ISOという言葉を聞きましたが、これはどういう意味でしょうか。またなんのメリットがありますか。なお当社は建築関係です。

建築鉄骨の品質保証を実現するための一つの認証ですね。設計なら審査が通るとかの基準にもされます。

ＩＳＯには主に

ISO9001

ISO14001があり、

ISO9001の方は「品質マネジメントシステム」の規格で簡単にいうと会社などの組織がお客様に提供する製品やサービスの品質を確保することによりお客様に満足していただこう、また、そのような組織になるために組織を変えていこうという活動です。

一方ISO14001は「環境マネジメントシステム」の規格で、今問題になっている地球温暖化の防止などの環境保全活動を効果的に行うために定められた規格です。事業所が、自らの事業活動の中でどのような影響を環境に及ぼしているかを見極め、悪い影響はなくすように、いい影響は伸ばすようにはどうしたらよいかをそれぞれ考え、実行し、その結果を見て手段が有効であったのか検証し、また次の手立てにつなげるといった仕組みです。これはPDCA（Plan－Do－Check－Action）サイクルといわれ、継続的な改善ができる手法で、ISO9001でも2000年版規格から採用されています。

建築関係なら勉強しておく分野だと思います。

ISO（International Organization for Standardization : 国際標準化機構）

国際的に通用させる規格や標準類を制定するための国際機関である。

三重県のページなのですが、建設業にとってのISO9001とISO14001の説明、さらにその取得のメリットなどが載っています。

さらにくわしいISOの内容についてはこちらのページからISO入門などをご覧ください。

いかがでしょうか

ISOは国際標準化機構のことです。各国ごとに異なる規格がつくられては、貿易の際の非関税障壁となり自由な貿易の妨げとなります。そこでISOでは、製品規格づくりを推進してきました。ISOは世界の貿易の拡大とともに、重要性を増してきています。

現在日本ではSO9000sやISO14000sの取得が可能で取得する企業は増加しています。

ISOを取得するメリット、デメリットにつきましてはURLを参考にしてください。

こちらや

こちらも

いかがでしょうか

ISO9001とISO14001がありますが、

9001は品質、14001は環境についての公的な認証です。

メリットは建築関係でしたら、行政関連でISO指定の業者の仕事をえられるとか、親会社から取得を求められているので、仕事が減らされないとかあるでしょう。

デメリットはいっぱいあります。

まず、取得費用が数百万はかかるでしょう。

そして仕事が画一化されて建前だけのいい加減な書類整備になる可能性があります。

当たり前の処理をするのに複雑な手順で仕事をする＝お金（コスト）がかかる可能性があるなどです。

外的な圧力がないなら止めたほうが良いでしょう。

どうしても必要なら、コンサル頼まないで最小限で自分でやるべきでしょう。

大変ですよ！！

ISOとは、「世界のどこでも、 どのような種類の産業においても活用できる基本的な品質マネジメントシステム規格」ってとこでしょうか。

メリットは、↑のとおりです。

私の会社（IT関係）も取得しましたが、定期審査のたびにドキュメントの整備をしており（審査の為の辻褄あわせでしかないんですよね）、品質マネジメントシステムがうまく機能していないな～と思いますが、そこは会社によるかもしれません。

ちなみに最近は、取得して当たり前感があるので、メリットを感じたことはありませんね。