銀座等の高級クラブに飲みに行くお客の心境がわかりません。
別にホステスを「ゲット」できる見込みもないのに、
どうしてプロ野球選手や芸能人、経営者は銀座に行くのでしょう?
お金を使うこと自体が目的化しているのか?
「俺は銀座で飲めるほど成功した」と自己満足に浸るため?
私自身なら10万円の銀座のクラブよりは、
数千円の料理のおいしい居酒屋を選びます。
1.銀座クラブに行く人の心理状態を解説してください
2.そもそも、クラブの客のうち、
本心から「銀座に行きたい」と思っている客はどれだけいるのでしょう?
案外、私と同じ感覚を持っていて本音では「楽しくない・行きたくない」
と思っているのに、上司や取引先との立場上「仕方なくイヤイヤ行く」
お客も多いんじゃないでしょうか?
接待の場合は相手に「あなたにこれだけお金かけてます」を示すためだと思います。
本当にプライベートで行けるような人は、「そのお金を他で使う(=もったいない)」というような対象がもう無いのだと思います。
モノだと既に持っていたり、それでもお金が余っていて使い切れなくて、遊びに使う以外ない上に、銀座のクラブの他では得られない時間を楽しむことに慣れてしまったからだと思います(想像ですけど)。
転居などをするときに「前よりもいい所じゃないと住みたくない。生活レベルは下げたくない」と思う人が多いかと思います。実際には生活レベルを変えるほど給与が上がってなくても。
銀座に行く人たちは、「遊びのレベルを下げたくない」と思っている上に、銀座に行っても破産しない(人が多い)ので羨ましい限りです。
別の方のコメントにある、
いわゆる遊び方を知っている人に対して、
お金があってもそういう遊び方に馴染めない人、
というのはいらっしゃると思います。
#というか小生はそうですね貧乏性…
そして小生に限らず、
同僚だったウエイター/ウェイトレスも総じて、
せっかく銀座で手にしたお金を銀座で景気良くぱっと
などということは死んでも絶対にしないという強い決意の点では、
意見の一致があったように思います。:-)
そういう意味では嫌々派であって、
全体的に見れば、そういう人の方が多いのかも
一方で、これも別の方が書いておられますが、
お客様にいかに気持ちよくお金を落としていただけるか、
というのはこちら側にとっては死活問題ですので、
礼儀から話題から愛嬌から、こちらも本気です。:-)
結果として、
最初から銀座におみえにならない方は別ですが、
ひとたび店内に足を踏み入れたならば、
ほとんどの方が値段に見合うサービスで納得/満足、
またお金がある時/何か大切な時には再度ご来店、
という感じだったように思い
結論:
銀座で払うお金はステータス/ロケーション/サービスへの対価
(全く同じビールが300円でなく800円なのはそのため
これらに価値を見出さない人であれば嫌々(割合的には多数)
これらに価値を見出す人であれば嬉々(割合的には少数)
#後者に属するような育ちの人は、
逆に前者の気持ちがさっぱり分からないのでは
(小生は前者に属する者でありながら、
後者の方々にも接してその感じ方がなんとなく分かるようになり
>私の数少ない経験では、ホステスというのは綺麗なだけでなく、
>男性を気持ち良くさせるような会話が上手だなと思いました。
聞いた話。
歌舞伎町は「きれいだがバカ」な娘が多く、
銀座では「きれいだし頭の冴えた」娘が多いらしい。
私は頭の冴えよりも安さを選びますが・・・
ありがとうございます。
>自慢しに着ている人間は間違えなく銀座でなければならないので、
>半数の人間は着たいと思ってきているのでしょう。
要は「自慢消費」なんですね。
どうせ「自慢すること自体が自己目的化」しているのであれば、
こんな非生産的なことで競い合う文化ではなく、
「俺は○○億円を××に寄付したぞ」
「いわ、俺は●●●億円だ」と「寄付」を競い合う文化に
変えた方が、よほど生産的なんですが。
余談ながら、慶応幼稚舎のお受験では、親の資産状況(お金持ちかどうか)が
合否に直結するのは「当たり前」であり、その上で
「いかに親が積極的に慈善活動をしているか」も「合否を左右する」という
ウワサがあり、親たちによる「慈善活動競争」が起きている、らしい。
>明らかに「お金を湯水のように使う」ことそのものに
>意義と喜びを見出しておられるような感じの
>羽振りのいい方/きっぷのいい方がほとんどでしたね
確かにお金を持つと、そういう使い方をする人が多いのかもしれませんが、
「お金持ちになってしまったが、昔ながらの「ビ」なお店の方が、なんだか落ち着く」
という人も、多分いるんじゃないか、と思います。
そういう人でも(イヤイヤ)銀座に行くのかな?
相変わらず「ビ」な居酒屋に行っているのか、気になります。
有名人が一般店に行くとサイン攻めに遭うから、高い店に行って
サイン攻めを回避する、というのはそれなりに納得の行く話です。
>もう一つは、それなりの遊び方を知っていて、ちゃんと楽しめる上に、
>居酒屋なんかではあまり楽しめないんですね。
これが私のような「ビ」には判らない(涙)
私などは居酒屋の方が落ち着くタチなので。
>店を出てから「他の客のマナーがなってない」とか
店のマナーならともかく「他の客のマナー」を気にし始めると、
確かに「一見さんお断り」の「会員制」で飲むしかなくなります。
なんか芦屋の六麓荘自治会みたいですね。
給水権を自治会が握っていて、事実上自治会が認めた人しか
住むことができないシステム。
ご質問にある中で、プロ野球選手や芸能人といった有名人は安い店で飲めないんですよ。安い店に行くとファンと称する人たちが寄ってきてサインをねだったりしてきて。
この前番組の中で紳助がゴルフに行ったらゴルフ場に50枚もサインを書かされたって言っていましたが、よくある話しです。大抵はそこで無料にするんですが、そこは料金を取ったようです。
銀座ではありませんが私が知っている話しでは、オリックス時代のイチローがよく行く店で、いつも貸し切りにしていました。売れ出した頃から行っていたので外せないからだろうと店の人は言っていました。
彼らが行く店は個室があるか店が他の客から守ってくれる店に限られてしまいます。
次の経営者など一般人は大きく二つに分かれます。
一つは質問文中にあるようにお金を使うこと自体が目的化してしまったり、「俺は銀座で飲めるほど成功した」と自己満足に浸るためとか成金的な飲み方をする方です。社用族も多くはこれです。
もう一つは、それなりの遊び方を知っていて、ちゃんと楽しめる上に、居酒屋なんかではあまり楽しめないんですね。私の祖父が正に典型で、私が酒が飲める年齢になる前に死んでしまいましたのでクラブに連れて行って貰ったことはありませんが。
覚えているのはしょっちゅうレストランに連れて行ってくれたんですが、ある日親父を寿司屋に呼びつけたんです。で、親父は私を連れて行ってくれたんです。そうしたら怒られましたね。
「ここは看板は寿司屋だが酒を飲む所だ子供を連れて来ちゃいけない」
って。
文具品は伊東屋。レンガ亭でビーフシチューを食ってからクラブに向かったようです。
そういう人達って本当に遊び方を知っているから、結構モテるんですよね。で、場末のスナックなんかに連れて行っても面白くないって言うんですよ。店を出てから「他の客のマナーがなってない」とか「女の子の教育が悪い」って怒っています。
銀座のクラブのホステスさんは必ず新聞に目を通しています。そうしないといい客が付かない。
有名なママの山口洋子さんなんて、五木ひろしのパトロンになって作詞までしていますからね。
場所も職業もずれていますが、売春やっていて殺された東京電力のOLにも一人だけ常連客がいたそうです。終わった後の会話が楽しいからって、そこそこステータスのある方だったそうです。
もっとずっと若い頃ですが…
某有名高級中国料理店のウェイターをしておりました。
銀座のど真ん中です。
料理は1人前最低5千円から。2人様以上。1人数万円の時も。
ビールは瓶ビール中瓶1本が800円だったような気が…
1.多くのお客様は自己のステータスとしてご来店されてました。
高級クラブのことはよく分からないのですが、
(お酒はもちろんお出ししていましたし女の子たちもいましたが
こちらのお店の場合、
付き合いで嫌々来るにはあまりにも高過ぎるので、
明らかに「お金を湯水のように使う」ことそのものに
意義と喜びを見出しておられるような感じの
羽振りのいい方/きっぷのいい方がほとんどでしたね
2.クラブというか、飲み屋さんはそうでしょうね…
銀座に来る人は、銀座のあのロケーションが大好きで、
銀座でお金を使うこと自体に意義がある
と感じているのかもしれません。
(銀座以外の野暮な場所では同じようにお金を使いたくはない
そしてそのような方々を気持ちよくお迎えして、
気持ちよくお金を落としていっていただき、
気持ちよくお帰りいただくのが、わたしたちの務めでした。:-)
#人は衣食住足りて余分のお金を持つと
ああいう仕方でお金を使いたくなるものなのかもしれません
接待で行ったことがありますが、やはり相手は銀座にご招待しましたということを媚しているのであり、周囲の人間は俺は銀座に接待される人間なんだと、偉そうにしているのが多かったですね。
→要は俺は凄いんだと自慢するために来ているのが大半ですね。
自慢しに着ている人間は間違えなく銀座でなければならないので、半数の人間は着たいと思ってきているのでしょう。
私ではなく、あくまでもそういうところに行くのが好きな会社の先輩から聞いた話から思いますに、40~50代ともなると、仕事以外で若い女性と会話する機会はほとんどありません。
どうせ飲みにいくならむさい男ばかりでなく、若くて綺麗な女性に囲まれて飲みたいというのは、ある程度理解できる心情です。
私の数少ない経験では、ホステスというのは綺麗なだけでなく、男性を気持ち良くさせるような会話が上手だなと思いました。
1.銀座の高級バーではホステスの格というか品位が高く、それだけ料金も高いのでしょうね。社会で成功する=高い料金を払って飲むという一種のステータスみたいなものかもしれません。
2.仕事の付き合いでの飲みというのは、会社員だけでなくとも人との付き合い上、避けられない事でもあります。私やitarumurayamaと同じ気持ちの人は多いでしょうが、仕方なく付き合っている人はある程度の割合できっといるでしょうね。
あるいは会員制の異業種交流会と同じ?
でもそういう交流会の方がコストパフォーマンスが優れていそうです。
というか、ウィスキーとかドンペリとかで数十万も使う、という神経が理解できない。
それは「人と知り合うための必要経費」なんでしょうか?
確かに銀座の高い店に行かなくてもいい出会い、いい話、はあると思いますが、高い店にはそこでしかあえない人、そこでしか聞けない話、などが絶対あると思います。
どっちがいいって話はその人の価値観しだいだとおもうので、
行って面白くなければそれだけの話だと思うのです。
一番『もったいない』と思う行動は、体験せずに自分の価値観だけで判断し行動を抑制してしまうことだと思います。
何度か出張の際にお供させてもらったのですが、会話の
引き出しの多さには感心しました、酔っぱらいの下世話な
話から、上の物同士でする業界(私達は建築業界)の動向や
受注情報、設計者の名前やら、普通に話をしていたり。
日本の景気の動向、政治、アメリカ議会の最近の傾向、
なんとGMの破産法適用の可能性まで、自分の意見も
織り交ぜつつ話をしていたし。
自分たちとは、ディープな音楽話(70年代洋楽)や、楽器
のことまで、ギターの話の中でケーラーの話ししてたら
「下の方にローラーみたいなのが付いてる方でしょ?」
と、言われたときには、のけぞりました。
これだけ色々な話題に付いていける知識と会話の上手さを
体験すると、お金があれば通いたくなるな~。
間違いなく自分の興味のある話じゃないと乗ってこない
キャバクラのねーちゃんより、上手い酒が飲めそうだ。