言葉には、名詞だけでなく動詞にも上位,下位動詞がある。
存在動詞,普通動詞の関係について
今ひとつ質問の意図を掴み切れていないかもしれないので、先に謝っておきます。
質問者さんが「存在動詞」とされているものは、一部は現在日本語で「助動詞」とよばれるものに入り込み、その残り(ある、いる、する、なる、やる、なす、いたす、もらう…等)が仰る「抽象動詞」ということになります。
両者の関係を簡単に図示すると
存在動詞 → 抽象動詞 + 助動詞
ということです。「具象動詞」と仰るのが「抽象動詞」の対義語だとし、「普通動詞」と仰るのをいわゆる「本動詞(←→補助動詞)」のことだと考えると(すいません、日本語の文法学説や文法用語は色々あって、どうも統一されていないようなので)、
普通動詞 = 抽象動詞 + 具象動詞
以上をまとめて図示すると
存在動詞→抽象動詞+助動詞
+
具象動詞
↓
普通動詞←→補助動詞
という感じではないでしょうか。ちなみに、これらの用語についての解説は
http://blogs.dion.ne.jp/liger_one/archives/406194.html
Logic Board ―どう考えるのが正しいか: 日本語はどういう言語か:目次
こちらで紹介されている
「日本語はどういう言語か」三浦つとむ
の第3章の3あたりを参考にしました。
同書は講談社学術文庫の43にはいっており、amazonでも「2~3日以内に発送」になっておりますので容易に入手可能だと思います。お近くの図書館等にも入っているかと思いますので、よろしければご覧下さい。
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