「IPv6によってQoS(通信サービス品質)やセキュリティが向上する」
というのがあるのかなと思います。
*正確には
http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/rensai/ipv6-01/ipv6-01.html
を参照すると、
「IPv6は、QoSやIPSecのことを最初から考えた仕組みになっている」
のようですが・・・。
さて、「QoSやセキュリティというのは別にv4でも全然できる話である」というのを友人から聞きました。しかしながらv6の方がその機能が優れているところだと思うのですが、何がどのように優れていてこの点についてv6の方ががよいのか、という点が腹に落ちません。
(v4のままではやりにくいこととかあるのかしら?)
お詳しい方、フレンドリーにソフトタッチ(笑)で、IP初心者に教えてあげるつもりで、ご教授いただければ幸いです。(長文歓迎)
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/04/23/10.html
【レポート】IPv6のメリットを探る - インターネット技術シンポジウムより(1) | ネット | マイコミジャーナル
IPv4では既に番号が枯渇しそうであるというような話は既にご承知おきかと存じます。
そのためIPv4ではNATあるいはIPマスカレードという手段を使って1つのグローバルIPアドレスを複数の機器で共有する(家庭の複数のパソコンを1回線でインターネットに繋ぐ際などにも使われている技術です)といったような複雑な手段を用いています。
その複雑な仕組みを乗り越えてQoSやIPSecを実装するためにはさらに複雑な仕組みが必要になってきます。
対してIPv6においてはIPv4よりも大量の番号が用意されていて、NATやIPマスカレードといったような複雑な仕組みが不要となるため、セキュアな通信をよりシンプルかつ効果的に行う事が可能となるということです。
厳密には異なる部分があるのですが、それを言い出すとハードタッチになってしまうので、ソフトタッチにお答えするとこんな感じですが、いかがでしょうか。
ありがとー!フレンドリーでいい感じです。
要約すると、
「IPv6のアドレスはむちゃくちゃ多い」
⇒「よって、1つのアドレスで複数で共有するという工夫は事実上いらない」
⇒「よって、v4で使われていたNATやIPマスカレードという技術もいらない」
⇒「よって、v6網の場合、NW構成がシンプル(=安価にできる)になる」
⇒「v6の方がv4より優れている」
というところですかね。