フランスの文学雑誌
”テル・ケル”
という雑誌名の
言葉の意味を教えてください
http://auction.woman.excite.co.jp/item/43576894
<ウーマン・エキサイト・オークション> "VdT ル・テルクエル[2004]チュエリー・ピュズラ /フランス・ロワール・赤"
Tel quel= もとのまま、あるがまま
です。
<1>の回答者のとおり「あるがまま」ではあるのですが、これは文学作品をそれが書かれたままの語に忠実に従って「読む」ことに立ち帰る「テクスト」理論にも通じたものです。
「作品」というものを「作者」の意図やら意味やら伝記的事実といったものに捉われずに(そこに書かれて「あるがまま」に)読む。それによってより豊かな思いも寄らなかった文学体験をしてみる。
そうした(新しい)文学体験から創作やその理論を模索するための(当時としては)前衛的な文学理論を追究する雑誌でした。
首謀者は作家の(当時はロブ・グリエらとならぶアンチ・ロマンのひとりとされていたフィリップ・ソレルスで彼の著書「例外の理論」には「テルケル」に掲載された論文や評論などが多く収録されています。
ほかにジュリア・クリスティーヴァやロラン・バルトらも参加し、その仕事はそれぞれの著書になって結実しています。
http://sapporo.cool.ne.jp/babies/m-b-fs.html
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http://homepage1.nifty.com/ta/sfs/sollers.htm
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