実際仰る通りだと思います。
ただ、医療関係は安定はしているとおもいます。
医療公務員はもうリストラしたら、機能しないという段階まできています。
特に、医療技術者は少ないですからリストラは心配ないでしょう。
国債返済のための大増税が予想されますが、公務員はある程度優遇されるとおもいます。
ただ、給与、退職金は余り期待できないでしょう。
赤十字ですが、とても魅力的な職場だとおもいます。
ただ、リストラは考えられない話ではありません。
日本赤十字は財政がいいとは言い難いですし、
国際赤十字は、安い賃金で済む外国人を入れたがるでしょう。
国際紛争の場に放り出される危険もあります。
日本の公務員という立場も案外悪くはないとおもいます。
結論をまず述べますと、
国立でも赤十字でもその肩書きでは決めることは出来ません。
それぞれの病院の実力を見極めないと分かりません。
では、何を目安にその病院の将来性をみればいいでしょうか?
次のライセンスをとっているかどうかが今のところ、比較的信頼できる客観的ポイントといえます。
1)地域医療支援病院の認定がある
2)急性期特定加算取得病院である
3)日本医療機能評価機構認定がある
4)単独型臨床研修指定病院である。
5)DPC算定病院である。
このいくつを取っているか全部取っていれば将来、つぶれる可能性は少ないと思います。
取っていなくてもいくつ取ろうとしているかを確かめればいいと思います。
もし、事務長あるいは事務の係長ぐらいに尋ねてみてこれらの認定について知らなかったら、まずいかなと思います。
今のところは多分、国立や赤十字といえばどこであってもそこそこの建物・装備を備えているとは思いますが、これからは上の5項目をクリアできない施設は長期入院が必要な患者さん用の施設になるか、民間に委託される病院へと変わっていくか閉鎖する事になるでしょう。
厚生労働省は現在9000ある病院を1000にまで減らそうとしています。
そのなかで生き残れるのが上の項目をクリアした病院です。
実際に舞鶴市民病院は民間委託になりました。
高松市民病院は閉鎖を検討しています。
DPCや急性期病院などで検索してみてください。
ここまでは病院についてですが、
今回、就職される方が医療技術者といってもどの職種かによってどちらを選んだらいいか変わってくると思います。
医療技術者という以上なんらかの免許を取得されていると思いますので、
そのような方はしっかり実力さえつければ仮に勤めている病院がつぶれても十分再就職先は探せるし、場合によってはヘッドハンティングもあるかなと思います。
という観点からすると、病院の体力で行き先を決めるより配属される部署の内容をしっかり吟味した方がいいのではと思います。
設備がしっかり整っている事、研修や学会発表などに理解がある。
たえず、新しい知識を得ようとしているなど。
往々にして昔からの習慣をよしとして変革を嫌がる部署は多いです。
そういうところではこれからの医療についていく能力は養われません。
これは思い付きではなく、実際に見ていて思う感想です。
(安定しているから国立をというようなことでは医療従事者としてはどうかなっと思います。)
>1)地域医療支援病院の認定がある
2)急性期特定加算取得病院である
3)日本医療機能評価機構認定がある
4)単独型臨床研修指定病院である。
5)DPC算定病院である。
非常に判りやすい指針の提示有り難うございました。これも私には思い浮かばないであろう意見でした。非常に参考に成り感謝しております。
私では思いつかない考え方でした。友人の選択は赤十字よりやや良かったのかもしれませんね。非常に参考になりました有り難うございます。