あちこちの掲示板やブログ、コミュニティなどを見ていると、上昇した株がいきなり安くなったり、降下した株が上昇に戻ったりしたときに
「調整だね」とか、「もうすぐ調整はいるから」といった言葉をよくみかけます。
この「調整」とはなんですか?
また、誰が何のためにやっているのですか?
主幹事証券や、機関投資家がやっているのでしょうか。
初心者にもわかりやすく教えていただけると、嬉しいです。
http://www.jinvestor.com/learn/info/distribution.html
[404] J*investor.com|ジェイインベスター株式会社
http://kabuyougo.blog15.fc2.com/blog-entry-738.html
株初心者のための株式用語ナビ 調整(ちょうせい)
私も勉強中なのですが、「調整」とは今までの相場の動きとは、逆の方向へ短期的に動くことをいいます。普通に使っている「調整」とは意味が違います。
2番目のURLに同様の質問がありました。
http://ameblo.jp/takahashi1230/entry-10007035108.html
調整は買い|株式投資で月5万の小遣いアップ法
『調整』という言葉の本来の意味から考えるとわかりにくいでしょう。
『修正』という言葉の方が適切な表現ではないかと思います。
「株が上がる」「もっと上がると思って買う人が出てきて、さらに上がる」
「下がると思って信用取引で売っていた人が予想に反して上がったので、
慌てて買い決済をして、さらに上がる」という状態が続き、実勢価格(そんな
値段があるのかどうかは別として)より、値上がりをした場合、そのうちに、
買っていた人が「そろそろ天井かな?」と判断をして、売り始めると、今度は
値下がりを始めます。
この事を「調整」という言葉を使うのですが、本来の意味からすると「値段が
上がりすぎたので修正された」と表現するのが適切でしょう。
ありがとうございます。
「修正された」とすると、それは市場に関わる人間の思惑が修正した、ということでいいのですか?
Yahoo掲示板の書き込みとかを見ていると、何か意図的な上げ下げがあるように思えましたので・・・。
外国人投資家や機関投資家が株価を修正してくる理由もいまいちわかりません・・・。
http://resort.fc2web.com/jump/gaika
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元々は『実勢価格より、大きく値上がりをしたので、
買っていた人が「そろそろ天井かな?」と判断をして、
売り始めて値下がりを始める』という事なのでしょうが、
この人間の心理の裏をかいて意図的に『この辺が天井なので
値下がりを始めた』と思わせるように『売りを浴びせる』
という手法もあるみたいですね。この場合は『市場に関わる
人間の思惑が修正した』と言えるでしょうね。
最近、プログラムで売り買いを判断させる投資家も増えて
いるので「プラグラムの裏をかく」という売買のやり方も
あるみたいです。相場は「騙し合い」と言えるでしょうね。
私は株よりも為替相場の値動き(騙し合い)の方が面白いし、
自分の性格にあっていると考えています。
ありがとうございます。
表現の問題になりますが、「基本的には上昇局面だと思うけど相場が下がってる、もしくは上がらない」という状態を「修正」と言います。誰かが意図的に修正してるということではありません(証券取引法違反の相場操縦にあたります)。業績の見通しが例えば上方修正されて、それに合わせて株価が修正されるということもありますが、「見通しは変わらないけど株価がちょっと逆に行ってる」という意味で言われることもあります。
ありがとうございます。
質問したのは「修正」ではなく、「調整」・・・。
Yahoo! JAPAN
URLはダミーです。
調整はあくまで結果だと思います。誰か特定の人が意図的に株価を調整しているというより、ある程度の上昇後、利益を確定するために多くの人が売った結果、値が下がったり、その逆に上がったりしたのが「調整」だと思います。「誰かが」「何かのために」やっているわけでは(本来的には)ないと思います。
ある程度の量を押さえている機関投資家、あるいは外国人投資家が、意図的に株価を操作することは、ひょっとしたらあるかもしれませんね。小説などでは政治家が自分で資金を調達するために操作している例などが出てはきますが、本当のところはわかりません。
ありがとうございます。
まあ、辞書的に言うよりも、具体的な方が分かりやすいですよね。例えばA社の株が1月10日に250円でした。その後、右肩上がりで1月16日に300円になりました。多くの人が「う~ん、ちょっと早く上がりすぎたなあ。この会社はそれほどの実力があるのかな?」と思い出します。そこで多くの人が儲けを確定させるために売りはじめます。そうすると、株価が下がり始めるわけです。こういう一連の流れを「調整」と呼びます。多くの人というのは、私たち個人投資家も含まれますし、機関投資家と呼ばれる人様のお金を預かって投資するグループも含まれます。まあ、かっこよく言うと調整するのは、市場の神様の見えざる手、という感じですか。また、辞書的には「反対方向へ株価が動く」となっているようですが、掲示板などで発言される場合は、ほとんどの場合、私の書いた例のような状態を指します。下がった株が上昇する場合は、「反発する」などと言います。
ちなみに、仕手株というのがありまして、投資集団が沢山のお金を使ってターゲットにした会社の株価を吊り上げ、みんなが集まってきた頃にぽんと、売り抜けて儲ける手法があります。この場合、株価を自由に操れるようになるためには、市場で流通しているターゲット会社の株を買い占める必要があります。もちろん、高い株価でバンバン買えば集まりますが、それでは資金が持ちません。そこで、わざと安い株価で手持ちの株を放出するのです。すると株価がどんどん下がります。実は買い手も仕手集団の一味?だったりしますけど、とにかくいったん株価を下げるように仕向けるわけです。そうすると、当然、その会社の株を持っている人達はあわてます。やばい、暴落だ! と狼狽売りをしだします。そこで出てきた株を仕手集団は再び安い値段で買うことで、保有比率を高めます。この手法は「調整」とは呼ばずに「振り落とし」などといわれます。実際にはこの手法は違法になる可能性が高いのですが、そこは蛇の道は蛇ということで、巧妙に行って目立たないようにするようです。
http://biz.yahoo.co.jp/column/tpc/060110/060110_vbiz009.html
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ちなみに、昨日(10日)の日経平均は303円安(前日比)なりました。これは年末~年初にかけてずいぶん日経平均が高くなったので、みんながそろそろ利益確定しようと思ったので「調整」されたとみなします。逆に今日は「調整」が済んだので、上がるのではないか、とみんなが安心して買い始めたので「反発した」とみなします。
ありがとうございます。
なかなかわかりやすい説明と補足でした。
なるほど〜。
今日、軒並み下落していたので「調整は終わった」んですね・・・。
http://finance.nifty.com/as/column/finance_735/article_050421133...
イトーヨーカ堂が大幅安、持ち株会社設立で株価は理論価格にサヤ寄せの展開に:Finance@nifty
イトーヨーカ堂が大幅安、持ち株会社設立で株価は理論価格にサヤ寄せの展開に13:31
→とあるように、株価には株価を構成する要因から導き出される理論価格というものが存在します。一方で株式は投機や危険回避手段による売買も発生するため、理論価格から乖離した水準にとどまる場合があるわけです。このように、実勢株価が理論価格から乖離した場合に、理論価格に鞘寄せされる株価の値動きを調整といいます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。