【フラッシュEEPROM】メモリースティックが支持を拡大できず SD カードと CF が大きなシェアを有する理由は? 市場から敗退した(しつつある)メディアの情報も募集します。[趣味レベルの質問です]

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  • 登録:2004/12/22 12:46:36
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回答(3件)

id:tsukihito No.1

tsukihito回答回数20ベストアンサー獲得回数02004/12/22 13:16:01

ポイント50pt

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0924/mobile173.htm

本田雅一の「週刊モバイル通信」

URLは少し古いですが。

ノーマルのメモリースティックは1枚で128MBが限界というのが問題だったと思います。現在でも切り替えて128MBx2というものが有りますが、それでも容量の問題は大きいです。

メモリースティックProなら大容量がありますが、メモリースティックProがメモリースティックのドライブで読めないことが障壁だと思います。

単に、ノーマルメモリースティックからメモリースティックProへの移行に失敗したと考えるのが妥当です。

id:hkt_o

とすると、スマートメディアが支持を失っていったのも容量の問題なのかな。大きさも問題?

ところで、限界の容量って、どういうところで決まるのか、じつはよく知りません。適当な解説があれば紹介していただけるとありがたいです。

また、xD ピクチャーカードは将来性に不安を持っていて(根拠はないです)、基本的に対応製品を避けてます。スマートメディアも同様。とりあえず SD か CF のにしとこ、というシェアだけ見て判断しているど素人なのですが、今後の参考のために、目利きのコツなどあれば……。

お願いが多くてすみません。

2004/12/22 16:33:53
id:hensyuushi No.2

hensyuushi回答回数262ベストアンサー獲得回数02004/12/22 22:17:31

ポイント700pt

http://homepage2.nifty.com/B2ON/dc/media.htm

メディアの違い・スマートメディアとxDピクチャーカード

定番スマートメディアです。CFとほぼ同時に出た頃、自分はこちらに賭けました。そして敗北...

スマートメディア敗北の最大の理由は128MB上限と、そして「金属面を手で触ったため読めなくなるトラブルはスマートメディアの特徴」に尽きます。というより後者がかなりダメージを与えています(これは家電用録画機でDVD-RAMとDVD-Rでは実はオジサマ方にDVD-RAMの方が好まれているのと同じだと思います)。

音頭を取った富士フイルムが結局2002年にxDピクチャーを発表しましたが、もうこの頃にはCFのシェアが圧倒的で、誰も新しいデバイスに興味はなかったと思います。CFの方はシェア拡大->量産効果で値段が低下->更にシェア拡大->ユーザーが増えるので開発にも余念なしという好循環で一時期世を席巻しましたね。

ただCFが失速した最大の理由は次に述べるようにデジカメの小型化に乗り遅れた、そしてデータ交換はUSBメモリにその座を奪われたという二点につきると思います。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/USNEWS/20031219/10/

「SDカードがフラッシュ・メモリー市場で首位に,今後は業界標準になる」,松下が調査結果を引用:ITpro

一方のSDカードは音楽著作権保護が売りで出されましたが、出たときこれはダメだろうと思ったのですが...外れ。

これは逆にデジカメが小型化した時にCFでは小型化に限界があったことに尽きます。あと携帯にminiSDが載った時点でSD陣営の勝利は確定でしたね。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/21/news028.html

ITmediaニュース:「今年こそメモリースティック普及元年」

メモリスティックの苦戦の理由は誰がどうみたって、ほぼソニー一社体制であることだと思います。携帯の関係でメモリスティックminiを買いましたが、明らかに値段が高いです。またソニー製品以外使い回しがききません。ソニーらしい展開ですよね..

http://www.iomega.com/jp/

アイオメガ株式会社(Iomega Japan)

市場から敗退した(しつつある)メディアの情報...

これはフラッシュメモリに限りますか?限らなければ一番想い出に残っているのは「音楽テープ」>「8インチフロッピーディスク」>「5インチフロッピーディスク」>「3.5インチフロッピーディスク」>「ZIPドライブ」>「JAZZドライブ」>「スーパードライブ」という感じなのですが...

id:hkt_o

なるほど、なるほど。参考になりました。

スマートメディアの敗北とともに、デジカメ市場で富士写真フィルムもシェアを落としていく……。今、強いのは CF 系のキヤノンとメモリースティックのソニーなのですが、ソニーが1位争いに登場するというのは、何なんですかね。もっとも、実際の生産台数は OEM 供給で稼ぐ SANYO (OEM 供給品のラインアップを見る限り、端的にいって何でもアリ)が馬鹿でかかったりするわけですが。

SD メモリーカードは、ノンブランド系の商品が馬鹿安で、その分、不具合報告も多いものの、1GB で税込み8000円未満という価格低落ぶり。純正品でも CF より安くなったので、正直、そろそろ SD+CF アダプタでいいかもしれない、と思ってます。SD だけでいいよ、みたいな。

miniSD の無色透明感に対してメモリースティックのソニー色の濃さ、ちょっと不思議というか、なぜソニーはいつもそうやって……という面白さを感じます。商売、と一口に言ってみても、個々の戦略は千差万別で面白いですね。

この質問はフラッシュメモリに限定、とお考えいただきたいのですけれども、それ以外にも話を広げていくと、個人的には DAT の苦難の道程や DCC が MD に完敗した「あ〜ぁ」という溜め息などが思い出深いです。

大体、基本的なところは押さえたので、これで満足ではありますが、個人的な体験などいろいろ募集してみようかな、ということでもう少し続けます。

2004/12/23 00:53:13
id:dim No.3

dim回答回数178ベストアンサー獲得回数02004/12/23 03:21:57

ポイント1000pt

 趣味ということでいろいろと書き連ねてみました。長文ですが、御参考になれば。

 フラッシュメモリのシェアの変動というのは、ある意味ゲーム業界のソフトとゲーム機との関係に近いといえます。イメージとしてはソフト≒カメラ、ゲーム機≒フラッシュメモリといったところ。メディア自体では何もできないが、カメラがあってメディアが生きるわけで、その普及はカメラの魅力にかかっているといえます。

 あるカメラメーカーは、作るカメラの用途に応じて利用するメモリを決定します。それは「価格」「大きさ」「速度」「容量」等の要因によって決定されます。

 一方であるカメラメーカーは、フラッシュメモリの技術が自前のものであるために、上記のような理由を決定要因とせずに、自前の技術を使い続けることになります。

 前者のような制約にとらわれていないのがキヤノン・ニコン・ミノルタ・ペンタックスといった老舗のカメラメーカ(オリンパスはxD陣営なのでなぜか除かなくてはいけないのですが)。

 一方、松下はSDカードに参画している手前、マイナーだった頃から作っているカメラの全てがSDカードに対応していますし、富士写真フィルムやオリンパスはスマートメディアの後継であるxDピクチャーカードを使っているとか、ソニーがメモリスティックを使うとか、一種の制約(意地?)に縛られているわけです。

http://www.memorystick.com/jp/msnews/msupdate/pdf/MSUpdateJ03.pd...

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http://web.archive.org/web/20031206003859/http://www.zdnet.co.jp...

News:メモリカードの技術動向と将来像

 いままでフラッシュメモリの市場がどのように変化してきたかを示します。

 2000年前半まではスマートメディアが俄然トップを走っていて、2000年の大ヒットとなったIXYDIGITALの販売によってコンパクトフラッシュのシェアが拡大していく、というイメージになります。これは同時に、Nikon,Canon,Minoltaがデジカメの生産に力を入れ始めた時期でもあります。

 そして最初に小型化を切ったSDカードが先行逃げ切りの形で普及が始まり、松下やカシオのシェアの拡大(EXILIMのヒット)によって順調に推移し、最終的に他メーカにおいてもxDとメモリスティック陣営以外は、小型カメラをSD対応へと移しています。

 メモリスティックが今にいたるまでトップシェアを獲得できないのは、値段が高かったからです。これが理由か、採用するメーカは出てきませんし、2002年ぐらいまではSONY以外どこも生産していなかったために、値段はSMやCFの1.5〜2.0倍ぐらいで推移しています。

 SanDiskなどの他社が生産するようになってから多少安くなってきており、DUOがPSPに対応しているなどの理由で今後延びる可能性はあります。

 ソニーのブランド力がある限りは、メモリスティックは今後も健在でしょう。理由はブランド、その一点に尽きるかと思います。

 SMは言われている128MBという容量の限界が命運を決定付けています。xDが後継ですが、芳しくありません。

 xDにおいては出だしのつまずきと値段の高さもあって普及が進まず、むしろカードによってオリンパス・富士写真フィルムはシェアを落とす羽目になっています。

 CFがカメラメーカーを中心に採用された理由は、容量を大きくしやすくスピードの速い安価に作れる点で、将来を見据えての判断だったのではなかろうか、と考えるわけです。

 SDに関してはスピード、価格もそれなり、そしてEXILIMなどのヒット作に恵まれたからでしょう。デジカメの小型化への市場の要望も、それを後押しした形となった、と推測するわけです。

 国内のベンダー別のシェアはBCN総研でいくつか公開されています。金になるデータらしく、一部分の公開にとどまっているようですが、ある程度の傾向を見る事はできます。

 オリンパスと富士写真フィルムの凋落と松下とカシオの躍進。メディアの普及方向とも合致しています。

 つまり素晴らしいカメラに対応するメディアが売れる(キラーソフトを出したゲーム機に需要が集まる)、という流れを的確に指し示しているといえます。

 最安価格を比較してみます。

2000年12月

64MB;

CF:9570/SM:8780/MS:16700

http://web.archive.org/web/20010622205929/www.kakaku.com/sku/pri...

¥価格.com¥ 価格表 フラッシュメモリ メーカ問わず

2001年6月

128MB

CF:9588/SM:9588/MS:18900

http://web.archive.org/web/20021001084739/www.kakaku.com/sku/pri...

¥価格.com¥ 価格表 フラッシュメモリ メーカ問わず

2002年10月

128MB

CF:4710/SM:5450/MS:7699/SD:6490/

http://web.archive.org/web/20030201095858/kakaku.com/sku/price/0...

¥価格.com¥ 価格表 フラッシュメモリ メーカ問わず

2003年2月

128MB

CF:3999/SM:4600/MS:6500/SD:5500/

256MB

CF:7450/SD:9999/xD:13500/

http://web.archive.org/web/20030815232043/kakaku.com/sku/price/0...

¥価格.com¥ 価格表 フラッシュメモリ メーカ問わず

2003年8月

256MB

CF:4,800/MS_PRO:11,999/SD:7,400/xD:12,600/

 といった具合に推移しています。やはり相当違います。

 今後はコンパクト市場はほとんどがSDへと移行するでしょう。これは値段の面でも速度の面でも、CFとSDがほとんど変わらなくなってきているためです(むしろ現在はSDの方が速いです)。CFの80倍速が12MB/secでSDの高速タイプ20MB/secに及びません。

 現状でのSDの容量限界は4GBとなっており、これ以上必要になることは考えづらいです。

 一方、一眼レフではCFは大容量化が容易な理由で残っていくでしょう。SD対応の一眼も出ていますが、大きさの余裕があることを考えると、両方に対応して収まると予想しています。

 あとは携帯機器、PSPやDSや携帯などでもシェアの争いとなっていくのでしょう。

 蛇足です。hkt_oさんの前の質問でのいわしに少し応える形でこのコラムを紹介しておきます。

 SONYが画素数の多い微細なCCDを出し続ける限り、画素数の上昇は避けられない運命にあります。CCDを作ることができる会社が限られているためですが、海外を中心に画素数信仰の風潮が変わらない限り、このようないびつな形でデジカメは発展していくものと考えられます。

id:hkt_o

たいへん参考になりました。どうもありがとうございます。

フラッシュEEPROM のデータ伝送速度はまだまだ向上するが、実際の製品として出てくるものとしては、ひとつの到達点に近付きつつある、という趣旨の記事が先日の日経エレクトロニクスに掲載されていました。コントローラを内蔵する SD は、今後一層、速いものが登場する可能性はあります。とはいえ、デジカメや携帯電話では、そろそろ速さを希求する需要が飽和しつつあるようですが。汎用リムーバブルストレージとしては伝送速度は重要なのですが、意外に CF くらいで十分という消費者も多いようで。USB 経由の場合、いまだに企業向けのパソコンには USB1.1 の端子しかないものが多く、Firewire の端子を持たない機種がほとんど。そういった事情も関係しているのかもしれません。いくらカードが速くても、という。

ところで、xD はやはり厳しいようですね。低コスト化のためにシンプルな設計仕様となっているのに、SD にコストで勝てないとなると、まるで勝ち目がないということに。富士とオリンパスがデジカメ市場でシェアを落としたことが決定的に響いているようで、判断ミスの恐ろしさを感じます。

私が CF を買ったのは、もともと FD の代わりとして、でした。USB メモリにしなかったのは、用途が限定されることと、会社のデスクトップ機の場合、表面に端子がない場合が少なくなく、USB ケーブル付のアダプタの方がずっと使い勝手がよかったからです。たまたま会社のデジカメ(キヤノン製)が CF 機だったりして、他にもデジタルスコープとかいろいろな計測器の記録メディアが CF だったんですね。備え付けの CF を使うと、自分の職場に CF を持ち帰れない(そういうことをすると次の使用者が困る)ので、実験室などにあるパソコンに、いったんデータを移さねばなりません。けれども、そうすると当然、そこからどうやってデータを移動するのか、が問題になるわけで。結局、私物の CF を持ち歩いて、どこでもその CF に実験データを記録するというやり方に行き着いたわけです。USB メモリを使う場合と比較して、無駄な中間処理(実験機のCF→現場のパソコン→USBメモリ)を省略でき、たいへん快適になりました。

世間的には CF とかのシェアを決めているのはデジカメなんでしょうけれども、私が仕事の中で考えさせられたことは、CF の仕様がデジカメではなくパソコンの方を向いていたことが、どれだけ CF の汎用性を高めたか、ということでした。だんだん SD に押されていくだろう CF ですが、その支持は底堅いだろうな、と思います。

企業はパソコンだって8年くらい使い続けます。実験機器にいたっては20年くらい当たり前に使い続けます。コスト削減の意識が徹底している。だから Netscape4 だって、いまだに無視でない。CF が法人向け機器に食い込んでいる以上、3.5インチ FD と同様、まだ10年は戦える、というか、メーカの完全撤退は許されないだろう、と思うわけです。

さてさて、デジカメと画素数の関係ですけれども、じつをいえば日経エレクトロニクスを購読している関係上、より詳細な情報も手許にございます。だから、マイナスイオンブームに似た妙な空気が画素数競争の流れを生んでいることは承知していて、残念なことだなあ、と思っているわけです。

一昔前まで、2L 判の写真だって、滅多に作ることがなかったはずです。L 判でみんな満足していた。大きな写真は、プロ任せだったわけです。それが今、A4 版で印刷する人が少なくないことを先日のはてなアンケートで知り、ビックリしたものでした。何が面白くてそんな無駄なことを……みたいな。アルバムのように、A4用紙に6〜15枚(2×3〜3×5)印刷するのでは不満なのかな。

画素数なんて200万あれば従来、個人レベルで撮っていた写真の需要は満たせます。L 判できれいに見えればいいわけで。そして 1280×1028 といったら、ふつうのノートパソコンの画面いっぱいの大きさですよね。それ以上の大きさの写真なんて、滅多に撮る必要がないはず。にもかかわらず、会社でも 1600×1200 くらいの写真を撮りたがる人がいます。書類などに使うときには 320×240 あるいはそれ以下に縮小しているのがばかばかしくて、無駄に画素数の多いデジカメなんか買うから、こういう無駄な仕事をする社員が出てくるんだ、と思ったり。

消費者よ、目を覚ませ! なんて、ここで書いても空しいのですが、きれいな写真を撮れる低画素カメラがもっと売れるようになるといいのにな、と思ってます。

何はともあれ。メモリの話にせよ、カメラの話にせよ、日経エレクトロニクスの記事など素人に読ませようとしても拒否されてしまいます。しかもその記事は、技術者向けのものだから、不親切な部分も少なくない。よいテキストをご紹介いただき、助かりました。

2004/12/23 20:27:43
  • id:dim
    (投稿者削除)

  • id:dim
    スマートメディアの盛衰

     hkt_oさんのコメントを見て、スマートメディアの開発理由を思い出しました。
     スマートメディアは本来、フロッピーの代替品となる予定でした。PCアダプタ接続という条件こそありましたが、用途としてデジタルカメラのようにメディアをずっとカメラの中に入れっぱなすのではなく、何枚も持ち歩くことを前提として作ったメディアであったということ。実際、正式名称がSSFDC (Solid State Floppy Disk Card)と呼ばれているのでした。128MBの上限も、何枚も持ち歩くから問題ないとしていた、はずだったのですが、実際はそうはならなかった。コントローラを持たないのも、安価に大量に作ることを目的としていたからですが、互換性という問題も引き起こしていたといえます。
     携帯端末やデジタルカメラ用としても高い価値を見出したとはいえ、設計段階でここまでデジタルカメラが普及することまでは考慮に入っていなかったということなのでしょう。
     一方でSDカードはネット家電も含めてデジタルカメラを視野に入れた開発を行ってきていて、スピード・容量の面でも問題は起こりそうもない。
     スマートメディアはその時代においては十分に役割を全うしたといえますが、ここまでの大容量化や高速化までは見越していなかった。それが今のシェアを如実に表しているといえそうです。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2

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