米ソ冷戦は終わったハズでは?
終わったハズなのに、なぜ米ロ両国は戦略核ミサイル・ICBMで今も対峙しているのですか?
一部の核ミサイルを放棄した、と言っても、まだ「人類を数回絶滅させられる」だけの
核ミサイルがあるのですよね?
fuk00346jpさんはそっち方面にも強そうなので
いえ、当方ではなくGooGleが強いんです。
漁ったら結構情報くれますから(苦笑
1945年の日本において、その悲惨さが実証されています。
されててもアメリカはそれ程認識してないですよ。ビキニ水爆実験が雄弁に物語ってます。
政治家であっても政治家であれば、核戦争は避けたい
これも思ってませんね。思ってるんだったらシェルターなんて作りませんから。自分がかわいいだけ(使われる前提の兵器)
START2(第二次戦略兵器削減条約)にロシア側が批准しなかったそうなので
ABM条約(戦略弾道ミサイルを迎撃するミサイル・システムの開発、配備を厳しく制限)と勘違いしてませんか?
冷戦下ではありえないことです。
ロシア側に金が無いだけです。(国際宇宙ステーションとか言って作ってますがあれ、元々ミール2(ソ連の宇宙ステーション) ですし)
・別に核拡散って言っても繋がってるわけじゃないですよ。インド・パキスタンはそれぞれに独自に開発しましたし。
これだけあれば作れます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%B7%E6%88%A6
冷戦の定義が定まっていないのではないでしょうか。wikiで確認しましたが、冷戦と一言で言っても中身は複雑でした。
引用>核戦争寸前の状況を経験した米ソ両国は、核戦争を回避するという点において共通利益を見出した。
上記のことが、核保有の最大の理由だと思います。核攻撃とは現代の戦争において最終手段であり、核攻撃がどんなものであるかということは1945年の日本において、その悲惨さが実証されています。上記の引用のように、敵対国がどんなに憎らしい相手であっても、どんな政治家であっても政治家であれば、核戦争は避けたいという真理、抑止力が働くのではないでしょうか。
>冷戦が終わったはずなのに米ロ両国はICBMについて対峙しているのですか?
とありますが、詳しくは知らないのですが、対峙するということはどちらかに何らかの利益・不利益が働くからではないでしょうか。START2(第二次戦略兵器削減条約)にロシア側が批准しなかったそうなので、当時ロシア側に何らかの不利益があったかロシアがそう思いこんでいたためではないでしょうか。国家間において多少の争いはどこの国においてもあると思います。
当時の米ソ首脳により、1989年に冷戦終結の宣言がなされていますし、表面上は友好を保っているので冷戦は終結したとされているのではないでしょうか。
米ロ両国首脳は、共に「テロには屈しない」という宣言をしています。それぞれの事情はどうあれ各国協力してテロと戦おうと呼びかけています。冷戦下ではありえないことです。
話がそれますが、アメリカの科学者からソ連(ロシア)・イギリス・フランスに核が流れ、ロシアから中国、その影響でインド、パキスタン、北朝鮮、さらにはイランへと核拡散の流れは止まりませんね・・・。
長文失礼しました。
NATOの新戦略概念なる取り決めを検討すると、
政治的評価とはまた異なった軍事戦略が見えてきます。
って、fuk00346jpさんはそっち方面にも強そうなので
こりゃ策にはまってresしちゃったかなーw
ここ、伸ばします?(爆)
まず、戦争に備える場合、相手の「意図」と「能力」を考慮します。
この2つで重視するのは後者です。
なぜなら、前者は一夜にして覆る可能性があるからです。
今回の質問に当てはめると、ICBMは「能力」、冷戦状態が「意図」にあたると思います。
冷戦が終了したならば「意図」の部分では少し安心できるようになりますが「能力」は変化しません。
よって、今でも対峙している状況が続いています。
「人類を数回絶滅させられる」だけの核ミサイル…というのは、あまり正確ではないかもしれません。
かつて「核の冬」の恐怖が喧伝されていましたが、実際には言われるほどのものではないようです。
ちなみに2005年現在、核弾頭総数は約2万7,600個といわれています。
米ソが互いを仮想敵と見なして不信をつのらせる時代は終わった、ということですね。
軍人さんなら核兵器を保有する全ての国を潜在的な脅威と言うかも知れませんが、隙を見せれば核兵器で先制攻撃されるかも知れないと互いに相手の様子を伺っているような状態(米ソの冷戦)は、解消されたと言えます。
米ソは配備中の核兵器の照準を、相手国から外したという話を聞いたことがあります。
今は核兵器の撃ち合いにまで発展するほど緊張した関係にある国はないんじゃないでしょうか?。
ただ、核兵器を手に入れようとする国は後を絶たず、北朝鮮に至っては米国をはっきりと敵視しています。
米国まで届く核兵器を配備する意思と可能性を感じます。
多少の削減には応じても核兵器を手放すことは絶対できない、と米国などは考えているんじゃないでしょうか。
+弾薬投棄(処理すると金掛かるし)
旧ソ連はバルト三国を除いてCIS(独立国家共同体)の元に結び付きは残っています。
アメリカ、旧ソ連諸国は老朽化した核兵器に手を焼いてます。
代わって核兵器に手を出しているのが印パを始めとした小競り合い国家
米ソの冷戦は終わりましたが、ICBMで狙わないとならないと考えられる国は他にもあります。中国、インド、パキスタン、イラン、イラクなどがそうです。もちろん、米国は大人の国ですから先制核攻撃はしないでしょうけれど、核テロ攻撃が米国本土になされた場合、報復できるだけの戦力は捨てないでしょう。さすがに通常戦力の攻撃には通常戦力で対応すると思いますが。またソ連はなくなりましたが、ロシアはまだ流動的です。いつどのように先鋭化するかは予断を許しません。
もうひとつの理由は、軍縮が利益にならないです。冷戦時代は、軍縮そのものが政治の材料となっていました。それは、米ソのみならず市民団体なども含んだ複雑な力学の結果なのです。現在、誰も軍縮を望んでいません。軍人が減ったり基地が減ったりはだれも望んでないのです。米国も経済が好調なので軍事予算の縮小もしなくてよさそうです。
ただ、メンテナンスとかありますから、徐々に減っていったり、より高度な兵器に統合されていったりはするんじゃないかなと思いますが。
軍縮!両国合意しても、廃棄するのに大変な予算が必要です。特にロシアは困っています。また技術もかなり要するみたいです。
進まない要因の一つでしょう
旧ソ連崩壊後、米国を中心とするNATOは、
さらに兵力の長距離展開能力拡充などといった
世界中をその影響下に置く戦略を進めています。
要するに、ソ連という支配者が消えた間隙を突いて、
取れる所は支配下に置いてしまえ、という戦略です。
コソボ、アフガン、イラク。
ここしばらくの間に起こった大きな戦争は、
全て旧ソ連の庇護下にあった所を
米軍を中心とする勢力が攻撃するという図式でした。
つまり、米ソ冷戦の終結を受けて、
米国を中心とする軍事勢力が実際に世界に向けて武力を行使する、
実戦時代に入ったということです。
したがって、戦略核の位置づけも、
冷戦時代はただの「おまもり」に過ぎなかったものが、
今は「威嚇」の道具へとグレードアップしてきているわけです。
冷戦終結後の今の時代こそ、
核の脅威は高まっていると見るべきでしょう。
冷戦は
どちらの兵器の性能が上か
どちらの軍事力が上か
を争っていた事を指し
軍事的に対立したりすることは
争う事とはまた別の話でしょう
冷戦は、米ソが互いに世界一という目的で争っていたわけですが
現在も冷戦とする場合、
何を目的にして争っているのかよく判りません
それと ICBMなどは自国を守る為の物という位置付けですので
戦争をしない日本が、国を守る為に自衛隊があることを当然とするならば
ICBMがあることも正当化されて当然なのではないでしょうか
単にソ連=ロシアから共産主義イデオロギーがなくなっただけで、軍事的・政治的にはまだ冷戦が米ロ間では継続しているんじゃないか、と思うのですが、この意見への反論(米ロは冷戦状態じゃない!という意見)をお待ちしています。
戦争状態が終わったとしても、世界の覇権をにぎりたいというのはどこの国も変りません。一位でいるためには、他国の持っている力を、自分だけ手放す事はできません。
実際に使うかどうかは別としても、相手への脅しのためだけでも手放す事はできないでしょう。
それではもう1ポイント奪取して打ち止めと言うことで(こら)。
でも短いツリーでしたが、それなりに有意義でした(と言い張る)←をい!!