以前読んだ、C.W.ニコルの「勇魚」(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167220032/250-0503639-8934644)にも同じような感動があったのを思い出しました。
この二例とは逆に、日本人作家が外国の土地・歴史を舞台に小説を書いていて、その舞台となった国のネイティブよりもテーマに造詣が深く、評価が高いというものを教えてください。
自分では、佐藤賢一さんの著作が相当するのではないかなと思ったのですが、評価がはっきり述べられているサイトが見付けられなかったのです。
カズオ・イシグロさんのように、幼少の頃から外国に住んでいて、自然にその国の文化・教養を身に付けていたという例は除外します。
日本語のサイトが望ましいですが、英語でも可です。
ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) 新潮文庫
海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年〈上〉 (塩野七生ルネサンス著作集)
ネイティブの評価まではわかりませんが「ローマ人の物語」をはじめとする塩野七生の一連の著作はいかがでしょうか。
小泉八雲=ラフカディオ・ハーンは有名だけどやっぱりよくできている。
さゆりはちょっと変なとこもあるけどまぁ仕方ないのかなと。
すみませんが、求めている回答と違います。
例に出したものとは逆パターンで、日本人作家が外国を舞台に書いていてなおかつ評価が高いものをお願いしています。
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逆パターンでなければもっとたくさんの例が集まったのでしょうか。
少々肩すかしでしたが、終了いたします。
ありがとうございました。
なるほど、塩野七生さんなら頷けますね。
評価と言うほどでなくても、著作を読んだ現地の人の声が載っているようなサイトがあれば読んでみたいです。