一般的な訳や直訳では満足できません。
・深めの考察
・マニアな資料
・面白いひねり
どれかに該当するものをお願いします。
サイトや、自分で考えたものどちらでも良いです。
わたしの独断的な基準でポイントを配分しますのでご了承を。
http://www.geocities.jp/yasuko8787/0-53.htm
奇想天外な「いろは歌」の暗号
いろは歌は暗号らしいです。
昔の人の怨念が…ブルブル
昔、このことをTVで知って、なんだか無性に怖かったのを思い出しました
http://www.tbs.co.jp/kodomotel/word/0010.html
全国こども電話相談室[ことば]
はじめまして。
色は匂えど 散りぬるを……と漢字に直すとなりますが、
「我が世だれぞ 常ならむ」(全盛の時期が永遠であるだろうか、いやない)と意味で解釈しているっぽいのが一番最後ですね。
ときが平安時代なので、仏教が起こりと考えるのも一理あるかも知れません。
1つ目のサイト。他の歌の紹介は良いのですが、口語訳か、それぞれについての回答者のコメントがないとイマイチです。
2つ目。わかりやすさは重要だと思うのですが、形式だけで個人的に余りわかりやすく思えません、一方的に感じます。私の親が永さんのこと、好きじゃないらしいのでコレはポイントなしで。
3つ目。「サンスクリット語」や「羅刹」は個人的につぼです。特に最後の
><生>に酔ったような日常的な惰性、怠惰を超える<死>の自覚を契機として、本当の命を知れと教える。清冽な水のような流れ、朝ごとに新しい命の恵みに目覚めて生きよと教えていはしないか。
という部分はいいですね〜。深みを感じます。
新解釈。説明は省きます。
(劇団)いろはに「ほへっ」と
チリ(香辛料)ヌル(Null=なし)を
我が「よだれ」ぞ常ならん。
We know cool
山、今日越えて、
あ、さっき夢見師、えひもせ図(↓URL参照)
えひもせの様子があります。
1つ目のサイト。韻の話も興味はありますが、今回の質問からは少し遠いでしょうか。
2つ目新解釈について。
面白いです。特に、リズム感が絶品。
>チリ(香辛料)ヌル(Null=なし)を
>我が「よだれ」ぞ常ならん。
辺り最高です。
ああ、「我が「よだれ」ぞ常ならん」の話者のイメージが大好き。
この解釈に70点。
いろは歌が「咎なくして死す」という意味の暗号であることは、江戸時代には文人には常識だったようで、「いろは歌=仮名手本」なので、大好評となった『仮名手本忠臣蔵』も赤穂四十七士を功臣として取り立てず、切腹させた幕府に対する批判がこめられている、という考察です。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/40014d79637420...
オンライン書店ビーケーワン:猿丸幻視行 講談社文庫
『猿丸幻視行』はオススメです。
1つ目のサイト。
残念ながら、お答えの内容は1.の方の1つ目のサイト、2.に載っています。
ただ、一緒に載っていた”「あ、い、う、え、お」の順番”のところで、50音のサンスクリット語(インド)起源の説が初めてでした。
2つ目の書籍紹介は、どのようにお勧めなのかも書いていただけると良いのですが。
まだゆっくり回答を待ちますので、自分的解釈などもどしどしお願いします。
上記URLは、深く訳してあります。
いろ(色)とは花の色のことで花が色づいて香りが良くなるが、やがて散ってしまう。それと同じように我々の住む世の中も無常である。無常である奥山を今日越えて、酒によって夢にさらされる様にはならない、人間と世の中の栄枯
盛衰とはこのようなものであるということでしょう。
・色が匂ふ→花が咲くこと
という訳があるようですが、それに比べ
・色→花の色
というだけでは、いまいち不足に感じます。
HPの「照り映える」というのは、言葉を選んだように思えますが、次への繋がりに欠けるように感じます。
・有為の奥山→「無常である奥山」「無常の世に例えられる奥山」
というのがピンときません。
最後の部分も、単なる自戒で終わってしまったり、世の中を簡単に達観してしまった印象で、私の胸にはせまってきません。
しかし自分の言葉での解釈ありがとうございました。
m(_ _)m
1番の方の1番初めのページに書かれているので、タネ明かしをしてもよさそうですね。井沢元彦は「猿丸太夫=柿本人麻呂」という説を読者に納得させるために、この小説を書いたとさえ、いわれています。
それが、何で面白いの、といわれると、猿丸太夫という歌人が謎の多い人物で、その正体はあきらかではありません。
そんなわけで、井沢元彦の説は学問的には無視されているようですが、本は売れ続けています。また、いわゆるミステリものとしては評価は低いようです。
高木彬光の『成吉思汗の秘密』のような本と御理解ください。
昔から、本に限らず既に有名な著作者・製作者が違う名前でモノを発表することがあったように思いますが、この「猿丸太夫=柿本人麻呂」という仮説もそうなのでしょうか。説を補強するための、その心理的側面の推察とか興味あります。
機会があれば読んでみますね。紹介ありがとうございました。
手習詞の歴史
50音への流れはないようだ
のようなカルタもあるので、誰か(空海?)が子供向けの勉強道具に仕立てただけのようだ
ご紹介のサイト。天地歌(あめつちうた)、たゐに歌は2. の1つ目のサイトでも紹介があります。
さて、私の書き方が不十分でした。
4. のコメントでは50音の”順番”がサンスクリット語に起源しているのではないかという話についてです。
検索してみると他にも同じ指摘のサイトがありました。
http://www.j-theravada.net/sakhi/pali-aiueo-1.html
http://www.tbs.co.jp/catchat/friendpark/universe/que16913.ht...
並びが近いということだけでも、少し親しみが湧いてきます。
いろはにほへと・・・・って隠された意味があるのですね。私もこのサイトを読んでビックリしました。百人一首もタダの歌集ではないのですよね。昔の人は凄い!!
一応。「咎なくて死す」は既出です。
ところで、突然「う゛ぇ」とか出てきて、どうやって読むんだっけ?と思ってしまいました。
個人的な話なのですが「きゃ」「きゅ」「きょ」とか「ひゃ」「ひゅ」「ひょ」という文字を見たり、口に出してみようとすると少し愉快な気持ちになってきます。私だけでしょうか。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/41b3ecbe2896f0...
オンライン書店ビーケーワン:猿丸幻視行 講談社文庫
猿丸幻視行(講談社文庫)
猿丸太夫の謎にいろは歌の暗号をからめたミステリーです。
回答4. 6.で既出です。
同じ書籍の紹介ということは、よほどお勧めなのでしょうか。あるいは、「はてな」の世界で流通しているミームみたいなもんでしょうか。
試しに私の使っている図書館で「いろは歌」を検索してみました、すると5件。アマゾンでは167件(殆ど子供向け、普通の書籍は埋もれてます)。なかにはちょっと開いてみたいかなという本もあります。
「いろは歌」を題材とした仏教説話「修行者と羅刹」は、戦時中の小学校6年生の国語の教科書に載っていたものです。
http://www.geocities.jp/yasuko8787/0-03.htm
旧著『「いろは歌」の暗号』
1.回答者:pietro-apple (84) 2004/12/12 16:56:34 の
で紹介されている『「いろは歌」の暗号』 (文芸春秋)のコピーです。
1つ目のサイト。仏教的背景が解説されています。原作は涅槃経であるという説明がありますね。(2つ目のサイトにも同様の解説がある:「いろは歌はこの偈の意をとったものという」『大辞林』の雪山童子に関連する解説)
>いろは歌は、原作の「諸行無常、是生滅法、生滅滅已、寂滅為楽」という、涅槃経(ねはんぎょう)の4句の偈を意訳したものです。
「原作は涅槃経」ということは、学問上どのくらいの認知度があるか知りたいです、確固として認められているのでしょうか。私は無知なもんで知りませんでした。(私的にはマニアな資料です)
それとは別に、サイトのページを見て「雪山(セッセン)」やら「童子」やら「偈」という言葉に「あ、繋がったかも」と私的にピンときました。
慌てて回答2. の3つ目のサイトの「雪山(セッセン)」を改めて読むと、「半偈」その他の言葉をチョロチョロ飛ばして読んだ前回より、意味がすんなり入ってきました。
私は、以前その様式に興味があって禅に通っていたことがありました。そこで禅講話の読み込む機会もあったのですが、「雪山(セッセン)」はそれと形式が酷似していると思いました。
童子はお釈迦さまのこと。「雪山(セッセン)」とは、インド北部に住んでいたシッダールタさんがヒマラヤ山中で苦行(?)や修行をしていた時の説話のことというこですね(間違っていたら、どなたかご指摘を)。
説話としてはご紹介のサイトの文章より回答2. の3つ目のサイト神戸さんの文章が格調の高さのようなものを感じていいです。ピュアな仏教という感じではなく、不純物が混ざったようなガツガツした感じでいいです。「私に食物をあたえよ。驚いてはならない。私の食物はあいにく人の肉であり、温い血である」とかたまんないです。
>【偈】〔梵 gatha の音訳「偈陀(げだ)」の略〕
「偈」もサンスクリット語だったんですね。
2つ目のサイト。これもまた面白い話が幾つもあってよいです。
【囮の暗号「咎なくて死す」】では
「かな」より先にあったとされる、漢字で表されたいろは歌。はじめてみました。
>自分はかつて栄光の座で花やかに生きたこともあったが、それはもはや遠い過去のものとなった。この世はあすがわからない。自分にかわって、いま栄華をきわめる者も、いまにどうなるか、わからないのだぞ。生死の分かれ目の、きびしい運命のときを迎えた今日、自分はもうなんの夢を見ることもないし、それに酔うこともない。(『いろは歌の謎』)
篠原さんの、柿本人麻呂を作者と想定(妄想とも書かれていますが)したこの訳もそれなりの味わいがあります。篠原さんの思いを通して「今日」というのが実体の重みのある感触として伝わってくる気がします。
上の仏教的解釈とは随分違うところに着ているという見方もありますが、回答3.の方の訳などとっても面白いし、いろいろあっていいと思います。
それからこのサイトにも『猿丸幻視行』の言及があります。江戸川乱歩賞ということです。
【『三宝桧詞』と雪山童子】では
>花は咲いてもたちまち散り、人は生まれてもやがて死ぬ。
>無常は生ある者の免れない運命である。
>生死を超越してしまへば、 もう浅はかな夢も迷ひもない。
>そこにほんたうの悟りの境地がある。 『教科書の歴史』
とありますが、なんか胡散臭い。こういうのを見ると特に「悟り」に対する疑問が湧きます。「ほんとうの」という言葉がついてくると、胡散臭さが周りに漂うように感じます。別に、悟りなるものを開かなくても、自分が生きて喜んだり苦しんだりしてのたうっていてもいいのではないのかなと個人的に思っています。
>「願(ねが)はくは、後に来らむ人かならず此の文を見よ」(『三宝絵』)
の解釈もいろいろ想像できていいです。
【頓阿法師と兼好法師】
>>よもすずし ねざめのかりほ たまくらも まそでの秋に へだて無きかぜ(兼好)
>>よるもうし ねたくわがぜこ はては来ず なほざりにだに しばしとひませ(頓阿)『古事類苑』神宮司庁
>つまり、兼好が「米たまヘ、銭も欲し」と無心したのに対して、
>頓阿は「米はなし、銭すこし」と返事したのである。
小さな頃、兼好法師にチラッと興味がありました。表向きふつうの和歌のやり取りのなかに、知能を詰め込み「米たまヘ、銭も欲し」という暗号が、イカしてます。
生活に困っても、こういう頭の使い方が出来て尊敬します。
http://www.geocities.jp/yasuko8787/sessendouzi.htm
『三宝絵詞』仏宝の10(雪山童子)
源為憲著『三宝絵詞』に載っている「修行者と羅刹」の原作です。
と比較すれば、「いろは歌」が涅槃経の4句の偈を意訳であることが納得できるはずです。
お答えありがとうございます。
前回の回答のときに、そのサイトをみてなるほどなと思ったのですが。違った立場、例えば非仏教的立場からも、「いろは歌」が涅槃経の偈を意訳であると認められるものかどうかが知りたかったのです。
疑り深い(?)人間ですね。。
ただその頃の文字や高水準の文化の担い手は、僧や他一握りに限られてもいたかなと思うので、「他の立場」といってもなかなか難しいかもしれませんね。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Labo/6084/iroha.htm
「いろは歌」はどんなことを歌っているのか?
童謡とか、伝説、説話、昔話などは表にでている意味とは違うものがあるって聞いた事があるけどいろは歌もそうなのかな?
いろいろなところに行ってみて面白かったです。でも役に立つといいけど…。
1つ目のサイト。今までに何度か触れられた篠原さんの文章ですね。評価だけあるより、評価対象が自分で確かめられる方が随分いいですね。
妄想であるとか事実誤認であるといったような指摘もありましたが、素人の私としては資料比較したり読み物としてとても面白かったです。
2つ目のサイト。1. >1つ目と同じです。
3つ目のサイト。2. >1つ目と同じです。
4つ目のサイト。古い切手がよい雰囲気ですね。
5つ目のサイト。書籍推薦であれば”島津(薩摩)”と”いろは”についてのコメントもあるとよかったです。
6つ目のサイト。弘法大師ですか。この文章はとってもすばらしいから、えらい人の手によるものに違いないというのは直線的に過ぎるようにも思えます。
7つ目のサイト。wikiにしては短め?ですかね。
8つ目のサイト。イルカが飛んでます。
9つ目のサイト。「あめつち」や「いろは歌」等は1000年前から現在に続く日本の文化の底流に流れているのかなと思いました。
結構サイトも資料も出揃ってきたようで閉めたいと思います。
ミステリは普段あまり読みませんが、現在『猿丸幻視行』を読んでいます。なかなか面白いです。
皆様、勉強させていただきありがとうございました。
m(_ _)m
「咎なくて死す」は、皆さん知っている一般的な暗号だと思うのですが
1つ目のサイトは、それにまつわる話がいくつかまとまっていて良かったです。
2つ目(3つ目)の「いゑす」は苦笑ですね。
3つ目は、次第にコジツケっぽく感じてきます。聖書の暗号をヘブライ語などからとってくるような無理やりな感触があります。