今の世の中を「～の世の中」に続く形で漢字３文字で表現してください。

三文字でこの世の中が表せるというのは、ひとえにさまざまな所で分極化、極端化が起きているから、といえるかもしれません。

中庸思想、という思想が中国にありましたが、これは何事もほどほどに、という考え方です。漢方における、「熱」でも「冷」でもない「温」を大切にする考えにも通じます。

それがいま、失われている。

世論の動きというのも、とても両極端に動いています。「はっきりさせたい」という願望が、「深く考えたくない」という思考によって起き、煩雑なことが切り捨てられている。

三文字で表せるほど単純化した世界、つまり「三文字の世の中」。