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人力検索に於けるアンケートの母集団がリニューアル前よりも著しく偏っているような気がする件についての調査。
【参考】
http://i.hatena.ne.jp/idea/9406
http://i.hatena.ne.jp/idea/9375
Q01(択一)あなたはこのアンケートが行なわれていることを、最初に何で知りましたか?
○はてなからの質問登録メール
○その他(質問一覧ページ、トラックバックなど)
Q02(複数選択可)あなたの現在のメール通知設定を「http://q.hatena.ne.jp/あなたのユーザid/configalert」で確認して下さい。「カテゴリーによる質問通知」にチェックをつけている項目はどれですか?
□コンピュータ
□インターネット
□ウェブ制作
□ゲーム
□家電・AV機器
□趣味・スポーツ
□書籍・音楽・映画
□旅行・地域情報
□学習・教育
□科学・統計資料
□生活
□医療・健康
□美容・ファッション
□グルメ・料理
□ビジネス・経営
□政治・社会
□経済・金融・保険
□就職・転職
□芸能・タレント
□芸術・文化・歴史
□人生相談
□ネタ・ジョーク
□はてなの使い方
□1つもチェックをつけていません
このアンケートの偏りの件についての改善(と言うか元に戻して欲しい)を「はてな」に迫るには、盛り上げが不充分だったでしょうかね?
最後に一言ずつ、いや、ふた言以上でも好きなだけ、発言を残して行って下さい。>ALL
Kityoさんの仰る通りですね。
インターネット環境にアクセスできる人だけでも偏っている上に、
このはてなを見ている人もその中の一部、そして....
つまり、充分に偏っていますねェ。
では
そもそもインターネット環境にアクセス出来るような奴らばかりなので、充分に偏ってました。
その上更に偏ると言う…。
自分も、何故アンケートカテゴリが無くなってしまったのかは不思議で仕方ありません。
アンケートを投げる側としては
最初から対象の母集団が偏ることが予想される現在のはてなの状況は歓迎すべきものではないでしょう。
ただ個人的には
はてなのアンケートの母集団は元からかなり偏っていたと思っているので、今更アンケートカテゴリが無くなった所で、それほど違いはないと考えているのです。
偏っていたと考えられる理由は色々ですがメールでの通知に関して。
自分も以前はアンケートの通知が届くように設定していた事もあるのですが、ほとんどのアンケートが100人設定だったためもあり、通知を受け取ってアクセスしてみても終了している事が多く意味がないのでやめてしまいました。
それ以来、アクセスした時にまだ終了していなかったアンケートのみに答えています。
リニューアル前もそういう人が多かったのではないかなと考えているわけで。
もしかしたらこの大規模リニューアルで、はてなから離れてしまったユーザーが続出したのではないかとも思うのですが、どうでしょうか?
それから、
メールで訪れた人が36人とは言っても、
以前にも同じ統計を取ったわけではないですよね。
もしかしたら以前でさえ
メールでアンケートに参加する人は50人くらいだったかもしれません。
question:1143379456の票の伸び(回答数)を観察していました。
経過 | 回答数 | 最初にメール |
---|---|---|
1時間 | 152票 | 12票 |
2時間 | 238票 | 15票 |
7時間 | 351票 | 23票 |
1日 | 668票 | 36票 |
以前に票の伸び方を見守っていたことのあるアンケートでは、1時間ちょっとで200回答、翌日には1,000回答を超えていました。⇒http://d.hatena.ne.jp/Kityo/20050925/1127634488
以前の(question:1127633804)は「全てのはてなユーザー」対象で、今回のquestion:1143379456が「はてな質問・回答者」で若干条件が違うとは言え、1日経っても1,000回答に達しないのは僕には驚きです。
しかしもっと驚きなのは、最初にメールで知ったと言うヒトが668人中36人しかいないと言うコト。
最初の1~2時間はピラニアさんのほうがずっと多いと思っていたけれども、メールで訪れたヒトが36人しかいないとは、意外でした。
ま、5%と言う割合は充分に大きな少数派ではありますが。
どなたかうまくまとめて提案してくださると有り難いですね(^-^;
ありがとう。
TomCatさん、それはてなアイデアに進言して下さいませんか!?
…と思ったら、アイデアポイント枯渇していらっしゃいますね。いや、僕も枯渇しているンですが。:-)
question:1143379456でも質問されてますが、タイトルのようなクロス集計もしてみるべきかもしれません。
以前と比べ、母集団の構成が変わったかどうかも調べてみる必要があると思うんですよね。
メールでの通知に頼っていたアンケート回答者が、以前と比べてどのくらい減ったのか。
その違いが大きければ問題だし、
ほとんど変わりなければ、アンケート通知を復活させてもあまり意味がないかもしれませんし。
つまり「ゲームに興味のあるヒトにお尋ねします」の文面で始めるようなアンケートには良いかも知れませんが、「あなたはゲームに興味がありますか?」みたいなアンケートの通知メールが「ゲーム」カテゴリにチェックをつけたユーザーにだけ飛んで行くと言う気持ちの悪さ…。
ああー、これは重要な視点ですね。
つまり、リニュ後のメール通知仕様では、
十分なリサーチが行いにくいと。
これはアンケートの使命から考えて、
早急に改善されるべきですね。
またRSSを使え、というのは回答したい人の視点に立った考え方で、
はてなに利益をもたらすのは質問者の方なんですから、
やはりここは質問者の立場に立った考え方で対処してほしいですよね。
自分の質問をPRしたいという希望は当然なのですから、
それはもっと重視されていいと思います。
まず処理は簡単ですよね。
通知メールを質問タイプ別に処理するようにすればいいんです。
質問タイプ:人力検索 □コンピュータ □インターネット □ウェブ制作 □ゲーム : : □全て 質問タイプ:いわし □コンピュータ □インターネット □ウェブ制作 □ゲーム : : □全て 質問タイプ:アンケート □コンピュータ □インターネット □ウェブ制作 □ゲーム : : □全て
これでユーザーには何の説明も要りませんし、
処理についても「アンケートと言うひとくくり+カテゴリ」ではなく、
「アンケートと言うひとくくり=アンケートにおける全カテゴリ」
と扱うだけで済むようになります。
要は、せっかく質問タイプを明確に分類したのに、
通知メールにその分類が全く活かされていない、
というところが問題なわけです。
「通知メールを質問タイプ別に選択したい。
各質問タイプごとに『全て』と指定出来るようにもして欲しい」
というアイデアだったと理解して検討すれば、
また違った結果になっていたことでしょう。
アンケートの質問者としては、(原則的には)なるべく多くのヒトに通知メールを飛ばしたいンですよ。
旧システム下では、「アンケートと言うくくり」があったことと、大多数のヒトが(安直に)ポイントゲットしたいと言う心理を持っていたこととが絶妙で、メールをあてにするタイプの回答者に満遍なく通知メールを飛ばせたんですよね。
ところが新システム下では、アンケート自体が所属するカテゴリに興味を持ったユーザーにだけ通知メールが飛ぶようになってしまったと感じています。
つまり「ゲームに興味のあるヒトにお尋ねします」の文面で始めるようなアンケートには良いかも知れませんが、「あなたはゲームに興味がありますか?」みたいなアンケートの通知メールが「ゲーム」カテゴリにチェックをつけたユーザーにだけ飛んで行くと言う気持ちの悪さ…。
もちろん元もとの母集団が「はてなユーザー」と言うくくりに偏っているのは仕方ないにしても、新システムはアンケートを出す側としては「悪くなった」としか思えないのでした。
(しかも、飛んで行く通知メールの絶対数が以前より減っている)
はてなアイデアミーティングでは、「アンケートと言うひとくくり+カテゴリ」と言うOR処理が「①面倒臭い/②分かりづらい」と言う理由でidea:9328を却下にしていました。
※②の分かりづらいは、理路整然とした説明/ガイド/ヘルプを用意するのが面倒臭いの意味でもあると思われ…?
従来はアンケートというと50人~100人で終わってしまうものがほとんどで、
それこそ数分で終了してしまう物が続出でした。
でもリニュ後は、大きな母集団を求めるアンケートが多くなりましたよね。
この変化は、すごく好ましい変化だと思っているんです。
この変化をさらに良い方向に育てていくためには、
メールを見て回答しに来る、という人を増やすことが大切ですよね。
アンケートについてはカテゴリとは別枠で知らせてくれる。
あるいは「アンケート全て」という選択が出来るようにする。
そういう制度は、私も是非欲しいと思います。
というか、今までは「アンケート」というくくりで
通知を受けることが出来たのですから、それはそのまま引き継ぎつつ、
「カテゴリでも選択出来るようになった」という追加で対処していくことが、
望ましかったろうと思います。
僕はメールで通知されたのしか見てなかったけど、メールを見てからでも分母の大きいアンケートでは結構回答のチャンスがありましたよ。
これももちろん分母の小さいアンケートでは、システムの新旧を問わず、積極的にネットワークにアクセスする者の票に偏るのは仕方がないです。
でも、メールが届かないと「はてな」にアクセスしない“ものぐさな”者の票が入りづらくなったと思うのですよ!?
やはり質問延長の復活が望まれますね。
リニューアルに伴う「新たな制度」の新設は、
歓迎されるべきものが多かったと思います。
しかし、この質問の主題である通知メールにせよ、
質問の延長にせよ、既にあったものを取り去るという変更には、
もっと慎重な態度が欲しかったと思います。
新たな追加はこれからのニーズを掘り起こしていくものですから、
これはある程度気軽にやっても構いません。
でも既にあった制度を何の事前アナウンスもなく取り去ることは
ユーザーのニーズをいかに理解していなかったか
という証明にもなる可能性があり、
これは職業プログラマとして致命的な欠陥の露呈になりかねません。
ユーザビリティの高いシステムの構築には、
「自己完結型パーソナリティ」をいかに排した
客観的考察が大切かということを認識する必要があります。
はてなは外部のシステム設計や制作のお仕事も請け負う会社なのですから、
自社サイトでその実力をしっかり見せていかないと、
今後の実績の向上が望めなくなってしまいます。
→参考文献
「絶望先生」第44話・注文は聞かない料理店
久米田康治・著、週刊少年マガジン2006年17(4/12)号
講談社・刊