「わきのした」と「わきばら」の境目はどこでしょうか。

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44529と同内容でタイトル削除

「わき」はいわゆる「わきのした」、「腋窩」でくぼんだところ。
「わきばら」は「側腹部」で肋骨の下縁あたりから下。
では「わき」と「わきばら」の間はなんと呼ぶか…というと、医学的には「側胸部」と呼びますが、日常的な用語でそれに相当するものはありません。「側胸部」は日常生活においては呼び名がなくても不自由しない場所、言い換えれば関心のない場所なので、日常的な名前は付いていないのです。

ＮＨＫ教育テレビ「知るを楽しむ」の木曜版に「日本語なるほど塾」というものがあります。その中に金田一秀穂先生のコーナーがあります。
４月７日の放送で、胸の横を指して「ここをどう呼ぶ？」というのをやっていました。内容は上に書いたとおり。

有効なリンク先はありません。以上。

実はそれを見ました

肋骨のあたりも「わきばら」と言っている気がします
周りに聞いてみたら
脇のくぼみおよびそのすぐ下あたりまでが「わき」「わきのした」
乳より下が「わきばら」でわきばらの下（腰骨の上あたりから）は「こし」という回答が多かったです
これは用法なのですがある程度定義されているものではないかと思い質問しました
共通認識がないとたとえば症状を説明するときに不便ですよね

骨格で判断

腋窩や脇腹は人体の体部、つまり体表面の領域に相応するらしく、
部位の概念としてあまり厳密な意味に使われないようです。
それをふまえた上で、骨格の点から正確に定義しますと…

腋窩とは「上肢と体幹の間で肩関節の下方にあるドーム形の皮膚の陥凹部」です。
脇腹とは「乳頭線の外側部で、幽門平面と結節間平面の間の部」です。
ちなみに、乳頭線とは「乳頭を通る垂直線で、左右２本ある」、
幽門平面とは「人体横断面（第１・２腰椎の椎間板レベル）」、
結節間平面は「第５腰椎レベル」だそうです。

それぞれ詳しい定義はURLからご確認ください。
境目を具体的に指摘できず申し訳ないですが、せっかく調べたことですのでご参考までに。
http://web.sc.itc.keio.ac.jp/anatomy/generales/generalis.html

追記していただいてありがとうございます

わき腹というのはやはり体の下の方のことなんですね