記事にある「In Searching the Web, Google Finds Riches」という記事が面白そうだと思います。
http://blog.topix.net/archives/000016.html
Topix Weblog: The Secret Source of Google's Power
こちらも同じですが、低コストでスケーラブル、かつ停止する必要のないシステムを構築する技術力・アイデアに興味があります。
http://www.kottke.org/04/04/google-operating-system
GooOS, the Google Operating System
こちらも同じです。
こだわるのは、将来的にはこのようなOSが主流になるのではないかと考えるからです。
サーチエンジンについては新聞記事でもよく取り上げられていて、いろいろ情報を集めているところです。次世代OSやユビキタスも重要テーマかもしれませんね。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/as/sc_sym9/
IT Pro Security Special Column : プロアクティブなセキュリティ対策
コンピュータセキュリティについて。
重要な分野ですね。ありがとう。
http://pubs.acs.org/cen/index.html
Chemical & Engineering News
具体的なトピックではないのですが、C&E newsは教材として良いかなぁと思います。
学生時代にテストの元ネタになってました。
情報ありがとうございます。学生時代に学ばれたことで具体的なトピックでいいのがあればまた回答してください。
http://nano-catalog.com/bivore.html
Microbivore spec page
例として挙げられていた「医療ロボット」と重なってしまうのですが、
microbivoreなるものに興味を持っています。
人工白血球を作って血管中に流してしまおうという
途方もない(そして少し怖い)概念です。
http://www.rfreitas.com/Nano/Microbivores.htm
Microbivores: Artificial Mechanical Phagocytes using Digest using Digest and Discharge Protocol
2001年に発表された、かなり詳しいpaper。
素人考えですが、これってAIDS治療に使えないかな?
面白いですね。
科学の「途方もない部分」がおもしろおかしく取り上げられている英文があればよいのですが。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022598360/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 生涯最高の失敗 (朝日選書): 田中 耕一: 本
ノーベル賞田中さんの著書が英語で読めたらなぁ。親しみやすい人ですよね。
目次の2あたりがいいのではないでしょうか?
2 生体巨大分子を量る(生体巨大分子とはなにか
「質量分析」と「構造解析」
書籍は入手している暇がないので、今後のご回答では勘弁してください。テーマ的には面白いですね。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/
Wired News - - : Hotwired
論文集もいいのですが、ニュースのような新聞記事が読み取れる語学力も必要なのではないのかと思います。ヘッドラインの付け方、新聞ならではのいいまわしなどあるかと思います。
論文集は教材向きではないので今のところ考慮外です。あと、新聞記事も内容重視で考えています。Hotwiredは既に検討中でしたが、ひとまず情報ありがとうございました。
http://nobelprize.org/medicine/laureates/1962/watson-bio.htm...
James Watson - Biography
上記のDNAの発見など、エポックメイキングな研究からいくつか選んでみると良いかと思います。
日本のノーベル賞受賞者というのも面白いかもしれません。
科学英語を学ぶことの最終的な目的は、論文を英文の専門誌に載せるためにあると考えると、やはりナマの論文は良い教材になると思います。
(いやでも読まなければいけないと言う話もありますけど。(^^;;; )
ナマの論文を読むのはもう少し上のレベルですかねぇ。大学入試を終えてからわずか1年間、週に1〜2度の授業を受講しただけの学生に読ませる教材としては、もう少しレベルを落とさなければならないのかもしれませんね。
ちなみに出版社からも簡単な内容に、という注文が来ています。
長い英文をどの程度まで短くするかが難しいところです。版権を取る際に1字1句削ってもだめというところも多いようですし。
http://www.diyer.com/info/english/sentences.html
海外のオンラインショッピングとネットオークションの個人輸入情報センターです!
海外の会社からサンプルを取り寄せたり、技術的なことを問い合わせたりというのは結構あるものだと思います。ビジネスレターや英文ライティングというのは結構難しいですが、絶対必要になりますし、自己流でサンプル見ながら書いていても結構不安なものです。一度きちんと教わっておきたかったと思います。専門の内容は結構分かるものだし、必要に迫られれば身に付いてくるものです。論文の書き方やレターの書き方はきちんと一度基本的なこと教わっておくのは意味あると思います。実際、科学技術の分野で仕事をして行くには、こういう実務的なところで結構苦労するものです。
おっしゃる通りです。しかしこの科目ではどちらかと言えば科学技術そのものに関する英文を集めていますので、ひとまずビジネスレター等については対象外です。
http://www.garmin.com/aboutGPS/
Garmin: What is GPS?
古くからある技術ではありますが
GPSシステムについてはどうでしょうか。
昔は、カーナビに使われていましたが、今では携帯電話にも、ミサイルにも使われている技術です。
よく耳にするけど実態を知っている人は、そう多くはないので
興味を持って読解できるのではないでしょうか。
そうですね。ありがとうございます。私もよく聞く割にはあまり知りませんでしたし。
[気体窒素中におけるクエンチング効果]
自分達の論文で恐縮ですが。
日本人の書いた論文は英語っぽくないと、日本物理学会の科学英語論文[
]の書き方でかかれていますが、日本人の書いた英語論文も見てみたいと思っていたので。
[カビボ・小林・益川行列]
どの分野にいくかわからないといって、専門の英語を勉強しなかったので、卒論で英語の文献を読むのになれるのに非常に苦労しました。
2回生くらいの時にもばんばん専門英語だしてほしいと思いました。文法などは高校生でやっているのだから。
英語らしい表現とか、専門の英語が見たかったと思います。
う〜ん、難しい。内容的にも、版権も。
この教材を教えるのは普通の英語教員ですから、内容重視といっても誰でも分かる内容が理想です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0201021153/hatena-q-22
Amazon.co.jp: Feynman Lectures On Physics (3 Volume Set): Richard Phillips Feynman: 洋書
電界磁界の計算方法
波動関数の性質
などいかがでしょうか。
基礎科目としての物理学は理学・工学関係なら多くの人が学ぶ分野です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471111813/hatena-q-22
Amazon.co.jp: Introduction to Solid State Physics: Charles Kittel: 洋書
エネルギーバンド構造について
固体物理も工学のデバイスとか材料、理学の物性系と裾野の広い分野です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471056618/hatena-q-22
Amazon.co.jp: Physics of Semiconductor Devices: Simon M. Sze: 洋書
MOSトランジスタの動作原理
CMOSテクノロジによるLSIの製作プロセス
電子・情報系の科目です。
書籍は入手する暇がありません。ご遠慮願います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%96%E3%...
ハイブリッドカー - Wikipedia
ハイブリッドカーの歴史(浅いですが、一応あるようです)
Wikipedia英語版あたりも題材の宝庫ですよね。もちろん日本語版も役に立ちます。
Wikipediaでこの記事が面白いよ、というのがあったら他にも教えてください。
http://www.timesonline.co.uk/printFriendly/0,,1-3-1387014,00...
Robot wars are for real as battle turns high tech - World - Times Online
「質問者コメント」にも書かれているように、このレベルを狙うのならば、たぶん新聞のサイエンス欄あたりが妥当なところだと思います。科学系論文は実は本当の意味での英語が無茶苦茶なものも多いので(論文としては通用しますが)、「TIMES」科学欄などのスタンダードなところから選ぶのが無難ではないでしょうか。「SCIENCE」や「NATURE」は流石につらいでしょうし...「TIMES」でしたら国内に代理店があるので版権問題は比較的楽に解決できると思います。あと米語でなく英語で選んでみました。
最近の記事では、この軍事用ロボットについてのトピックスは”FORGET the Terminator”という導入部のつかみもありますし、英語に興味をもたせるという意味では面白いかもしれません(そんなに難しい単語もないようですし)。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/technology/4074869.stm
BBC NEWS | Technology | 'Brainwave' cap controls computer
版権では「TIMES」よりは難しいかと思いますが、「BBC」。
こちらも比較的短くて面白いトピックスですが(実は古くからある分野で飽きるほどSFや漫画でも描かれた世界ですが)、脳神経活動を使った入力デバイスについての話題です(脳の電気信号を読み取って、カーソールを動かしたりするという話です)。麻痺の方などに応用が効きますし、多分あと二十年以内には入力デバイスは今のマウスなどからこういったものに代替されると思われます(20年前にマウスがここまで普及するとは到底想像できなかったように)。そういう意味ではIT分野の中ではup-to-dateで面白いかもしれません。英語もそんなに難解な単語は出ていません。
http://www.wired.com/wired/archive/10.09/vision_pr.html
Wired 10.09: Vision Quest
視覚デバイスのDobell研も面白いのですが、最近の一般向けの記事ではいまいち面白いのはないですね。URLは「WIRED」ですが、ちょっと長すぎるかもしれません。
ありがとうございます。おっしゃる通りで、まずは各種新聞のサイエンス欄を中心に題材を集めています。
英語に興味を持たせるという視点は大切ですよね。日々痛感しています。
United States Patent and Trademark Office Home Page
http://www.uspto.gov/patft/index.html
Patent Full-Text and Full-Page Image Databases
米国特許(無料検索できる)はどの分野でもひとつは読ませておくべきです。
表紙のアブストで面白そうなものでも。
IBMの航空機トイレ予約方法とかあほらしいので有名な特許など、学生の興味も引けるかも。IT技術の粋をあつめた特許なんですけど取り下げされましたね。
特許との兼ね合いも今後注目していかなければならないと考えています。私の所属は知的財産学部ですので…
20件程度をオープンと書きましたが、現在で20件です。面白くなってきましたので全部オープンすることにします。一度ご回答いただいた方ももしよろしければ再度情報をお寄せください。
ジョークがうまく含まれた英文なんて理想なんですけどね。今題材として考えているものの一つにジョークRFCがあるのですが、レベル的には難しいかも…
http://en.wikipedia.org/wiki/Diffraction
Diffraction - Wikipedia, the free encyclopedia
wikiで良いと言うことでしたので,光の回折を挙げてみました。この内容そのものは高校2年の物理で既に知っていることですし,とっつきやすいのではないでしょうか?
ありがとうございます。どちらかといえば理論面ではなく、技術面を扱った記事を探しています。教えるのが普通の文系の英語教師ですので、数式が入っているのはまず無理かと思われます。私自身もお手上げです。(笑)
wikiについては詳しく調べていませんが、何と言ってもフリー百科事典ということですから版権を気にしなくて良いというメリットがありますね。
個人的に関心ありますね。ありがとう。