Solarisで特定のパーティションが溢れたときに、

tarで領域を増やしたのではないでしょう。

どこかの領域、例えば/usr/localだけをtarでかためて、他のパーティション、例えば/varが別パーティションにあって空いてるようなら、そこに移して展開します。

/var/usr/local みたいになるわけです。

そこで、/usrから/var/usr/localにリンクを張ります。

ln -s /var/usr/local /usr/local

これで /usr/local ぶんの領域を /var に逃がすことが出来ます。

その”大技”が記載されているWebサイトは知らないのですが、「リンクをはってtarを使って」ということですので、おそらくいっぱいになってしまったスライスのディレクトリを

tar cvf /partition2/dir.tar /partition1/dir

のようにしてバックアップした後に

tar xf /partition2/dir.tar

というように展開して、

rm -fr /partition1/dir

と削除して領域を確保して、

ln -s /partition2/dir /partition1/dir

のようにリンクを貼っただけなのではないでしょうか。

ちなみにSolaris 8の後半からSolaris Volume Managerと呼ばれるディスク管理のソフトウェア（Veritas Volume Managerのようなもの）が無料でバンドルされています。

これを使ってパーティションを拡張すると良いと思います。（少し勉強が必要ですが）

それが記載したURLにありますのでよろしければどうぞ。

別のパーティションに逃がしたいディレクトリを tar で固めた

ファイルを作り、逃がし先のパーティションに適当なディレクトリ

を作って展開します。展開するときに

tar xvpf backup.tar

といった具合に「p」をつけると、パーミッション等も

復元されます。

元のディレクトリを丸ごと削除し、移動先のディレクトリの

シンボリックリンクを作ります。

例えば、/part1/targetdir というディレクトリを /part2 に

移動するとすると、/part2 で tar の内容を展開して、

/part2/targetdir となっているとします。

cd /part1

rm -rf targetdir

ln -s /part2/targetdir/ ./targetdir

とします。

...って UNIX 共通で、私は良くやりましたが(^^;