世間からは変人、パラノイア扱いされていたりと疎まれていると尚良いです。
戦う理由は「妻が殺された」などの明確な理由でも、「未来に来るであろう怪獣と戦う」といった妄想かもしれない理由でも構いません。
(例としまして映画ですと「タクシードライバー」、「ランボー」。
漫画だと「MONSTAR」(途中まで)、「ヒミズ」、「デメキング」。
小説ですと「異邦の騎士」、「リプリー」、「砂の器」あたりでしょうか)
なるべく史劇や未来を舞台にしたSFなどではなく、現代の現実社会が舞台であることが望ましいです。
小説、漫画、映画、TVなど日本語を読解する能力があれば、理解出来る媒体であれば、何でも構いません。
フィクション、実話も問いません。
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=19388584
セブンアンドワイ - 本 - ファントム 上
オペラ座の怪人。このファントムを読むと彼はいつも一人でした。
すいません、現代が舞台ではないんですが
一読してこの小説を思い浮かべました。
菊池寛の「恩讐の彼方に」です。
密通がバレてそのことで殺人を犯し、追いはぎをして生きてきた男が僧侶となって旅をしている途中で、何人もの命を奪っているという難所に差し掛かります。
彼は懺悔の為に槌を片手に一人でその場所にトンネルを掘り始め、変人扱いされながら黙々と何十年も掛かってトンネルを掘りぬくのです。
青空文庫です。
ダウンロードして全文が読めます。
昔読んだか、誰かから話を聞いた覚えがあります。その時は最初は変人扱いしていた人々も次第に心を打たれ、最後は協力するといった話だったように記憶していました。呼んでみようと思います。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4751514318/249-7998605-...
Amazon.co.jp: 木を植えた男: 本: ジャン ジオノ,寺岡 襄,フレデリック バック,ジャン・ジオノ
>誰にも理解されないまま、何かを成し遂げる為にひとり黙々と戦う男の物語
真っ先に思い浮かぶのはこの絵本「木を植えた男」です。
>フランスのプロヴァンス地方の荒野を歩きつづける一人の旅人がいました。
干上がった大地、枯れた草木、崩れそうな廃墟だらけの土地で、彼は、羊飼いの男に出会います。
不思議な雰囲気を持つ、その男に興味を持った旅人は、男の生活を観察してみることにしました。
エルゼアール・ブフィエという舌を噛みそうな名前の老人が主人公です。
彼は、不毛の大地に緑をよみがえらせようと、日々、木を植え続けたのです。
他人からみれば「やるだけ無駄」な作業を、地道に何十年も続ける精神力は、すごいの一言です。
内容ととてもマッチしている印象派の絵画のような挿絵が、物語をさらに盛り上げます。
黙々と努力するという意味ではなるほどという感じですね。好みとしては「戦い」という部分がもっと感じられるようなのが良いかな、というのもあります。
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Amazon.co.jp: キング・オブ・コメディ: DVD: マーティン・スコセッシ,ポール・D・ジマーマン,ロバート・デ・ニーロ,ジェリー・ルイス,ダイアン・アボット,サンドラ・バーンハート,シェリー・ハック
ロバート・デ・ニーロの「The King Of Comedy」はいかがでしょうか?
才能はあるのにチャンスがないと思い込んでいるコメディアンが、ある日、ファンである有名コメディアンの社交辞令で、倒錯し、ストーカー的な犯罪まで起こしてしまうが・・・。といった内容です。
キングオブコメディーということで、笑いがある作品かと思っていましたが、デ・ニーロの狂気じみた倒錯ぶりがとても怖かったです。
是非、一度、ご覧ください。
スコセッシのこの作品を未見でした。そんなストーリーだったのですね。俄然興味がわいてきました。ありがとうございます。
http://d.hatena.ne.jp/jyouseki/
jyouseki(定跡)の日記
http://www.hatena.ne.jp/ranking
はてな 旧回答ポイントランキング
自慢の意図はありません。
PTSDと医者に診断を受けながら、2chに専用誹謗スレッドが立っているのを知りながらも、他者を圧倒する数の回答をしている私のブログは参考になるでしょうか。
現在も通院中であり、病院の薬以外に、漢方薬、健康食品、健康器具を用いています。
今の世の中、心の病気をもった人に対する偏見はまだまだ多くあります。
それを少しでも払拭できればと思いながら、日々戦っております。
お名前は伺ったことがあります。ブログを運営されているというのは恥ずかしながら今まで存じ上げませんでした。読ませて頂きたいと思います。
自分もH・フォード版しか観ていませんが「逃亡者」は確かに質問の条件を高いレヴェルで満たしていますね。ありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/415040299X/qid%3D113040...
Amazon.co.jp: 一人だけの軍隊: 本: デイヴィッド・マレル,沢川 進
「ランボー」が出ているのでもうお読みになっている確率は高いでしょうが、ランボーの原作ではあるが雰囲気はかなり違う「一人だけの軍隊」(ハヤカワ文庫)をまだ未読であるならお薦めします。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150305056/qid=11304083...
Amazon.co.jp: 遙かなり神々の座: 本: 谷 甲州
あと完全な単独ではないですが、谷甲州の「遙かなり神々の座」はいかがでしょうか。
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Amazon.co.jp: ソロ―単独登攀者・山野井泰史: 本: 丸山 直樹
戦闘でなくて良いのなら、「ソロ~単独登攀者・山野井泰史」や
「神々の山嶺」(夢枕 獏)もいいのではないかと思います。
3つもありがとうございます。「一人だけの軍隊」は恥ずかしながら未読でした。山岳ものは確かに個人か個人に近いものの戦いが多い印象があります。現実社会からは隔絶されているので、「誰にも理解されず」という部分が弱いのが難点かもしれません。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18392
パピヨン - allcinema ONLINE
パピヨン。古い映画なんですが投獄と脱獄を執拗に繰り返す男の話です。子供の頃観て深く感動したのを覚えています。
上記の山岳ものと並んで、脱獄ものも男の執念の戦いが堪能できますね。しかし囚人仲間とのコミュニティがあるので、厳密に個人ではない場合も多いかと思います。「パピヨン」のマックィーンもダスティン・ホフマンが仲間だったような気がします。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430900458X/250-7887234-...
Amazon.co.jp: 狼煙を見よ―東アジア反日武装戦線“狼”部隊: 本: 松下 竜一
お互いそれぞれが別個に動く新しい組織形態で戦った企業爆破のテロリストたちの姿を描いたノンフィクション、いいですよ。
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31373735
セブンアンドワイ - 本 - でもわたしには戦が待っている 斎藤和〈東アジア反日武装戦線大地の牙〉の軌跡
そのうちのひとり、逮捕時に服毒自殺した斉藤和を実際に交流のあった有名無名の人々が語る。
http://share.dip.jp/hannichi/nenpyou/kiseki.html
「東アジア反日武装戦線」闘いの軌跡
東アジア反日武装戦線について、発言構成による年表
どれもまったく知らないものばかりでした。実話ベースなのも興味深いです。読んでみようと思います。ありがとうございます!
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=234691
コラテラル・ダメージ - allcinema ONLINE
では映画からご紹介します。
まずは「コラテラル・ダメージ」です。ショッピングセンターで起きたテロにより、妻子が巻き添えとなって死んでしまった主人公。しかし政府の利益のために捜査は進まず、彼は自ら敵地に赴き、犯人と戦います。アクションも多く、面白かったですよ。
直前に「9.11」のテロが起こったために公開が延期されてしまった映画です。
「陰謀のセオリー」
こちらはカナリご要望に沿っているのでは!!と密かに思っているのですが…。
主人公のジェリーはタクシードライバー。(しかも記憶喪失)。彼は毎日、自分の客に「世の中に満ちた陰謀」を語って聞かせます。部屋の中も異様な有様。幾重にも掛けられた鍵、誰かがドアを開けたらすぐわかるようにと、厳重な仕掛けのあるドア…。そんな彼は司法省に勤める女性弁護士アリスにつきまとい、世の中の陰謀に対して理解を得ようとするのです。
メル・ギブソンの演技がすごいです。最初はただのヤバイ人なんですが…しかし、物語が進むうちに、彼が本当の陰謀に辿り着くのです。まさに「知りえない何かと孤独に闘う」って感じです。
http://mimibukuro.seesaa.net/article/6072661.html
※※mimibukuro※※: 「ビューティフル・マインド」
闘う、といっても戦闘的なものではないので、少し違うかもしれませんが…。
「ビューティフル・マインド」です。
プリンストン大学院の数学科に入学したジョン・ナッシュは、研究に没頭するあまりに周囲からは変人扱いされますが、ついに画期的な“ゲーム理論”を発見。やがてMITのウィーラー研究所に採用され、愛する人とも結婚しますが、暗号解読という極秘任務に利用され、彼の精神は次第に追いつめられていき…というお話です。ストーリーが進むごとに、彼の置かれた状況は厳しくなっていきます。むごいです。彼は懸命に自分の置かれた状況と戦うのですが…あまり詳しく語るとネタばれしちゃうんでやめておきますが、これも孤独な戦いです。
あ、冷戦時代、ということで、ちょっと時代は古くなっちゃうのですが。しかし「なにかを成し遂げる」ことの辛さと素晴らしさを教えてくれる映画です。
たくさんの紹介ありがとうございます。「陰謀のセオリー」は確かに要望にかなり近い作品ですね。本編が後半息切れしてしまった印象があるのが悔やまれる作品でした。「コラテラル〜」と「ビューティフル〜」はどちらも未見なので、観てみます。「ビューティフル〜」は奥さんが支えになってくれた、みたいなストーリーだと思っておりました。予告編の印象でしょうか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047134023/exblog-22?de...
Amazon.co.jp: 狼の瞳: 本: 岩原 裕二
短編コミックですが、
狼の瞳
岩原 裕二 (著)
妻を銃で殺された過去を持つ始末人の男
ととある目的で近づく彼に近づく女の物語です。
リンク先を拝見しましたが、大分可愛らしい絵柄なのですね。読んでみようと思います。
http://www.sonypictures.jp/homevideo/secretwindow/
ソニー・ピクチャーズ - シークレット・ウインドウ
『シークレット・ウィンドウ』という映画は、ジョニーデップ演ずる小説家が、自分の求める結末を自分で成し遂げます。誰にも理解されない点では満たしていますが、黙々と、という点ではずれがあります。
もう一ひねりほしい作品ですが。。。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043720017/250-9332269-...
Amazon.co.jp: 一瞬の光: 本: 白石 一文
『一瞬の光』という小説です。
黙々と戦う男の物語ですが、誰にも理解されないというか、わがままな男とでもいいましょうか。
他には『戦場のピアニスト』しか浮かびませんでした。。。
小説自体は半分までは面白く、引き込まれるのですが、後半は好き嫌いがあるでしょうか。
パラノイアが黙々とがんばるという点では「シークレット・ウィンドウ」もそうかもしれませんね。映画自体はうむむ、、という感じでした。
「一瞬の光」のサラリーマンのがむしゃらな感じは質問の条件に近いような気がします。ありがとうございました。
もうすぐTVでやります。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD31423/story.html
あらすじ 交渉人 - goo 映画
無実の罪をかぶらされ、自分一人で無実を証明しようと奮闘してます。(途中まで)
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=52262
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我が子を助ける為FBIの手も借りず、妻の話にも耳をかさず?自分なりに必死になってます。
解答ありがとうございます。「ペイバック」はちょこちょこと女性に助けてもらっていたりしていたような気がします。「交渉人」もポール・ジアマッティ扮するタレコミ屋と協力していましたね。身代金はメル・ギブソンが被害者だった為、行動はともかく気持ちは理解されていましたね。
それにしても「陰謀のセオリー」もですが、メル・ギブソン作品が多いですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/408782070X/shogyomujo05...
Amazon.co.jp: 変人偏屈列伝: 本: 荒木 飛呂彦,鬼窪 浩久
タイトル通り正真正銘の変人達の物語です。
内容(「MARC」データベースより)
社会的制圧に屈することなく、己の信念を貫き通した愛すべき変人偏屈たち。その奇妙だが勇気に満ちた足跡を、荒木飛呂彦が独自の視点で綴った、人気人物伝シリーズを単行本化。
おー、確かにこれも何かを成し遂げる為にひとり黙々と、、、という話が多いですね。惜しむらくは男性限定でないことと、現代が舞台と呼べる作品が少ないことでしょうか。ありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001CSB76/249-1990426-...
Amazon.co.jp: ショーシャンクの空に: DVD: デヴィッド・レスター,フランク・ダラボン,トーマス・ニューマン,モーガン・フリーマン,ティム・ロビンス,ギル・ベロウズ,ロジャー・ディーキンス,ボブ・ガントン,スティーヴン・キング,ウィリアム・サドラー,クランシー・ブラウン
ベタですが、ショーシャンクの空に、とかはちょっと違う?いかがでしょう。
時代劇ですが・・・
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001AE1WW/249-1990426-...
Amazon.co.jp: 半落ち: DVD: 寺尾聰,石橋蓮司,國村隼,本田博太郎,原田美枝子,伊原剛志,樹木希林,嶋田久作,田辺誠一,鶴田真由,井川比佐志
戦う、というよりも乗り越える、という感じでしょうか。
お答えありがとうございます。前述の「パピヨン」もそうですが、脱獄ものは「何かを成し遂げる為にひとり黙々と戦う男」がでてくるものの、「誰にも理解されないまま」という部分が総じて弱いように思われますね。スタローンのマゾヒスティックな監獄映画「ロックアップ」でさえ仲間の囚人はいますし。「壬生義士伝」は家族や仲間という理解者がけっこういたように思います。時代小説→映画はその性質上、義理人情とは切り離せない部分が多いですね。小池一夫の劇画のような世界であえば、けっこう探している物語があるのかもしれません、、、「半落ち」は確かに戦うという感じではなかったですね。「ひとり黙々と」という部分は満たしていました。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD33227/
フォーン・ブース - goo 映画
一度目の回答はすいませんでした。ずいぶん前に見たものばかりで記憶が曖昧だったので。
2回も紹介ありがとうございます!フォーン・ブースは確かに孤立無援の中ひとりで戦っていましたね。(フォレスト・ウィテカー扮する刑事は若干彼よりだったきらいはありますが、、)。この主人公は悪意の他者によって突然、抜き差しならない状況に陥ったわけですが、単純な好みの問題で言いますと、元々世間から疎まれているような、普段は相手にもされないような男が黙々と戦っている姿にシビれるのです。しかし、このリンク先のキャスト紹介、思いっきりネタばれしていますね、、、
なるほど、オペラ座の怪人ですか。未見ですので、観てみたいと思います。ありがとうございます。現代劇ですと尚良かったです。