米ソ冷戦は終わったハズでは?
終わったハズなのに、なぜ米ロ両国は戦略核ミサイル・ICBMで今も対峙しているのですか?
一部の核ミサイルを放棄した、と言っても、まだ「人類を数回絶滅させられる」だけの
核ミサイルがあるのですよね?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%B7%E6%88%A6
冷戦の定義が定まっていないのではないでしょうか。wikiで確認しましたが、冷戦と一言で言っても中身は複雑でした。
引用>核戦争寸前の状況を経験した米ソ両国は、核戦争を回避するという点において共通利益を見出した。
上記のことが、核保有の最大の理由だと思います。核攻撃とは現代の戦争において最終手段であり、核攻撃がどんなものであるかということは1945年の日本において、その悲惨さが実証されています。上記の引用のように、敵対国がどんなに憎らしい相手であっても、どんな政治家であっても政治家であれば、核戦争は避けたいという真理、抑止力が働くのではないでしょうか。
>冷戦が終わったはずなのに米ロ両国はICBMについて対峙しているのですか?
とありますが、詳しくは知らないのですが、対峙するということはどちらかに何らかの利益・不利益が働くからではないでしょうか。START2(第二次戦略兵器削減条約)にロシア側が批准しなかったそうなので、当時ロシア側に何らかの不利益があったかロシアがそう思いこんでいたためではないでしょうか。国家間において多少の争いはどこの国においてもあると思います。
当時の米ソ首脳により、1989年に冷戦終結の宣言がなされていますし、表面上は友好を保っているので冷戦は終結したとされているのではないでしょうか。
米ロ両国首脳は、共に「テロには屈しない」という宣言をしています。それぞれの事情はどうあれ各国協力してテロと戦おうと呼びかけています。冷戦下ではありえないことです。
話がそれますが、アメリカの科学者からソ連(ロシア)・イギリス・フランスに核が流れ、ロシアから中国、その影響でインド、パキスタン、北朝鮮、さらにはイランへと核拡散の流れは止まりませんね・・・。
長文失礼しました。
1945年の日本において、その悲惨さが実証されています。
されててもアメリカはそれ程認識してないですよ。ビキニ水爆実験が雄弁に物語ってます。
政治家であっても政治家であれば、核戦争は避けたい
これも思ってませんね。思ってるんだったらシェルターなんて作りませんから。自分がかわいいだけ(使われる前提の兵器)
START2(第二次戦略兵器削減条約)にロシア側が批准しなかったそうなので
ABM条約(戦略弾道ミサイルを迎撃するミサイル・システムの開発、配備を厳しく制限)と勘違いしてませんか?
冷戦下ではありえないことです。
ロシア側に金が無いだけです。(国際宇宙ステーションとか言って作ってますがあれ、元々ミール2(ソ連の宇宙ステーション) ですし)
・別に核拡散って言っても繋がってるわけじゃないですよ。インド・パキスタンはそれぞれに独自に開発しましたし。
これだけあれば作れます。
単にソ連=ロシアから共産主義イデオロギーがなくなっただけで、軍事的・政治的にはまだ冷戦が米ロ間では継続しているんじゃないか、と思うのですが、この意見への反論(米ロは冷戦状態じゃない!という意見)をお待ちしています。
冷戦は
どちらの兵器の性能が上か
どちらの軍事力が上か
を争っていた事を指し
軍事的に対立したりすることは
争う事とはまた別の話でしょう
冷戦は、米ソが互いに世界一という目的で争っていたわけですが
現在も冷戦とする場合、
何を目的にして争っているのかよく判りません
それと ICBMなどは自国を守る為の物という位置付けですので
戦争をしない日本が、国を守る為に自衛隊があることを当然とするならば
ICBMがあることも正当化されて当然なのではないでしょうか
戦争状態が終わったとしても、世界の覇権をにぎりたいというのはどこの国も変りません。一位でいるためには、他国の持っている力を、自分だけ手放す事はできません。
実際に使うかどうかは別としても、相手への脅しのためだけでも手放す事はできないでしょう。