「あなたが助けてあげた人は、決してあなたのことを忘れない。

  次に困ったときも、またあなたのことを思い出す」

・・・で、困っています。助けてください。

ボール・グレアムのエッセイ「潜水艦」を翻訳しました。
http://d.hatena.ne.jp/lionfan/20060114

英語のできる方、ことに翻訳の経験がある方、

[1] 誤訳の恐れがある箇所をお気づきになられたら、指摘していただけるとうれしいです。

[2] どうすれば読みやすい文章になるのか、アドバイスをいただけないでしょうか。
  ある一文に関してでも、訳全体の癖や気になる点もでも大歓迎です。

よろしくお願いします。

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回答7件)

id:komasafarina No.1

回答回数1662ベストアンサー獲得回数4

ポイント300pt

(こまごまと気がついたことを順に書き付けていきます)


familiar を「目新しく」としたのはよくわかりますが、「どうしてなるほど(そのとおりだ)と聞こえないのだろう」


(まあどうでもいいことですが)

discover,lurk が無視だか見落とされています


わたしが見出したもっとも驚いたことのひとつは、ニュースの裏に潜む巨大で静かな潜水艦のような広告産業の存在です


disaster 事故・災害としたほうが


政治や犯罪や事故・災害以外の記事のおそらくはその半分以上が広告会社から出されたものだ


press hit は(あとでもう一度でてきますが)(こちらでは)「話題(になった)記事」とか「当たり記事」でどうでしょう、報道記事のヒットソングみたいなものとして


当たり記事を追いかけてきたのです、目を向けていたからです


(違うか!?)


コンピュータの組み立てのところでは「we」という主語をもっと前面に出すといいでしょう

経費の節約のため会社でコンピュータを手作りで組み立ていた時期に、わたしたちは毎月1万6000ドルの金を広告会社に払っていたのです。そう、それだけの価値があったのです。


1997年にわたしは創業したばかりのある起業家から電話をもらいました。自社のプロモーションに広告会社を雇うことを考えているというのです。わたしは彼にあの連中は広告というものの神々で、その法外な料金は一セントづつすべてにそれだけの値打ち/意味があることを教えてやりました/話してやりました。


教える、tell,teach,show,,explain


わたしは最近「and」を「そう」と訳してしまう技を開発しましたヨ(笑い)


英語は会話だとイントネーションによって(つまりどの語が強調されるかによって微妙に意味が違ってきます、こういうタイプライタ相手に喋ってるような類の文章も同じでようくその声の抑揚に目で耳傾ける必要があります。そして「それだけの価値「が」」など、「て、に、を、は、が、」をうなく駆使して、その示すところの抑揚を活かす工夫が必要です


「equivalent」はここでは「相当する」よりももっと強い響きで用いられているはずです。また逆にSEOにはそれほど強くこだわることはありません。なぜなら言わんとしているのは、おそらく

広告はニュースにおけるサーチエンジンのようなものなのです、サーチエンジン検索と同じようなものなのです、同義語のようなものなのです


金を出して読者に無視されて(見過ごされて)(受け身)しまうような広告を出すかわりに(直接)自分たちのことを(じかに)記事にしてしまうのです。(入れてしまうのです)


このあたりは、もっと「読みの現場」で時間をかけて(自分に向けて)よく言ってることを叩き込んでやると自然にもっと説得力のある日本語になるでしょう。少し急ぎすぎの感がありますね。まず、自分がなるほどと感心しないと当然訳文を読む人を感心させられませんから。


わたしたちの広告会社は業界in businessでももっとも優秀な会社のひとつだった


刊行物 publication のうがよいでしょう


press hit 記事の仕掛け


不誠実 dishonest


事実、最高の広告会社がひじょうに効果的であるのは、まさしくかれらが不誠実ではない

という理由からなのだ


(やっぱり、こうしてlionface さんのを読んでいると、やはり、日本語の表現が(まだ下訳段階で)、もっと自分の中で深く「読み取る」プロセスが希薄な感じがします。それは文章力とかいうよりも、(英文を)読み>(日本語で)書く(それが翻訳ということで、それは「訳す」ではなく日本語で書く、それこそrepresent、re-present することです、)その「読む」と「書く」の間にいる自分の体の中に原著者の言葉が入り咀嚼され吸収されるプロセスが圧倒的に希薄な気がします、(もしも人に読ませるつおりなら)もっとじっくりゆっくりでいいと思います。


bug どうでもいいが「困らせない」「とまどわせない」


and はときに「だから」「したがって」と訳してしまいたい誘惑に駆られることが多いです(笑い)


feed という語をもっと活かしましょう

「投げ与える」「与えてやることで」


to 不定詞構文の訳しかたの秘伝の例は


彼らが一生懸命なのは記者たちとの信用関係を作り上げることです。ですから、単なる宣伝文句を与えてやることで彼らとのその信用関係を台無しにしてしまうことはのぞんでいません。(つまり誠実なのですね)(それで次に文につながります)

不誠実な人間がいるとしたら、それは記者の側なのです。(だろうではなく、これは it’s と強調されています)


lazy 怠慢


(まあ、人がやったのは手を入れやすいですネ、それを自分でできるようになれば完璧なのですがね)


nicely 親切な、(程度でいいのでは)

もっと親切に言うなら、


(以下は、その不誠実の実例として書かれているわけです、文章というcontext)


本当は彼らはその記事を自分たちの手で現場で掘り下げてみるべきなのです。


しかし、オフィスにすわって広告会社に記事をこってこさせるという誘惑はなかなかのもの(so)があります。


A good flatterer doesn’t lie, but tells his victim selective truths (what a nice color your eyes are).


ここはキメのセリフです!


上手なおべっか使いというものは、嘘はつきませんが、その相手に選び抜いた真実を伝えるです。(なんとステキな瞳の色なのでしょう、という具合に)


優れた広告会社も同じ戦略を使っています。


彼らが記者たちに流す記事は本当のものですが、それはクライアントを喜ばせる真実なのです。


(と context としては、ここまで「good flatterer」のエピソードになっているわけです。


次も読み込みが足りないですね


広告会社は強調しているわけです

「webのおかげで小さな店が大きなところと張り合っている、張り合えるようになった」ということを。

そういう記事をよく流しています。


This was perfectly true.

それはまぎれもなく本当のことです。


しかし、記者たちが書くのが、結局はその事実のみであって、ほかのことではないのは、

わたしたちが狙いとする/ターゲットとする市場/マーケットがそうした小さな店であるという理由からであり、わたしたちはそのための笛吹きに金を出しているのである。


刊行物の違いによって、広告会社に対する信用度にはひじょうに幅広いものがある


広告主の望み次第では雑誌を無料で配布することもある。


(次のくだりも連続性を断ち切らないことが必要です)


平均的な業界誌は、広告の束にかろうじて雑誌の体裁をなせる程度の記事を貼付しただけのもので、彼らはその「コンテンツ」を求めるあまり、かりにこちらが記事らしく読めるものを手間をかけて作ってやれば、プレスリリースをそのままほとんど一語一句記事にしてしまうところさえあるでしょう。


ちゃんと外に出て


だが、ほんの束の間、半信半疑でだ


hit>攻撃>仕掛け


(ニューヨーク)タイムズになんとか食い込んだということは(manege to crack

)一度もなかった


虚栄心


彼らに記事をあてがうわけにはいかないのだ。


・・・・とまあ、キリがないので、このあたりで失礼します。


英語を読む力、日本語で再現する力

そのふたつをつなぐのは、あなたが本気でそれを納得すること深く感心すること面白がることに越したことはありません

、つまり理解することが何よりです。


It is the reporters that if there is the dishonest one.


genuinely

id:lionfan

komasafarinaさん、ありがとうございます。

日曜日に修正できると思っていたのですが、

すこし仕事が入りましたので、数日後になってしまうかもしれません。ありがとうございました。

2006/01/14 12:37:53
id:p243 No.2

回答回数142ベストアンサー獲得回数6

ポイント100pt

http://www.alc.co.jp/

地球人ネットワークを創るアルク:スペースアルク

URL=dummy

「スーツが企業で復活」という記事を見かけたが、その記事は見なれた内容であった。2004年2月、2004年9月、2004年6月、2004年3月、2003年9月、2002年11月、2002年4月にも同様の記事がのっていたからだ。メディアが「スーツが復活した」と記事を載せ続けるのは、広告会社が仕組んでいるからである。

短いビジネス生活であるが、そのあいだでいちばん驚いたことは、ニュースという海(海面)の水面下に潜水艦のように潜む広告産業の存在である。伝統的なメディアに掲載される政治・犯罪・災害以外の記事の半分以上は、おそらく広告企業がニュース元だ。そのことを私が知っているのは、何年も「プレス・ヒット」を追求してきたからだ。私たちのベンチャーは、全マーケティング予算を広告に使い、お金を節約するためにパソコンを自作するいっぽうで、広告企業に月に1万6000ドルも支払っていた。そしてそれ相当の価値があった。


広告は検索エンジン最適化(SEO)に相当する。読者が無視するような広告を買うかわりに、直接記事を書いてしまう。私たちの広告企業は、最高のやり手だった。実に18か月間、彼らは60以上プレスヒットをあてている。

また、彼らの偉業にあやかったのは、私たちだけじではない。1997年に私は、自分の会社をプロモーションするために、彼らと契約すべきか悩んでいる起業家から相談を受け、その時私は「彼らは宣伝の神様だ。法外な手数料でも払う価値がある」と言った。

その時の会社の名前が奇妙だと思ったことを覚えている。オークション・サイトなのに「eBay」名乗っていたからである。


役をもとに、意訳してみました。少し気付いた事をかくと、日本語では主語でわたしとかかなくても分かる時は省く事が結構ありますよね。あと英文が過去だからといって、必ず過去で訳す必要もないのかもしれません。ただ単にもう一度訳を振り返って、何がいいたいのかを把握して、文を作りなおすだけでも、日本語らしくなるとおもいますよ。専門外の記事ですので、上手く意訳をされているように思えたところはあまり気にせずそのまま使っています。その訳については、正確なところはあまり分かりませんが、どなたか指摘されるでしょう(ちょっと無責任ですいません)。

id:lionfan

p243さん、ありがとうございました。勉強になります。

2006/01/14 12:38:59
id:ogijun No.3

回答回数18ベストアンサー獲得回数1

ポイント50pt

まだ全部読んでないのですが、冒頭の ”Suits make a corporate cameback, ” は引き込みの文なので、もっとコピーライト的にインパクトのある文言になるといいなあ、と思います。まだ思いつかないんですが、いいのがあったらまたコメントします。


あとやっぱり familiar はやりすぎのような。この段階では「なんかピンとこないな」くらいで目新しくないからだというのは読者が発見するようにしないと文章の構造が変わってしまう気がします。


あとでまた書きます。

id:lionfan

了解、ありがとうございます。

2006/01/14 14:58:55
id:komasafarina No.4

回答回数1662ベストアンサー獲得回数4

ポイント300pt

(「潜水艦」のつづきです)


記者の vanity は、「功名心」のほうが適かも。


顕微鏡ですべてを見られてしまう試料のようにしてアプローチする


こちらが載せてもらいたい記事を彼らが自分で考えたものであるかのようにしてしまわなければならない


a two-part one

わたしたちの最大のお手柄は二段がまえのものだった/二段階作戦だった(?)


math 算出法


out there in print 活字となって出てしまえば


また、5000という数字は、その規模においてわたしたちには最良の当て推量だった


しかし、その記事は、はるかに断定的な響きを持ったかたちで(the way )報道された


statement 物言い


rough 粗雑な


don’t want to print 活字にしたくない


パンチのある物言い


(これは「definitive」を受けている)


generation of buzz 噂づくり


launched 発売された


I doubt とは思わないが


(ここは、「わたしはまだ広告会社にはよくわかっているとは思わないが、」あたりではないだろうか


webのおかげでその仕掛けをたどっていくことができるようになったのだ


(ようするにキーワード検索とアップの日付を追いながら、って程度の手仕事でってことではないでしょうか、その後に出て来る実例を見る限りには)


about the return of the suit. スーツの復活/復権にまつわる


turn up いきあたる、いきつく


almost always だいたい必ず、ほとんど決まって


work 仕業(しわざ)


(いまは3人としようかIn this case we get three:、)は、仮定の話ではないでしょう。


When you get to the end of the experts, look for the client. 専門家という末端に到達したら、クライアントを探せばよい


search は、そのまま「サーチする」「検索する」でもいいのかも


turn up いきあたる


Casual fridays are out and dress codes are in

☆ここは誤訳でしたヨ

金曜日のカジュアルな装いはもうアウト、

これからはドレスコードの時代ですとボストンフローブのダイアンEルイスが書いている。

out ダメ、in よい


★「男性陣が職場でスーツを着ているのだから、ルーズな着くずしはもうその効力を失っているのです」


この新しいゲームを「PRダイビング」と呼ぶことをわたしは提案しよう。


いまではわたしの第二の天性


記事がどこから出てくるのかまったくわからなかった


realize わからなかった


reader 読み手


もしも真に批判的な読み手になろうとするなら、さらに一歩身を引いて、著者が本当の事を伝えているかどうかということだけでなく、そもそもどうして彼がこれを書いているのかを問うてみなくてはならない。


オンラインでは、その答えははるかに簡単なものとなりやすい。


活字刊行物


fingerprint 手の跡は


意識的にわかっていることではないのだろうが


活字メディア、活字媒体

のほうが日本では慣例上、通りがいいでしょう(たとえ写植であってもw)


総じてそれについては否定的


この凋落を周期的なものだと考えている


more honest ずっと正直/誠実/真摯


The urge to look corporate きちんとした恰好を奨励することは、

不景気な時代の予期せぬ展開なのだ


で、きちんとした恰好の説明として

小綺麗で堂々として思慮のある、それでいて袖口の仕立てのよさには思い切りおしゃれを感じさせるetc


単に広告会社で作り上げられたからというのではなく


お客さん相手に書くあの調子なのだ


オンラインで見る文章は


それは・・・・断片で調合され、小気味よいジャーナリズムの鋳型にはめられた怪しげな肉ではない


zippy は否定的な形容詞ではないです


自分の思っていることを書く人々の文章だ


わたしは、このもうひとつの世界が出て来るまで、本流のメディアの文の大半がいかに作られたものであるのかを気づくことがなかった。べつにわたしはタイムやニュースウィークで読んだことをうのみにしていたと言うのではないが、少なくとも高校生の頃以来、わたしは、そうした雑誌が情報源である以上に普通の人々が日頃言われてきていることの手引き(ガイド)となるものだと考えてきた。

しかし、この何年か前までわたしは刊行物に文章を書くことが必ずしもそういう(ふうに書く)ことではないのだと気づかなかったのだ。


友達に向けて書くかように率直にくだけたかたちで書けばいいのだとわたしは気づかなかったのだ。


アメリカ広告協会(実在するかチェック?)のサイトにある愉しげな記事は


代弁者になってしまうことに敏感だsensitive


まず何よりもそれこそが彼らがブログをはじめた理由なのだ


(次のはもっと現在進行形のかたちで書いたふがいいのかも)


(文章ザツですが・・・要するに)


あたらしい種類の文章が従来の媒体から読者を引き離していく中で、わたしたちは広告がその穴埋めをするかたちでどう変異を遂げていくにせよ、それに備えていくべきだろう。


従来のメディアにおいて広告会社が記事の仕掛けをものにするのにどれだけ熱心にやってきたかを考えると、彼らがブロガーたちにネタを提供するのにそれ以下の努力しかしななどとは考えられないことだ


以上、けっこう愉しくおつきあいさせてもらいましたw

id:lionfan

了解、いつもありがとうございます。

修正が数日後になりそうです。

しばらくご容赦を。

2006/01/14 15:37:09
id:Kumappus No.5

回答回数3784ベストアンサー獲得回数185

ポイント50pt

何か翻訳に燃えてますね。

また気づいたことをパラパラと書きます。komasafarinaさんがいっぱい書いてらっしゃるんでかぶったらすんません(一応読んでますが)。

http://www.nytimes.com/2005/04/14/fashion/thursdaystyles/14peaco...

The New York Times > Fashion & Style > Thursday Styles > The New Peacocks

・見出しは「オフィスでスーツ復権!」ぐらいになるのかな。

・”Why does this sound familiar?”は「なんか聞いたことあるなあと思うのはなぜ?」というようなニュアンスです。

・PRとadsがあってグレアムさんがやってたのはPR。「読者が無視するような広告を買うかわりに、あなたのニュースを直接、記事に挿入するんだ。」とあるんで、文章内のPR(public relations)は「広報活動」の意味が強いですね。

「読者が無視するような宣伝を買う代わりに…」。

#とりあえずここまで。

id:lionfan

いつもありがとうございます。たぶんこれでしばらく翻訳はしないと思います。

2006/01/14 16:17:02
id:kokezaru753 No.6

回答回数96ベストアンサー獲得回数4

ポイント500pt

http://ask.com/

Ask.com Search Engine - Better Web Search

こんにちは、こけざる こと ぺんさるです♪

連載的だけあってlionfanさまの成長の足跡が感じられて嬉しく楽しい限りです。

さて、みなさまのお助けで(不明な点など)ほぼ見通しが立ったように思われます。

あとはうまくそれらを御参考にしていい感じの日本語にお変えしていけばよいでしょう。

英語的表現でうまく日本語にならないときは(文学でもないし、プロでないのですから)

(全体+)前後の文章の意味、流れで ”うまく読ませる”日本語を心がければよいと思います。

(ちなみに私は今回あまり全体を見通して訳してないのでご了承ください 

あくまでサンコーというところで)(何か気がついたらまた いわし作戦でもしますね)


では・・・


潜水艦

The Submarine


私が短いビジネス生活でいちばん驚いたのは、ニュースの下には、巨大で静かな潜水艦のように、

広告産業が存在することだった。

One of the most surprising things I discovered during my brief business career was

the existence of the PR industry, lurking like a huge, quiet submarine beneath the news.

komasafarinaさまのおっしゃるように「ニュースの裏に」が適訳だと思います。

lurking=潜伏して、潜んで = 潜水艦と重複しますね。 

「静かに潜行」という常套句の使用もお考えになれば。

PR産業の存在となっている。


Of the stories you read in traditional media that aren’t about politics, crimes, or disasters,

more than half probably come from PR firms.

伝統的なメディアに掲載される政治・犯罪・災害以外の記事の半分以上は、

おそらく広告企業がニュース元だ。

(P)(一般)大衆メディアぐらいにしてかもいいかもしれませんね。

~の半分以上は広告企業のものだ。


そのことを知っているのは、私は何年も「プレス・ヒット」を追求してきたからだ。

I know because I spent years hunting such ”press hits.”

~「話題の記事」を追いかけていたからだ。


私たちのベンチャーは、全マーケティング予算を広告に使った。

Our startup spent its entire marketing budget on PR:

ベンチャー・ビジネスは(の方が落ち着いて読めるかな)

注:個人的にstartupなどの用語の(最)適訳はわからないことをご了承ください。


一時など、お金を節約するためにパソコンを自作しつつ、

広告企業に月に1万6000ドルも支払っていた。

at a time when we were assembling our own computers to save money,

we were paying a PR firm $16,000 a month. And they were worth it.

(T)ここは(節約して)どれだけ予算をつぎ込んでいたかを強調したいのだから、

コンピューターを自作してまで広告企業に毎月150万円($16,000)の予算を捻出していたときもあった。

それだけの価値は充分あったのだ。


読者が無視するような広告を買うかわりに、あなたのニュースを直接、記事に挿入するんだ。[1]

instead of buying ads, which readers ignore, you get yourself inserted directly into the stories. [1]

読者が無視するような広告スペースを買うかわりに、”自社の宣伝”を直接、記事に挿入するんだ。

(かなり意訳ですが意味としてははっきりしますか?)


18か月間、彼らは60以上のさまざまな出版物に露出した。

In 18 months, they got press hits in over 60 different publications.

1年半に及んで60以上の出版物で「話題の記事」をつくってくれるほどだった。


彼らの偉業にあやかったのは、私たちだけじゃなかった。

And we weren’t the only ones they did great things for.


1997年に私は、自分の会社をプロモーションするために、

彼らと契約すべきか悩んでいる起業家から相談を受けた。

In 1997 I got a call from another startup founder considering hiring them to promote his company.

1997年には、ある企業家から自社宣伝のためにその広告会社を使うべきかどうか

電話で相談を受けた。


私は「彼らは宣伝の神様だ。法外な手数料でも払う価値がある」と言った。

I told him they were PR gods, worth every penny of their outrageous fees.

そして私は、彼の会社の名前が奇妙だと思ったことを覚えている。

But I remember thinking his company’s name was odd.

どうしてオークション・サイトを「eBay」なんて呼ぶんだろう?

Why call an auction site ”eBay?”


私は「彼らは宣伝の神様だ。法外な料金でも払う価値がある」と答えたが、

(そのとき)変わった会社名だ、と思ったのを思い出す。

「オークション・サイトで「eBay」?」

(「オークション・サイトで、なんで「eBay」?」)


共生

Symbiosis

共存  のほうがわかりやすいかしら?


広告は不正直じゃない。

PR is not dishonest.

(P)広告はうそつきではない。


実際、最高の広告企業がとても有効なのは、彼らが本当に不正直ではないからだ。

In fact, the reason the best PR firms are so effective is precisely that they aren’t dishonest.

(P)実際、最高の広告企業がとても有効なのは、彼らが本当に不正直ではないからだ。

~(効果的)効力があるのは正直だからだ。

英語で否定形・反語が使われるとき日本語としていいにくい・いわれないような

表現が多いように個人的には思います。どこまで意訳・自然表現にするかは

全体の文章のコンセプトによります。

御参考になるようlionfanさまと’なるべく?)違った表現とか考えてみます。


彼らは記者に真に価値のある情報を与える。

They give reporters genuinely valuable information.

(P)記事の書き手。  「記者」は新聞記者みたいな感じを受けたので。


良い広告企業は、クライアントの意向に従って、記者を悩ませない;

A good PR firm won’t bug reporters just because the client tells them to;

良い広告会社は、記者を悩ませるような、クライアントのいいなりにはならない。


ただのプロパガンダを与えることで、信頼関係を破壊しようなんて思ってないんだ。

and they don’t want to destroy it by feeding them mere propaganda.

ここは難しい・・・単に広告機関として扱って(飼って)・・・


(記事の)書き手、彼ら などこのあたり上手な使い分けが必要かもしれないですね。


もっと波風を立てない言い方をするなら、記者は働き過ぎだからだ。

Or, to put it more nicely, overworked.

ましな言い方をすると、彼らは働き過ぎだ。


本来なら、記者は外に出て、記事を丹念に取材するべきだ。

Really they ought to be out there digging up stories for themselves.

(P)探し出す(このあたり、主語はいらないかな)


でもオフィスに座って、広告企業に記事を持って来させたいという誘惑が強い。

But it’s so tempting to sit in their offices and let PR firms bring the stories to them.

でもオフィスに座ったままで広告企業に記事を持って来させたいという誘惑が強い。


結局のところ、記者たちは広告企業が自分たちに嘘をつかないことを知っている。

After all, they know good PR firms won’t lie to them.


上手いおべっか使いは嘘はつかない。でも犠牲者のために選んだ真実を伝える。

A good flatterer doesn’t lie, but tells his victim selective truths.

上手いお世辞やは、嘘はつかない。

しかし彼の犠牲者ためには選んだ(選ばれた?)真実を伝えるのだ。


彼らは、真実であるが、クライアント寄りの記事を記者に与えるんだ。

they give reporters stories that are true, but whose truth favors their clients.

記者に真実を伝えても、それはクライアントが好むようなものだ。

               それはクライアント寄りのものだ。


たとえば私たちの広告企業は、

しばしば「Webによって大型店は小売店と競合する」という記事を宣伝した。

For example, our PR firm often pitched stories

about how the Web let small merchants compete with big ones.

(このあたり前回いわしに”調査”として載せたようにビジネス。コンピュータ話で

自身ぴんとこないのですが、lionfanさまの訳を参考にして考えると

「web上でいかに小売店が」(主語にしてメインにしたい)

「大型店と競い合うかという記事を(記者にですよね?)頻繁に(投げ込んだ)売り込んだ」


これは完全なる真実だ。

This was perfectly true.

これは完全に真実だ。


最終的に記者は、他ならぬこの特定の真実を記事にしたわけだが、

その理由は小売店が私たちの狙っていた市場であり、

私たちは笛吹きにお金を支払っていたからだ。

But the reason reporters ended up writing stories about this particular truth,

rather than some other one, was that small merchants were our target market,

and we were paying the piper.

しかしながら、書き手が他の記事を選ばないで、この特定の事実を書き上げた理由は

小売店が、私たちの狙っていた市場であり、

「笛吹き」の(英語)日本語の意味をどれだけ把握しているかでしょうが、

「(結果的に)(私たちは)小売業者にお金を払ったということになる」

ということなのでしょうか? ここは日本語としてもしっかり意味がわからないと

難しいところですねえ。


出版物によって、広告企業に対する信用度は非常に異なる。

Different publications vary greatly in their reliance on PR firms.

最底辺は業界誌だ。

信用度とか依存度とかでここの訳も日本語明確にしたほうがいいですね。


At the bottom of the heap are the trade press,

日本語でなんと言うのか分からないですが、

業界誌はどうなんでしょう?

要するにアルバイト情報誌とかぴあ的なものですよね、なんていうんでしょうね?


収入のほとんどを広告から得ている彼らは、広告主が望むなら、ただで雑誌を譲るだろう。

who make most of their money from advertising

and would give the magazines away for free if advertisers would let them.

広告主が許せば、ただで雑誌を配布するだろう。


一流記者の弱点は、怠惰ではなく虚栄だ。

The weak point of the top reporters is not laziness, but vanity.

(P)一流記者の弱点は、怠惰ではなく、うぬぼれだ。


彼らに美談を売り込んではいけない。

You don’t pitch stories to them.

彼らに記事を売り込んではいけない。


顕微鏡下の標本のように接する必要がある。

You have to approach them as if you were a specimen under their all-seeing microscope,

彼らの顕微鏡下の標本のように接する必要がある。


そして、書いて欲しい記事を、まるで自分で考えたように思わせること。

and make it seem as if the story you want them to run is something they thought of themselves.


私たちの広告企業のいちばんの成功は、two-part one だった。

Our greatest PR coup was a two-part one.


私たちはある公正な非公式の数字に基づいて、ウェブ上には5000のネットショップがあると推定した。

We estimated, based on some fairly informal math, that there were about 5000 stores on the Web.

fairly=かなり 全く    非公式な数字ながら


これは十分に中立に見えた。

which seemed neutral enough.

(はっきりしない) 灰色っぽい (この場合のneutralはどっちつかずの意味)(非公式であるゆえ)


しかし記事が報道されるやり方は、ずっと誘導的だった。

But the way the story appeared in the press sounded a lot more definite.

・・記事のでてきた筋道は正確な数字の聞こえる・思える。(という意味でしょう。)

(いい日本語訳は思いつきませんのでおまかせします)

要するにa two-part one = 2段階戦略・作戦みたいなところですね。


記者は断定的な書き方が好きだ。

Reporters like definitive statements.

決定的な(明確な)意見(書き方)


たとえばJeremy Jaynes

ジェレミー・ジェインス(ズ?)


でも私の思うに、スパムハウスでさえ、これが荒っぽい推定であることを認めるんじゃないか。

which I think even Spamhaus would admit is a rough guess at the top spammers.

(P)ちょっといい加減な推定(推量)


しかし現在では、まるで起訴状の一部かのように、単に繰り返される。

[4]but now it’s simply repeated as if it were part of the indictment.

(P)・・・ように、単純に繰り返し使われている。


「ワースト10」のような、刺激的な表現をしたい。

They want statements with punch, like ”top ten.”

(P)パンチの効く表現(発言)


「スーツを着て、仕事の効率を3.6%アップ」とか。

Wearing suits, we’re told, will make us 3.6 percent more productive.

「スーツを着たら仕事の効率3.6%アップ」とか。


うわさ

Buzz


読者はいろんな場所で同じような記事を読むので、何か重要なトレンドがあると思いこむ。

And when readers see similar stories in multiple places,

they think there is some important trend afoot.

(P) 重要な動き   trend afoot 両者の”ながれ”のいみがほしいところかな。


広告企業がニュース・メディアに「うわさ」を発信して、核分裂のように連鎖反応を引き起こした。

who generated such a buzz in the news media that it became self-reinforcing,

like a nuclear chain reaction.

ここで思いついたのですが、buzzは ””or「」付きなら 「でま」  でもいいでしょうか?


広告企業が実施しているかどうか知らないが、ウェブ上では、訪問者の追跡が可能だ。

I doubt PR firms realize it yet, but the Web makes it possible to track them at work.


お決まりの言い回しを調べれば、スーツの御利益に関する、

長年にわたるいくつもの努力を、記事に見つけることができるだろう。

If you search for the obvious phrases, you turn up several efforts over the years

to place stories about the return of the suit.

明確な語句で検索してみれば、・・・スーツの御利益に関する話を捻出している努力に気がつくだろう。


このようなトレンド解説は、ほぼすべて広告企業の仕事だ。

(P)流行記事 (ここを流行に関しての記事 として 

この下でトレンド記事というのはいいかもしれないですね)


いまは3人としようか。

In this case we get three:

NPDグループ、GQのクリエイティブ・ディレクター、スミス・バーニーの調査担当の重役。[5]

the NPD Group, the creative director of GQ, and a research director at Smith Barney. [5]

この場合、・・・・・・の3組だ。


専門家たちを辿ると、クライアントにたどりつく。

When you get to the end of the experts, look for the client.

(P)最後の専門家にたどり着いたら、クライアントがそこにみえる。 びんご!


花の金曜日はお出かけしよう。おしゃれの方法はボストン・グローブ誌のダイアンE.ルイスに。

Casual fridays are out and dress codes are in writes Diane E. Lewis in The Boston Globe.

komasafarinaさまご指摘箇所。

(T)dress codesのところはスーツをイメージする語句がいいかもしれませんね。


なんていう偶然だろう、ルイスさんの業界仲間に、GQのクリエイティブ・ディレクターもいたのだ。

In a remarkable coincidence, Ms. Lewis’s industry contacts also include ・・・・

驚くべき偶然、   「業界仲間」は、うまい!


「究極の男性娯楽誌」Sexbuzz.Comにニコル・フォードが「紳士服が復活」と書く。

Men’s suits are back writes Nicole Ford in Sexbuzz.Com

(P)メンズ・スーツ(今まで(キー・ワード的な)スーツを使っていたからここは変えたくないところです)


「オフィスでのルーズな着こなしで男性の魅力をアピール」と

Tenisha MercerがThe Detroit Newsで書く。

テニシャ・マーサー、デトロイト・ニュース

 (固有名詞はそれなりでいいと思いますよ 特に有名人でないときは)

USA Today だとそのままのほうがいいかな?


Dressing down loses appeal as men suit up at the office writes Tenisha Mercer of ・・・

お疲れでしたか?lose appeal 名詞・動詞になるようなところでは、

loseにsがついていることを見逃してはいけません。

こういう文章構造のとって三人称単数sの重要性はこういうところにあると思うのです。

元気が出たら固有名詞日本語化もがんばってくださいね♪


たくさんのニュース記事がオンラインで読めるので、・・・

Now that so many news articles are online,

いまや、・・・・


この新しいゲームを「広告ダイビング」と呼ぶことにしよう。

I propose we call this new sport ”PR diving,”


ここで紹介した5つの例より、はるかに露骨な例があると確信している。

and I’m sure there are far more striking examples out there than this clump of five stories.

(P)5つの例の一群・・・はるかに衝撃的な例


オンライン

Online


でも広告企業を雇う前は、主流なメディアの論説のネタ元を知らなかった。

But before we hired a PR firm I had no idea where articles in the mainstream media came from.

論説より記事ですか?


学校でやった「批判的読書」の練習を思い出してほしい。

Remember the exercises in critical reading you did in school,

読書評論?


そもそも筆者は、どうしてこの記事を書いているんだろうか?

but why he’s writing about this subject at all.

(P)ここは記事というよりもの「この主題で」ほうがビンゴでは?

(そして段落が開きます。 オンライン=”記事”に移行)


多くの出版物の記事に見て取れるような広告企業の指紋は、Webの記事には見られない。

You can’t see the fingerprints of PR firms all over the articles,

as you can in so many print publications--

(P)足跡


はっきり意識していないかもしれないが、

それが読者がBusiness Week誌よりブログのライターを信頼する理由の1つなんだ。

which is one of the reasons, though they may not consciously realize it,

that readers trust bloggers more than Business Week.

(P)気がついてないかもしれないが、


言い換えるならば、読者は離れつつあり、二度と戻ってこない。

In other words, the readers are leaving, and they’re not coming back.

(T)・・・戻ってこないということになるだろう。

ここで正しいかどうかわかりませんが、現在進行形は進行的に未来をさすことがあるということも

往々にしてあるので。(口語では大変便利です、使ってみてくださいね)

例 : when are you coming ? (近い未来に関して)


企業の「こざっぱりと、堂々と、知的に・・・仕立ての良い袖の手触り」といった表現は、

すぐに商売気のある恥さらしな表現へと予期しない進化を遂げる。

The urge to look corporate-- sleek, commanding, prudent(思慮深く、慎重に),

yet with just a touch of hubris on your well-cut sleeve--

is an unexpected development in a time of business disgrace.

ここはむずかしい!

洋服と表現の掛け合いのように思えるからです。 

sleeveは通常慣用表現としてもよく使われるし。。

例:You have got something up your sleeve, haven’t you ? (かくしごと)


・・・のようにまとめあげられた主張は・・・

+しかしながら、謙虚なあなたに威丈高な手触り(の主張)で・・・以上主語。

1.不景気な時代 2.恥さらしな表現

1は、business, time など考慮すると全体的にはいい感じですが、先読み、深読み?

個人的には disgraceを  恥さらし=不評, 不信、不名誉な ・・・とみるので

そういう表現→不評なビジネス→予期せぬ展開。  (→不況?)。。。かな??

日本語にうまくすることが難しいだけに訳しだいですか。。。


全体的に嘘くさいんだ。

The whole tone is bogus.

(P)いんちきくさい


視聴者向けにわかりやすく書く、あの調子なんだ。

This is the tone of someone writing down to their audience.

流れ的には「支持者」かな?

少なくとも   「彼らの聴衆(・視聴者)」


欠点があろうと、オンラインの文章は本物だ。

Whatever its flaws, the writing you find online is authentic.

欠点が何であれ、真実味がある・誠実だ。


それは、広告やプレス・リリースの断片からでっち上げられた正体不明の肉じゃない。

It’s not mystery meat cooked up out of scraps of pitch letters and press releases,

「ニク」を生かすなら うまくその調理用語を使いたいところですね。

後の「加工的」「人工的」もお肉らしくておいしいですね。


少なくとも高校生の頃からは、雑誌を情報源としてではなく、

一般人にどう考えさせたがっているかのガイドと思うようになった。

Since high school, at least, I’ve thought of magazines like that more as guides

to what ordinary people were being told to think than as sources of information.

難しいですね。

雑誌を情報源という以上に何を一般人に伝えようとしてるのかという

案内書のように考えるようになった。

(意訳ですね、意味を損なっているかもしれないでのご参考程度に)


友達に手紙を書くみたいに、飾らずぶっちゃけて書けばいいんだ、ってことがわからなかった。

I didn’t realize you could write as candidly and informally as you would if you were・・・

ぶっちゃけて! 楽しい冒険です。私なら単刀直入くらいかなあ。


アメリカの広告業界の浮かれた論説は、問題の核心に迫っている。

A hilarious article on the site of the PR Society of America gets to the heart of the matter:

こっけいな記事は・・・・事態の核心


ブロガーは組織や会社の代弁者になることを恐れている。

Bloggers are sensitive about becoming mouthpieces for other organizations and companies,

(P)気にしている。神経過敏だ。


それが嫌でブログを始めたのだから。

which is the reason they began blogging in the first place.

・・・それがまず第一にブログを始める理由(なの)だ(し)。


将来は争いになるかもしれない。

And that means there may be a struggle ahead.

(広告業界の人々にとって)(悪戦)苦闘 (が、まっているかもしれない)


この新しいタイプの書き手が読者を従来のメディアから連れ去ったら、

広告企業が遅れを取り戻そうと突然変異することに備える必要がある。

As this new kind of writing draws readers away from traditional media,

we should be prepared for whatever PR mutates into to compensate.

ここでの (既出) traditional=従来 は絶妙ですねえ。お休み前の冴えですね?(笑

(P)補正のためにどのように変わろうが、(変異しようが)


従来のメディアで広告企業が、どれくらい熱心にプレス・ヒットするために頑張ってきたかを考えると、

When I think how hard PR firms work to score press hits in the traditional media,

その方法を見つけさえしたら、同じ熱心さでブロガーにもネタを与えようとすることは容易に想像できる。

I can’t imagine they’ll work any less hard to feed stories to bloggers, if they can figure out how.

(P)「同じ」は、よわいかな。特に最後の文章だし。

(P)今まで以上の熱心さで話題・記事・ねた を提供するに違いない。(きめ!って感じかな。)


注釈(今日はもう寝させてください・・・あとで訳します)

しっかりおやすみしましょうよ~(笑


(一番最初にするべきでしたが。。。) ちょっとした質問です。

この隠れ家日記の訳文はどういう目的だったのですか?

(それを知っておけばどれだけ原文尊重か、とか

日本語的言い回しもそれにあわせて書けたかもしれないですね。。。)

(今日はもう寝させてください・・・あとで訳します) というのもみて

だれかにたのまれているとか?? 

日本語・英語の配置も 文章ごとか、段落ごとか 完全に別に分けるとか

(段落ごとがきれいかもしれないけど) これも”目的”によるかなあって思って。


たぶんこれでしばらく翻訳はしないと思います。

おつかれさまでした。私もいい頭の体操になりました。

ただの翻訳作業でなく先に訳されたlionfanさまの真情(苦悶?)想像しながらの

翻訳は楽しかったです。(このあたり疲れてたのかな~とか) 

それでは、また ぐわっぱ!


こけざる拝


そうだ。講談社英語文庫ですが、近所のしょぼい図書館にもあったので

簡単に見つかるものかもしれませんね。

短編エッセイ(小説)的なもの「ハンバーガー」(正確に覚えてないですが)とか

グレアムさんと似た感じ(もっと軽い感じでしたけど)でよかったように記憶しています。

電車とかでさくっと読める軽さでした。(後ろの日本語注釈が便利で絶妙でした)

id:lionfan

こけざる様、いつも長いコメントありがとうございます。とても参考になります。

修正が今日、間に合わなさそうなので、数日中に修正します。

目的? ですが、僕は英語が苦手で、英語を英語のまま読むことが出来ないタイプなのです。幼児が音読しないと文字を読めないのと同じですね。

つまり、僕が英文を読むことは、翻訳をするここと、ほとんどイコールなのです。で、どうせ出来てしまった物なら、捨てるのももったいない、というところがありまして。

また僕はポール・グレアムの大ファンで、みなさんにもグレアムを知ってもらいたい、とは思います。

本当は「ハッカーと画家」の続編が出ればいちばん良かったのですが、なぜか、なかなか出ないので・・・。

(良い本だし評判も良いし売れてもいるので、すぐに続編がでるものだとばかり思っていたのですがなかなか出ないので、仕方なく自分で読み始めたのです)

講談社英語文庫の件は、今日の夜にでもbook 1stに行きたいと思います。ありがとうございました。

2006/01/15 13:14:18
id:Kumappus No.7

回答回数3784ベストアンサー獲得回数185

ポイント250pt

続きです。


・Press Hitって言葉が気になって調べたんですが、どうも例えばこういう新製品紹介などの短い記事のようですね。このURLはゲームのpress hitですし、


http://www.berklee.edu/news/in_the_news/default.html

BERKLEE | BERKLEE | News: Press Hits

これは音楽関係。何かうまい日本語訳はないですかね?業界短信とか?

・上手いおべっか使いは嘘はつかない。でも犠牲者のために選んだ真実を伝える。(瞳の色、すてきだよ)

A good flatterer doesn’t lie, but tells his victim selective truths (what a nice color your eyes are).ここ、内容がおかしくて笑っちゃいました。うまいですよね。後半は「獲物のために選び抜いた事実を語る(瞳の、色がとっても素敵)」ぐらいですかね。決して瞳が素敵なんじゃなくて色が素敵なわけで。

・「ワースト10」のような、刺激的な表現をしたい。→これはトップ10の間違いですよね。

・通常、複数の出版物に同時に、同じ記事を与える。

They usually feed the same story to several different publications at once.

→記事を流す かな。

・who generated such a buzz in the news media that it became self-reinforcing, like a nuclear chain reaction.→核の連鎖反応のように自己増幅する噂をニュースメディア上に生み出した

・「彼らはこの下落をサイクルの一環だと思っているけれど、実は構造的なものなんだ」と彼は言った。

”They think the decline is cyclic,” he said. ”Actually it’s structural.”

→cyclicは周期的、定期的「彼らはこの落ち込みを定期的なものだと考えているけど、」

・”The urge to look corporate-- sleek, commanding, prudent, yet with just a touch of hubris on your well-cut sleeve-- is an unexpected development in a time of business disgrace. ”ここは段落がインデントされているので、訳でもそうしたほうがいいでしょう。ここ、難しいな…たぶん、最初に出てきたスーツが復権の話を、blogで読んだらこんな風に響くだろうというのが全段なので

「企業での服装(スタイル、ルック)--すべすべして堂々として頭がよさげに見えて、それどころか袖から傲慢さの香りさえあるような--への切迫はビジネスが恥さらしになっている時代の予期せぬ展開である」

blogにNYTimesの嘘っぽい話が書いてあったらこう思うんじゃない?という話です。

・”It’s not mystery meat cooked up out of scraps of pitch letters and press releases,and pressed into molds of zippy journalese.”はアレですね、サイコロステーキみたいな成型肉を連想してもらえば。

→「それは広告やプレスリリースの切れっ端からでっち上げてきびきびした新聞用語の型に成型した謎の肉じゃない」

・”[1] PR has at least one beneficial feature: it favors small companies. If PR didn’t work, the only alternative would be to advertise, and only big companies can afford that.”

→「広報活動には少なくともひとつの有益な特徴がある。それは小さな会社に有利だと言うことだ。もし広報活動が機能しなくて、広告宣伝だけがその代替品だったら、大企業だけしか利用できない」

・”[2] Advertisers pay less for ads in free publications, because they assume readers ignore something they get for free. This is why so many trade publications nominally have a cover price and yet give away free subscriptions with such abandon.”→

「広告主は無料出版物には金をあまり払わない。読者はタダでもらったものは無視すると仮定しているからだ。それが多数の業界誌には名目上表示価格がついていて、タダで思い切り配られる定期購読がある理由である」

(※with such abandonがうまく訳せなかった)

・”[3] Different sections of the Times vary so much in their standards that they’re practically different papers. Whoever fed the style section reporter this story about suits coming back would have been sent packing by the regular news reporters.”→

「Timesの他の編集部はその基準にすごく違いがあるので、実質的に違う新聞だと言える。スタイルの編集部の記者にスーツの復権の記事を送った人は誰でも、一般ニュースの記者にも送ったかもしれない」

・”[4] The most striking example I know of this type is the ”fact” that the Internet worm of 1988 infected 6000 computers. I was there when it was cooked up, and this was the recipe: someone guessed that there were about 60,000 computers attached to the Internet, and that the worm might have infected ten percent of them.”

→「私の知っている中でこの種の最も印象的な「事実」は1988年のインターネットワームが6000台のコンピュータに感染したと言うものだ。その事実がでっち上げられたとき私は現場にいて、そのでっち上げ方法は以下の通り:誰かが60,000台のコンピュータがインターネットにつながっていて、そのうちの10%がワームに感染したに違いないと推測した」

実際には誰も難題のコンピュータがワームに感染したか知らない。というのも対処法が再起動で、再起動すると(感染の)痕跡が全くなくなってしまうからだ。しかし世間の人は数字が大好き。なのでこの「事実」はインターネット上のいたるところに複製されている。それ自体がひとつのワームみたいにね。

・”[5] Not all were necessarily supplied by the PR firm. Reporters sometimes call a few additional sources on their own, like someone adding a few fresh vegetables to a can of soup.”→

「広報会社によって全部が提供される必要はない。記者はときどき彼ら自身のニュースソースを追加するからだ。ちょうど缶入りスープに新鮮な野菜を加えるみたいに。」

id:lionfan

Kumappus様、いつもありがとうございます。とても参考になります。修正点が多くなりましたので、いちど締め切って、一気に修正をかけたいと思います。

さきほどのこけざる様の質問の「なぜ非常に急いで翻訳したのか」ということですが、これから仕事が忙しくなりますので、翻訳にまとまった時間を取れるのは今しかなかったからです。また、めったに英訳をしたいという気分にはならないので、やる気になったときに一気に片付けないと、次の翻訳は数ヶ月先になるのでは、と不安になったのです。

「ハッカーと画家」の翻訳者様を含め、皆様から質の高いコメントを集中的にいただけるのは、これで最後だ、という気もしたので(こんな幸運は長くは続かないと思いました)、質より速さ優先にしてしまいました。

というわけで、申し訳ございませんでした。みなさま、今回はありがとうございました。

2006/01/15 13:22:55

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