一次元データとは何ですか?
多次元データとは何ですか?
具体例を含めてわかりやすく教えてください。よろしくお願いします。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/10/04100506.htm
平成15年度体力・運動能力調査結果について−文部科学省
運動能力に関するデータを考えてみましょうか。運動能力を計るには、”ソフトボール投げ”や”50メートル走”、”握力”、”立ち幅とび”など、いろんな切り口が思いつくと思います。その切り口の数がn個だということを、n次元というわけです。
ソフトボール投げの距離というデータだけで運動能力を判断しようする(1次元データ)のは、分析は簡単な分、単純な比較にしかならないでしょう。
ソフトボール投げの距離と、50メートル走のタイムと、握力のチカラと、データを持ってきて判断しようとする(3次元データ)と、複雑な比較になりますが、その分深い分析ができるでしょう。深い分析をするために、統計的処理の手段がたくさん開発されています。
http://profile.yahoo.co.jp/biz/financial/4689.html
ヤフー(株)【4689】:財務情報 - Yahoo!ファイナンス
企業財務を読むにも、多次元の世界でしょう。総資産、株主資本、売上高、営業利益、経常利益など。切り口一つだけで一刀両断、とはできないでしょう。
大学入試センター
いわゆる、受験戦争で偏差値や旧共通一次試験が批判されたのは、共通一次試験の五教科総得点という一次元データで単純に大学の位置づけを判断しようとする風潮を助今日したからです。
その後、共通一次試験にあった教科がばら売りして受験できる大学センター試験に変わりました。以降、受験生の得点は各教科ごとに評価されるようになった(はず)。
URLは見つかりませんでしたので、自分自身の理解を書かせて頂きます。
具体例:
算数のテストをあるクラス(35人)で行ったとします。出席番号1番の人から順番にそれぞれ、
38, 100, 76, ...点だったとします(35個の点数が存在)。
これは”算数の点”という1つの因子(変数)しかないので、一次元データと呼ばれます。
35人分の点数を”データ”と呼びます。
一方、さらに理科のテストも行ったとすると、それぞれの生徒に対して、
算数と理科の点数が存在することになります。これは二次元データと呼ばれます。
一次元データに対して、二次元以上を多次元データと呼びます。
算数と理科の点があると、各生徒の点数を見ることによって、算数の点が良い人は
理科の点も良いという傾向にあるのか、などが調べられます。
データを行列で表すと、算数だけの場合は(35行×1列)の行列と考えることが出来ます。
1列の場合はベクトルとも呼ばれます。1列の場合が一次元データです。
算数と理科の場合は35行×2列の行列になります。多次元データとなります。
別の例として、シリコンプレーヤー(mp3メモリプレーヤー)を考えます。
色々な機種があり、それぞれに価格があります。値段だけのデータを考えた場合は、
一次元データです。さらに実売価格とか、メモリの容量とか、本体の重さ、
メモリの種類(例えば1.HD, 2.内臓, 3.SDカードなど。この場合番号を付けてデータ化したりします)
など沢山の因子(変数)を考えた場合は多次元データとなります。
統計処理によって、どの機種がお買い得か、などが分かります。
だらだらと書いてしまいましたが参考になれば幸いです。
よろしくお願いします。
Yahoo! JAPAN
一次元データとは、一つのデータの群のことです。
たとえば、お店の中で何歳代の人が一番多くかっているのかを調べたいときなどに利用できます。たとえば、30才代くらいの人がかえば
30
というデータです。
二次元データとは、二つのデータを持って解析します。
たとえば、お店の中の年齢別売上高などがそうでしょう。20歳代が100円買ったら下のようなデータになります。
20, 100
一方多次元データとは、二次元以上のデータのことです。
なるほど よくわかりました。