典型的なスケールフリーのベキ乗グラフとして、地震のエネルギーと頻度の関係があり、↑縦軸を頻度、→横軸を地震エネルギーとした2軸ともに意味がありますが、ロングテールグラフ(Amazonの売り上げなど)の↑縦軸は販売数、→横軸は商品を販売数順に並べているだけで、グラフの軸の意味は縦軸のみとなる気がします。この2つのグラフが本質的に同一の現象/理論を基にしているのか、あなたの意見を教えて下さい。
http://www.hatena.ne.jp/1123984242#
人力検索はてな - 『自己組織化/ネットワーク理論』及び『カオス理論』に関係する質問です。ネットワーク理論で論じられている『スケールフリーネットワーク』におけるベキ乗グラフと、最近..
まるっきり理論はわからない素人ですが、
ベキ乗グラフはグラフの導き方に意味があり、
ロングテールグラフはそのグラフの見方(発見)に意味があるのではないでしょうか。ですから、比較の意味がない気がします。
なるほど、本質的にZipf則に基づく(ベキ乗グラフになる)という形にどちらも意味がある、ということになるのでしょうか。
http://www.usability.gr.jp/alertbox/zipf.html
↑ここが分かり易かったです。
ということは、ロングテールが本質的にスケールフリーの性質を持っているとすると、Amazonで売れる本と売れない本に本質的な差は無い、ということになるかも!?
http://www.hatena.ne.jp/1123984242##
人力検索はてな - 『自己組織化/ネットワーク理論』及び『カオス理論』に関係する質問です。ネットワーク理論で論じられている『スケールフリーネットワーク』におけるベキ乗グラフと、最近..
ロングテールについては、
http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u103.html
を
スケールフリーについては、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0309/netw...
http://amech.amp.i.kyoto-u.ac.jp/~asano/scale-free.html
のふたつを読んでみました。
スケールフリーもロングテールも似かよっていると思います。
ただ、横軸に無数に連なるだけの個数があるかないかで、いずれの場合もインパクト
が違ってみえるように思います。
ネットや無数の商品数を扱っている等の、ある少数に全体の機能が依存する割合が
少ないほどスケールフリーのメリットやロングテールの威力があるのではないでしょうか。
X = 縦軸方向に際立った部分(ハブに近いノード群や売れ筋上位トップ10など)の個数
Z = 縦軸方向うで際立たない部分
Y = 単価純益もしくは個々の純インパクト
( X x Y ) < ( Z x Y )
この差が大きいほど効果は期待できると思いました。
なるほど、
X = 縦軸方向に際立った部分(ハブに近いノード群や売れ筋上位トップ10など)の個数
Z = 縦軸方向うで際立たない部分
Y = 単価純益もしくは個々の純インパクト
( X x Y ) < ( Z x Y )
この考え方は面白いですね。ただ、差は常にX x Yの方が大きいからこそベキ乗則のグラフとなる気もします。
全体の20%の人がが80%の生産性をあげる、というパレートの法則(俗に言うニッパチの法則)がありますが、『実は残りの80%が結構稼いでいた(Z x Y の値が結構高かった!)』ということになったら既にベキ乗グラフに沿ってないような。
あ、今書いていて思いましたが、Amazonなんかは、必要コストを限りなくゼロに引き下げることによってZ x Y から上がる利益を多くしようとしているんでしたね。これは結構大きなポイントに感じました。
ありがとうございます。『ベキ乗グラフはグラフの導き方に意味があり、』というところがよく分かりませんでした。