似ていないということよりも、似ているという指摘の方が簡単だからかもしれませんが。
そこでですが、あなたがオリジナリティやユニークさを感じる曲を紹介してください。
洋の東西、新旧曲は問いません。
ジャンルはそれこそ演歌や歌謡曲、ポップスやロックでも何でもOK。
マイナーな曲でもメガヒット曲でもかまいません。
ただし、どこにオリジナリティやユニークさを感じるかという説明をきちんとしていただきます(重要)。
なお、申し訳ありませんが、ポイントの都合上、15件ほどで閉め切らせていただきますので、よろしくお願いします。
インカ・ロ-ズ / フランク・ザッパ&ザ・マザーズ・オブ・インヴェンション
個性的といえばザッパでしょう。難解な現代音楽からブルース、ハードロック、ジャズ、レゲエ、おバカなシモネタチューンまで、ありとあらゆるスタイルの音楽を一枚のアルバムに収めて、それで統一感の失われない完成された作品にしてしまうようなアーティストは他にどこを探してもいません。しかも、デビューから30年にも渡ってその基本姿勢を変えることなくやっていたということが凄いです。『インカローズ』はその中でも、複雑で不思議で、他にこんな音楽やってる人がいたら教えて欲しいくらいの個性的な曲です。ギターソロもこれまたザッパにしか表現できない、のたうち回るようなくねくねしたおかしな代物。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001AJI/hatena-q-22
Amazon.co.jp: In Square Circle: Stevie Wonder: 音楽
スティービー・ワンダーの『パートタイム・ラバー』
と、ダリルホールアンドジョンオーツの『マン・オータ』
スティービー・ワンダーほどの偉大なミュージシャンでも、『盗作』しちゃうのかな?という驚きを当時感じた一作。
シンセやテクノがはやった時代でしたが、彼の歌い方で、”オリジナル”とはひと味違った、彼の魂が入ったオリジナルになったと思います。やはりソウルの王様は偉大なり。
結構この作品売れましたしね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EI09/hatena-q-22
Amazon.co.jp: H2O: ダリル・ホール&ジョン・オーツ: 音楽
質問の意味を取り違えてませんよね?
まあ、スティービー・ワンダーの歌い方に言及しているから、一応クリアはしているようですけど。
http://www.ne.jp/asahi/fuji/nob/ongaku/chopin/1843.html
< ショパン全作品を斬る <>
クラシックの話題で失礼します。
ショパンのバラード第四番は、個人的な意見を言わせてもらえば、百五十年以上もの間、最も優れたピアノ曲としてこの世に君臨している曲です。舟歌やチェロソナタを挙げる方も多いですが、自分はこのバラードを押します。ショパンのピアニズムは、ロマン派という時代を作り上げたものそのものであり、晩年のこの作品においてショパンのピアニズムは頂点を極めています。第一主題の最終変奏ではショパンが得意とした連符とトリルが余すことなく用いられ、第二主題の最終変奏ではスクリャービンの前兆ともいえるアルペジオと和音が光り、コーダではベートーヴェンのソナタハンマークラヴィーアにおけるアレグロのフーガすら超えた怒涛のクライマックスが待っています。今でこそこのような音を使った曲は決して少なくありませんが、それはロマン派という時代が確立した手法であるからに過ぎません。古典派の音楽を聴けばそれは自ずから明らかでしょう。ショパンのオリジナリティは、たとえばニュートンやフィツジェラルドのように、ひとつの時代と思想を作り上げたのです。
恐らく二百年ほどの間、バッハという天才によって完成されて冷凍保存され、誰も手を出そうとしなかった、フーガという思想を打ち砕き、新たに己の思想によって再構築した男、それがメシアンです。彼はフーガという音楽の一分野の思想だけでなく、クラシックにおける音というものに対する見方すら変えてしまったのですが、そこは長くなるので割愛しましょう。
スクリャービンの後期ソナタは、決して自分にとって受け入れやすいものではないのですが、そのユニークな音の使い方、オリジナリティに溢れた世界には、脱帽せざるを得ません。リストやシェーンベルクが夢見た音楽のその先にたどり着き、無調のピアノ音楽と勇敢に戦い、精神がおかしくなりながらも作り上げた、後期のソナタ、特に六番以降は、どれもがそれまでの歴史に例を見ない異色作であることは間違いないでしょう。
http://www11.ocn.ne.jp/~messiaen/20_regards/vingt_regards.html
メシアン「20のまなざし」の解析
ショパン以外は試聴できないのが惜しいですが、とにもかくにもその熱い思いは受け取りました。
goodです。
http://www.kanshin.com/?mode=keyword&id=262791
小林克也 (こばやし・かつや) - 関心空間
収録曲の「うわさのカム・トゥ・ハワイ」は、そこそこヒットした・・・というか、ラジオで流れていたものですが、ラップの発祥の地、アメリカでもその誕生は1970年半ば頃といわれていて、82年発表のこの曲は少なくとも日本では初のラップだと思います。
ラップ、ヒップ・ホップそのものがまだアメリカでも文化や音楽として認知されていない時代に、小林氏がラップというものを知っていたのは不明ですが、もし知っていたとしても、当時、この日本でそれを取り入れた時代感覚や鋭すぎますし、そのテーマも今でさえ取り上げられないような「日本人ハワイ移民」だったり、さらにそれを広島弁で歌い上げるなんて・・・3つのオリジナリティが感じられます。
その小林克也がラップを取り上げて1年後、ジャズ界の大御所ハービー・ハンコックが、電子音楽(あえて、電子音楽と表記)を取り入れ、更にヒップ・ホップの要素、とりわけスクラッチというものを世界中に知らしめたのは、このアルバムに収録されている「ロック・イット」。
NYの若者がやってる妙な音楽を、正統派のジャズ・ピアニストが自分のアルバムに取り入れたんですよ!?これをオリジナリティといわずして、なんと言うのでしょう。
さらに、PVでもコンセプトに基づいて、(少なくとも当時は)大衆受けするような映像ではなく、あえて不気味な変な操りロボットを使ってくるあたりも。
なによりも、いまだにBGMなんかでこの曲が使われていること自体が、名曲であり、オリジナリティあふれる曲である証でしょう。
日本のラップの元祖というと、スネークマンショーの「ごきげんいかが1.2.3」とか、吉幾三の「オラ東京さ行くだ」とかを思い出すのですが、どれが一番最初なんでしょうね?
ハービー・ハンコック。
良く聞く名前ですけど、視聴できないのが残念。
でも、記憶の片隅にハッキリしないけど、何らかの楽曲が・・・
Badly Drawn Boy”Once Around The Block”
Badly Drawn Boyというイギリスのシンガーソングライターの曲ですが、3拍子の独特のリズムが生きた名曲だと思います。派手なメロディーというのはないのですが、このリズム感が耳にとても引っかかります。
で試聴可能です。
Sondre Lerche”Sleep On Needles”
ノルウェーのシンガーソングライター・Sondre Lercheの曲。これも独特のリズム感を持ったアレンジがさえます。このメロディをこんな形で曲にするのか、って思う曲です。
でPVが見れます。
http://www.sondrelerche.com/media.asp
Sondre Lerche - official website
スリープ・オン・ニードルスはありそうでなかなか無いサウンドだと思いました。
すいません。2番目に解答した者です。思いっきり質問の意味を取り間違えてしまいました。申し訳ありません。前回のポイントは結構ですので、ご勘弁下さい。その代わりといってはナンですが、気合いを入れてご紹介させて頂きます。
1.coba
アコーディオン奏者で、日本の第一人者。『おしゃれカンケイ』でもおなじみですね。日本人なのに、イタリアの香りがし、かつ和の要素も感じるまさにオリジナル!!な感じがします。
2.シャカタク
『ナイトバーズ』がすっかりおなじみ。高いキーでいて、独特のリズム感。この独特のピアノの音色は彼らならではです。彼らでしかこの音はだせないでしょう。
3.古内東子
『かっこいい女性』『孤独なキャリアウーマン』『せつない恋心をうたったバラード』
彼女独特の世界観を感じます。
「暗い」というよりも、「荘厳」「崇高」な奥深さを感じます。
4.小島麻由美
はじめて聞いたときに驚きました!!彼女のルーツはなんなのだろう・・・。アジアンテーストなのかな?
とにかく必聴!!あまりの個性的な音作りに驚きます。
5.シンディ・ローパー、アレサ・フランクリン
声の部分では、だれもマネができない独特の歌声。
スティービー・ワンダーもそうですが・・・。
コバは本当にone and onlyですよね。
シャカタクは左の耳から入って右の耳から抜けてしまうようなスムーズなサウンドですけど、one & onlyでもありますね。
古内さんは、彼女のようなポジション(?)にいる人は他にいませんね。
シンディ・ローパーは個性的なシンガーだと思います。
小島さんとフランクリンさんはよく知りませんけど、心に留めておきます。
どうもありがとう。
itamiya.net������
■女子十二楽坊(なんで最新の「敦煌」がTSUTAYAにはないのだ!?)
最近は女子十二楽坊のパクリバンド(東方女子楽坊、芳華十八、東方天使女子楽団など)も次々と登場していますが、中国古典楽器の音色を知り尽くした梁剣峰が世界中の楽曲をアレンジするというところが何よりも画期的なものであり、今後も独自の曲や名曲の新アレンジで楽しませてくれるものと期待しています。新アルバム「敦煌」ではGLAYのTAKUROや喜多郎の書き下ろし曲もありますが、中華風味満載のアレンジが加えられた「コンドルは飛んでいく」は特におもしろいですね。
中国の王暁京プロデューサーは半打メイグイ(半ダースのバラ、中国の珍しい民族楽器演奏による女性六人グループ)、世界の子供の歌を中国楽器で演奏する小女子十二楽坊などをデビューさせつつあり、今後も目が離せません。
■the sad sad planet
毎週末に新宿でストリート演奏している二人組(ライブのときはバンドが加わる)。ボーカルのそよぎちゃんの「湿度系」と呼ばれるしっとりとした安定感ある歌声(温度系じゃなくて湿度系なので間違わないように)が何よりも最高ですが、アコースティックから絶叫系の激しい曲まで、自分たちの納得する思いを伝えるための歌は「ホンネ」である以上、やはり「ほかにない」といえるでしょう。
■GYPSY QUEEN
全員日本人ですが、ボーカルのしのんさんの歌声には中国語が合うんじゃないかという話から中国語曲を作り始め、今や中国とアジア各国でライブを成功させているGYPSY QUEEN。日本人という狭い枠ではなく、アジア人としての視点からの歌作り、それでいて日本のロックのいいところを盛り込んだ洗練された楽曲は聴き応え十分です。
■伊丹谷良介
伊丹谷さんも中国で大活躍の日本人チャイナロック歌手。2003年末の上海年越しコンサートにも参加した実力派です。代表曲「Hello Mr. Asian」は「アジアンロック」というジャンルの皮切りとなる名曲だろうと思いますね。
■二手玫瑰
↑ちゃんと表示されるかな?二手[王+攵]瑰、英語名Second Hand Rose。中古のバラという意味です。
中国東北部出身で、その地方に伝わる農民の歌を現代のチャイナロックとしてよみがえらせたもので、単なる模倣ではない面白いものです。この間北京でようやくアルバムを買ってきたんですが、中国の忌野清志郎とたとえたくなるくらいメッセージ性の強い音楽です。
■S.H.E.の「Remember」
S.H.E.は台湾で人気爆発の美少女三人組ポップグループですが、歌の方も悪くない、というか単なるアイドルソングに終わらないのがいいですね。三人とも声質が違い、特にEllaちゃんのアイドルらしくないほどのドスのきいた低音が魅力的。さて、ユニークさということではやはり「Remember」がイチオシです。これは原曲がなんと「白鳥の湖」なのですが、原形を留めないくらいかっこよくアレンジされてます。
単なるカバー曲ではなく、独自の解釈を入れてアレンジすることは非常に面白い試みだと思います。それはパクリとはまるで別の次元のものだと思いますね。
女子十二楽坊は納得。
他の楽曲はアジア方面に目を向けた所がいいですね。
特に中国・台湾方面なんて、あまり目を向ける事が無いので。
クラシックなので、ポイントは要りません。
バッハの無伴奏チェロ組曲です。
この曲はチェロのソロの曲という珍しいものですが、内容は不思議な空間に迷い込んだかのような落ち着きがあり、かつとても深みがある曲です。とてもチェロだけの曲とは思えません。
この曲は1〜6番までありますが、それぞれプレリュード(序曲)〜ジーグまで6つ入っていますので、36曲あることになります。重厚な曲から軽々とした曲までバラエティーに富んだ内容となっています。いくらきいても飽きることがありません。
この曲のもう一つの楽しみは聴き比べです。
ソロの曲であるだけに、アーティストによって別の曲のように聞こえたりします。聴く機会があればぜひおすすめします。奏者によって変わってくるのもこの曲のおもしろいところです。
はてなのリンク先の内容が詳しいです↓
ジャンルは制限していないので、クラシックでもOKです。
説明に関しても問題ありませんし。
このアルバムにある「風車男ルリヲ」が私の筋肉少女帯デビューでした。すごい曲です。はじめて筋少を聞いたとき、その余りの斬新さにひっくり返りそうになったものです。歌詞もすごいし、歌い方もすごい。タイトルもすごい。このアルバムではありませんが「お肉の女王」という曲があります。
『あたし、おしりがぶよぶよだわ』という少女に対して、【おしりだけではないわいな!ハッ!】という突っ込み。あまりの内容に生涯忘れることが出来そうにありません。しかも、なんだかメロディラインは美しい…。グロく、美しく、なんとなく切ないけど笑える。「リンウッドテラスの心霊フィルム」という大槻ケンヂの詩集があるのですが詩だけ読んでも楽しめます。「曲がないと、イマイチ歌詞の繋がりがおかしい歌」というのも世の中には結構ありますが、純粋に詩として読んでこれだけ面白いのは他にはなかなかないと思います。
1曲目の「踊るポンポコリン」は衝撃的でしたねー。大ヒット曲ですが。アニメの歌ということを差し引いても余りあるインパクトでした。近藤房之助の声に心底びびったものです。ポンポコリンを歌っていても、かっこよすぎる近藤房之助…。痺れます。「いんちきおじさん登場」「ぱっぱぱらりら」などなど、オリジナリティー炸裂だったと思います。
筋少は確かに独特の世界を築いていたと思います。
「踊ポン」はさくらももこの詞に近藤房之助という組み合わせも凄かったですね。
マイナー路線まっしぐら、なものですが、
個人的に、オリジナルティーをピシパシ感じたものとして・・・
上野洋子さんの「puzzle」
うたっているんですが・・・歌詞がまったくないんです。
あと、パートごとに別取りした声を合わせて・・・というもので、どちらかといえば歌というより声を使った演奏、という感じです。
↑ザバダックの「遠い音楽」
癒し系サウンドで、一番オススメ。
あまり一般的な曲ではないんですが、聞いたら何処となく懐かしさが・・・・。
あと、TSUTAYAからではないんですが
http://www.biosphere-net.com/karak/disco.html
biosphere-net.com
↑カラクの「七月の雪」
http://www.biosphere-net.com/goddess/disco.html
biosphere-net.com
GODDESS IN THE MORNING
アニソンとかで有名な新居昭乃さんと、柚楽弥衣のユニット。
幻想的な曲と歌声が良いです。
なるほど。
確かにメロディとか響きが奇麗な曲が多いようで、ユニークさを感じますね。
ウルフルズの借金大王はオリジナル!って感じだと思います。この「カッコ悪いかもしれないけど、思い切りカッコいいと思って歌ってみる」という姿勢。これこそが彼らのオリジナルだと感じています。誰もやらなかったことを思い切りやってみる。これこそがオリジナルを行くというものじゃなかろうか。
だいぶ趣が変わりますが、エリック・サティのジムノペディ。聴いていると力が抜けるようなこの不思議な感覚の曲は、いわゆる「クラシック」とはまた違った味わい。ピアノ曲で、クラシックに縛られることなく、この新しい雰囲気を作り出したのは、驚き。譜面を見ると、またクラシックとはだいぶ味わいが違うことにまた気づきます。
ウルフルズは確かにかっこ悪さを強く出す事によって、かっこよさに変えてしまうようなところがありますね。
ジムノペディはクラシックではあるけど現代音楽(?)的でもあって、確かに不思議な感覚の曲ですね。
どうやら新規の回答が無いようですので、ここで終了します。
皆様の意見、色々と参考になりました。
どうも長い間のおつきあい、ありがとうございました
フランク・ザッパは雑誌とかでよく見る名前でしたが、こういう方なんですね。
どうもありがとうございます。