http://www.aosyakyo.or.jp/fukusi_se/sonota/son_12.html
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私は、社会福祉協議会の役割をNPO法人に
「担わせるべきではない」と考えます。
社協の担う役割は、
・各市町村を通ずる広域的な見地から行うことが適切な事業の実施
・社会福祉を目的とする事業に従事する者の養成及び研修
・社会福祉を目的とする事業の経営に関する指導及び助言
・市町村社会福祉協議会の相互の連絡及び事業の調整
であり、これらは行政の補完的役割として位置づけられるものです。
これに対してNPO法人は、民間の側から湧き上がってきた要求を
民間自身の努力で実現していこうという団体ですから、
そこには行政ではとても担えない、
民間ならではの創意に満ちた活動があります。
ここにおいて、親方日の丸の社協がその民間活力から学ぶ。
そして単なる行政の補完ではない社会福祉法人としての独立性を発揮し、
より社会福祉の増進に努める、というのなら分かります。
しかし、社協がその努力をしない。
次第に「小さな政府」の地方公共団体版としての
自治体における福祉切り捨てが進む。
その結果、社協が弱体化して、本来社協が担うべき任務まで
民間任せになっていく、という事態を受け入れるならば、
それは明かな福祉の後退へとつながります。
民で出来ることは民に、という方針は、
「官の責任はしっかり官で」という方針と
車の両輪のように噛み合っていく必要があります。
それと同じで、社協が担うべき役割はしっかり社協で。
NPO法人は地方公共団体やその補完的役割である社協の成し得ない分野で
存分に民間活力を発揮していく。
この両輪がしっかり噛み合って行ってこそ、
福祉の前進が得られるものと思います。
ありがとうございます。
行政の補完的役割という在り方がまだまだ市民の方に伝わりにくいのが現状としてあるみたいですね。地方財源の縮小で社会福祉協議会への風当たりも強くなっているみたいですし…