お薦めの推理小説で、意外な人物が犯人だったことよりも、意外な人物が「犯人ではなかった」あるいは「主人公側の味方だった」ことがストーリー展開の上で重要だったり面白かったりしたものを教えて下さい。

ネタバレにならない程度のレビューを添えて下さると嬉しいです。

なお、宮部みゆき、北村薫両氏の作品はおおよそ既読です。クリスティ、ドイル、マクラウド、アシモフ、島田荘司、赤川次郎、二階堂黎人、岡嶋二人、森博嗣、我孫子武丸、若竹七海諸氏の作品がそれに準じますのでなるべくここに上げた以外の方の作品でお願いしたいのですが、100%読んでいる訳ではないので、これは是非というものがありましたらお願い致します。

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  • 登録:2005/01/10 22:43:48
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回答(10件)

id:mimibukuro No.1

mimibukuro回答回数1299ベストアンサー獲得回数32005/01/10 22:58:42

ポイント18pt

憎しみの孤島から 上巻   新潮文庫 フ 31-16

憎しみの孤島から 上巻 新潮文庫 フ 31-16

  • 作者: サンドラ ブラウン
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

(私も後から知ったのですが)この方はハーレクイン系のものが多い?様子なのですが、これは推理小説に含んでも大丈夫なのではと思います。とにかく展開に勢いがあって面白いのです。同時に進行していく二つの物語(作中にてもうひとつの小説、のストーリーが進行していきます)。最初主人公の周りは敵だらけなんですが、思わぬ人物が味方に回ることにより話が大きく展開します。面白いです。

id:green-arrow

ハーレクイン要素が主体になっているのでなければ、むしろ恋愛要素はストーリーを盛り上げてくれるのでとってもOKです!

劇中劇みたいな構造になっているところも面白そう……食指が動きます。

2005/01/10 23:16:54
id:kaijin No.2

kaijin回答回数4ベストアンサー獲得回数02005/01/10 23:19:42

ポイント14pt

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

閉鎖された島で予知能力のある喋るカカシが殺される話です。

推理小説とは言わないかもしれませんが、不思議な設定のなかでドミノ倒しのようにいろいろな事象が関連して最後にちょっと感動を覚えました。

id:green-arrow

うーん。新潮ミステリー倶楽部賞まで受賞しているのに、他サイトのレビューを見たら「前衛」とか「ミステリではないかも」とかの評が……違う意味で心惹かれたり(笑)

願わくば、さわりだけでも質問に出した条件を満たしているかどうかのレビューが頂きたかったですが、書くのが難しい内容にも見受けられますね。唸ります。

2005/01/10 23:35:58
id:yas-mal No.3

yas-mal回答回数199ベストアンサー獲得回数42005/01/10 23:21:45

ポイント16pt

シャーロック・ホームズの事件簿―シャーロック・ホームズ全集〈9〉

シャーロック・ホームズの事件簿―シャーロック・ホームズ全集〈9〉

  • 作者: アーサー・コナン ドイル
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • メディア: 単行本

シャーロック・ホームズシリーズの短編「ライオンのたてがみ」

まぁ、露骨に犯人のダミーみたいな人が出てくるんですが…。という感じです。

ワトソンの語りではなく、ホームズの語りというのもレアです。

id:green-arrow

ああっ、これは、すみません、既読でした……

けどちょっと懐かしいですね。

レア度は仰る通り高いかと思います。

2005/01/10 23:44:33
id:sanji No.4

sanji回答回数93ベストアンサー獲得回数02005/01/10 23:49:57

ポイント16pt

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

  • 作者: J.K. ローリング
  • 出版社/メーカー: 静山社
  • メディア: 単行本

すいません。ミステリ要素は入っているかもしれませんが、

推理小説……?という感じなので、ポイントはいりません。

意外な人物が犯人ではなかったというか、味方だったという事が

驚いています。

id:green-arrow

そういえば、ハリー・ポッターのシリーズが児童書の枠を越えて大人にも指示された要因の一つに、ミステリ要素が高いこともあるとはあちこちで読みますね。

私も既読ですが、言われてみれば確かに質問の条件通りで、面白かったです。

2005/01/10 23:58:09
id:christie No.5

christie回答回数45ベストアンサー獲得回数02005/01/11 00:24:13

ポイント22pt

http://www.suntory.co.jp/whisky/museum/enter/mystery/novel/501.h...

WHISKY MUSEUM ウイスキーと文化 ウイスキーとミステリーの世界 ポップ編 『大はずれ殺人事件』

眠りをむさぼりすぎた男 世界探偵小説全集(10)

眠りをむさぼりすぎた男 世界探偵小説全集(10)

  • 作者: クレイグ ライス
  • 出版社/メーカー: 国書刊行会
  • メディア: 単行本

ささらさや

ささらさや

  • 作者: 加納 朋子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • メディア: 単行本

クレイグ・ライスのミステリから『眠りをむさぼりすぎた男』と『大はずれ殺人事件』を持ってきました。

前者では、ある人物がとても怪しげに見えるのですが実は……という側面を持っています。ネタバレにならないように書くのは難しいのですが、この作品のテーマとして“善意”“相手への気遣い”ということがあると思います。最初のうちは暗い印象を抱きながら読んでいったところが、読み終えてみれば……という味わいも良くて印象に残っている作品。bk1の書評に拙文が載っているので、よかったら読んでみてください。

後者『大はずれ殺人事件』にも、一見怪しげな人物が出てきます。しかしその人物は……というところと、その人物のキャラがなかなか印象的でした。bk1ではハヤカワ・ミステリ文庫本のISBNが表示されていなかったので、参考URLの欄に、この作品を紹介したサイトを挙げておきました。私が言いたかった“ある人物”の名前が、その内容紹介で出てくるので、本筋とは関係ありませんが、もしまっさらな気持ちで作品を読んでみたいということなら、そこは見ないほうがいいかもしれません。作品自体のネタバレはされていないので、その点は大丈夫なんですが。

もうひとつだけ。加納朋子さんの『ささら さや』は如何でしょう。連作短編集の話の途中から出てくる人間が「主人公側の味方だった」ということで、この作品を挙げてみました。愛する夫を失った気持ちから抜け出せずにいる“さや”の背中をぽんと叩いて後押しするような、そういう人たちが出てくる。主人公サイドにあるその人たちのキャラと、彼らが出てくることによって俄然話が生き生きとしてくるところが良かった。登場人物に託した作者の意図が前面に出過ぎているところ気がするので、読む人によって好き嫌いがはっきり分かれる作品かもしれません。私にとっては、主人公の“さや”よりも、むしろ彼女の周囲の人たちのキャラが魅力的だと思ったミステリでした。

id:green-arrow

沢山の作品のご紹介、ありがとうございます。

それと、私が推理小説のレビューの募集としてはかなりネタバレラインが際どい条件でこの質問を出した意図の一つには、“善意”“相手への気遣い”が現れているミステリが読んでみたいという思いがありましたのでほんとうにぴったりです。

あえて誰かの為に汚名を被っていたり、悪意を持っていた人が改心したりする物語が読みたいのですが、道徳の教科書めいてしまうのはイヤだなあ、ということで……

書評のご紹介もありがとうございました。後の楽しみの為に、今はさらっと斜め読みに留めておきます。

2005/01/11 00:40:47
id:chlorite No.6

chlorite回答回数185ベストアンサー獲得回数42005/01/11 00:32:22

ポイント8pt

八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)

八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)

  • 作者: 横溝 正史
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • メディア: 文庫

つい先日読了しましたが、横溝正史の「八つ墓村」です。てっきりこいつが犯人だろうと思った某医師が被害者となってしまい、じゃあこの人か?と思った某僧が実は主人公の◎◎で、さらに完全に見方だと思われた某女史が○○だったとは!というどんでん返しを最後に味わいました。(書評では「犯人はすぐわかる」と書かれていますが、わたしにはわからなかった・・・)

id:green-arrow

ああ! これは質問文には入れなかった私のミスですが、既読なのですよ……

それに、「意外な人物が犯人ではなかった」という要素が何度も何度も繰り返されるパターンのミステリなので、その分、インパクトが薄れて「意外な人物が犯人だった」というラストよりもストーリー展開の上で重要とは、ちょっと言えない気がします。私見なのですが、ごめんなさい。

質問の条件さえ外せば、すごく面白いミステリだと思っています。

2005/01/11 00:53:46
id:christie No.7

christie回答回数45ベストアンサー獲得回数02005/01/11 01:49:18

ポイント18pt

死体が多すぎる ―修道士カドフェルシリーズ(2) (光文社文庫)

死体が多すぎる ―修道士カドフェルシリーズ(2) (光文社文庫)

  • 作者: エリス ピーターズ
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • メディア: 文庫

エリス・ピーターズの「修道士カドフェル」シリーズの第2作『死体が多すぎる』。

主人公のブラザー・カドフェルが、“生まれながらの陰謀者”と言ったある人物がこの作品に初登場します。ここではカドフェルと対決する(かのように話が進んでいく)この人物のキャラがとてもいい。というか、このシリーズにはカドフェルを始めとして魅力的な人物が大勢出てきます。できれば、第1作の『聖女の遺骨求む』から順に読んでいかれることをお薦めしたいシリーズです。

もうひとつ思い出したのは、シャーロット・アームストロングの『毒薬の小壜』。登場人物たちの“善意”をメインテーマにしたサスペンス作品です。自殺を決意した主人公が“毒薬の小壜”を入手、しかしそれを紛失してしまう。失われた“毒薬の小壜”は、どこに行ってしまったのか。それを追いかけて行く話なんですが、何だかしみじみさせられてしまう、ほろりとさせられてしまう作品の風味が素敵でした。小笠原豊樹さんの訳で、ハヤカワ・ミステリ文庫から出ています。

id:green-arrow

すみません、既読なのですが「この作品はもしかして上がってくるんじゃないかなー」と予想していた本なのでちょっと嬉しいです(笑)

エリス・ピーターズ作品は「たくさん読んだ」とは自負出来なかったので質問文に上げた作家さんリストからは外していましたが、修道士カドフェル・シリーズは大好きですし、ここであげられている人物も条件に合致していてとても魅力的だと思います。

アームストロングの方は未読ですが、雰囲気がとても良さそうですね。

読んでみます、ありがとうございます。

2005/01/11 10:05:27
id:Im_Me No.8

Im_Me回答回数301ベストアンサー獲得回数62005/01/11 10:26:28

ポイント8pt

罪深き誘惑のマンボ (角川文庫)

罪深き誘惑のマンボ (角川文庫)

  • 作者: ジョー・R. ランズデール
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • メディア: 文庫

罪深き誘惑のマンボ

行方不明の元恋人が消息を絶ったのは黒人差別で悪評高い田舎町。

主人公二人も癖があるが、町の住人は更に一癖も二癖も。

更に主人公のうち一人は黒人な上にマッチョゲイ。

でもセンシティブな部分はぜーんぜんなし。むしろ下品なジョークとノリが一杯です。

でも根底にあるのが閉鎖的な社会での差別なので、題材は結構重いもの。

最初は典型的な善悪・犯人探しですが、中盤を越すと、揺らぎ始め、最後には敵・味方、という単純な概念が揺らいできます。(なにしろ元が社会問題ですからね)

人間の描き方に重点を置いた切り口が面白い。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041412021/hatena-q-22

Amazon.co.jp: 湯殿山麓呪い村〈上〉 (角川文庫―リバイバルコレクション): 山村 正夫: 本

湯殿山麓呪い村

湯殿山に伝わる即身仏。その中に望まぬままにミイラにされた罪人がいた。

連続殺人はミイラの呪い?

…犯人もトリックも意外!ですが、純粋な推理と考えるとがっかり系かも(^^;)

若い時分読んだときは結構感慨深かったです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150402450/hatena-q-22

Amazon.co.jp: 堕ちる天使 (ハヤカワ文庫NV): 佐和 誠, ウィリアム ヒョーツバーグ: 本

堕ちる天使

意外な犯人と言われればこれを外すわけにはいかない!

…けど、推理小説じゃなくってオカルトホラーですね(^^;)反則。

id:green-arrow

「罪深き〜」の方は、レビューを読んでいて「なるほど、こういうのもありか」と思えるのですが、後の2作品は「???」です……

たいていの推理小説は意外な人物が犯人であることが面白さのポイントだと思うので、質問文ではそれが「犯人ではない」小説の推薦をお願いしました。

ミステリというものの性質上、ネタバレを控えたレビューを書いていただくことも難しいと思うのですが、些かも条件の点に触れられていないと、ちょっと小説の判断に苦しんでしまいます。

この条件に合致していて、ミステリ的要素がある程度高ければ、ハーレクインでも児童文学でもオカルトホラーでも反則とはしませんよー。

2005/01/11 12:56:17
id:RIO911world No.9

RIO911world回答回数7ベストアンサー獲得回数02005/01/11 15:16:55

ポイント18pt

ハサミ男 (講談社文庫)

ハサミ男 (講談社文庫)

  • 作者: 殊能 将之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 文庫

意外な人物が「犯人ではなかった」あるいは「主人公側の味方だった」ことがストーリー展開の上で重要だったり面白かったりしたもの>まさにこの本のことだと思います。以下アマゾンより・・・美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。

id:green-arrow

最初は「わー、猟期物とかスプラッタは苦手かも……」と思って引いてしまったんですが、ストーリー主体はちょっと違うようなのですね。

他のレビューをちょっと調べてみたら映画化の話題があって吃驚しました。

面白さは折り紙付きみたいです。ご紹介有り難うございます!

2005/01/11 23:43:46
id:nazo-_-nazo No.10

nazo-_-nazo回答回数58ベストアンサー獲得回数02005/01/12 19:16:00

ポイント10pt

人間椅子 (江戸川乱歩文庫)

人間椅子 (江戸川乱歩文庫)

  • 作者: 江戸川 乱歩
  • 出版社/メーカー: 春陽堂書店
  • メディア: 文庫

江戸川乱歩の「人間椅子」

読んでいて背筋が凍りました。

日常生活に戻っても、気味の悪さが残ります。

名作!!

id:green-arrow

ああ、大御所が出ましたね。自分でも、未読なのか小学生の時に読んだ記憶が朧になってしまったのか、ちょっと解らない作なのが残念です。

やはり一言でも、質問文で出した条件の点にレビューで触れて頂きたかったのですが、それを書いてしまうのは難しい作なのでしょうか。

ともあれ10件、みなさまお答えありがとうございました。

きりの良いところで締めてみようと思います。

2005/01/12 19:59:37

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