最近はめっきり見かけなくなった「かかし」ですが、漢字で書けば「案山子」となります。
かかしの由来が、獣肉を焼いて鳥獣の嫌がるにおいを出した「嗅がし」ではないか、というのはわかったのですが、なぜ「案山子」という字をあてるのか、教えてください。
だいぶふくらんできました。
中国の山から来たという話にはかなり説得力があります。
http://gogen-allguide.com/ka/kakashi.html
案山子(かかし) - 語源由来辞典
>漢字の「案山子」は、元々中国の僧侶が用た言葉で、
>「案山」は山の中でも平らなところを意味し、「子」は
>人や人形のことである。
とありますね
ほぼ完璧なお答えありがとうございます。
とすれば、中国でも案山子の意味はかかしなのですね。
他の回答も見させてください。
http://www.asahi-net.or.jp/~ZB5Y-WD/miwayama.htm
緊張と解放 ―勧進帳見比べ―
URLに案山子という漢字の語源が書かれています。ただ理解するのは難しいかもしれません(少なくとも私にはよく分かりませんでした)。
「山を案ずる」ですか。スクナビコの話は面白いのですが、少々語源としては無理がありそうな…
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古事記の久延毘古(くえびこ)という歩く力を持たない神さまが「案山子」の起源であるといわれています。
「案山」は山にある田んぼを意味し、「子」が人をあらわしています。「案山子」という言葉は平安時代から使われており、田の神の依代(山の神の権現ともいわれる)として、霊を祓うことを期待されていました。
案山子は「鹿驚」や「嗅がし」と表記されることもあります。昔は、獣肉を焼き焦がして串に突き刺し、地に立て、その臭いで鳥や動物を追い払っていたことから、
「鹿驚」や「嗅がし」が訛って「かかし」と呼ばれるようになったとも考えられています。
クエビコという神様が起源なのですね。
ただし、「案山子」という字をあてることについては、やはり「案山+子」ということなのでしょうか。
当て字のひとつだそうです。(納得いかないですよね)
古事記に登場する久延毘古(くえびこ)「少名毘古那神(すくなびこなのかみ)」が案山子の神(田の神)だそうです。「この神は足は歩けないけども、ことこどく天下のことを知っている神である」とあって、農耕の神さまとされています。
「案山」=田んぼ
「子」=人
で、「田んぼの中の人」という意味である説もあるようです。
最初のはいいサイトでした。
かかし≒かがし=蛇というのも少し興味あります。
ただし、当て字の理由は出尽くしたでしょうか。
中国の禅僧が用いた言葉(景徳伝燈録)が由来と書いてあります。上のサイトは又引きです。
景徳伝燈録です。この中のどこかに案山子という言葉があるのでしょうね。
由来はこのへんに尽きるのでしょうか。
回答いただいた皆様、感謝いたします。
面白いと思いますが、あて字の理由はわからないですね…