自身のある方はご自分で作られて結構です。
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/hatsukoi_toson.html
まだそめあげたばかりの前髪が
林檎の木の下に見えたとき
前にさしている花櫛の
花のような人だと思ったことでした
白いやさしい手をのばして
りんごを私にくれたとき
薄紅の秋の実に
人を恋した初めてのことでした
なにげなくでた私のため息が
その髪の毛にかかるとき
恋のすばらしさを
君のおかげで知ることができました
林檎畠の木の下に
自然とできた細道は
誰が踏んでできたのでしょうと
お聞きになる君が愛しいです
島崎藤村
このように訳されています。
ただ最初の「そめあげたばかりの」という訳は違っているような。
正しくは「上げ初めし」で「前髪を上げたばかり」という意味だったはずですが。
[90] 今何時か知らんけど、まだご飯食べてないから朝や。 Date:2005-05-21 (Sat)
まだあげたばかりの前髪が、林檎の木の下に見えたとき、
前髪にさしたる花櫛の花のように美しいあなたと思いけり、
やさしく白い手をのばして、林檎をわれにくれたことは、薄紅の秋の実に対して、人を好きになった初めてのことだ。
わがこころなきためいきが、君の髪にかかるとき、たのしい恋の盃を、君の純愛のおかげで酌みかわしたことよ。
林檎畑の木の下に、自然にできた細道は誰が踏んだ跡なのでしょう、お聞きになる様子が恋しい。
ほらほら!なんだこりゃ!甘いぜ!甘すぎだぜこの初恋!
こころなきためいきが君の髪にかかるとき・・・って近いよ!エロいよ!(そんな発想するオマエがエロい。
昨日この作者名と題名と内容と現代語訳を、覚えました。
こっちの訳の方がいいですね。
現代語訳を覚えました、と書いてあるのでどこかに訳してあったのを写したのでしょう。
有難う御座います。とても役に立ちました。