日本史・世界史の中で埋もれている、「あまり知られていないが立派な功績があった人」を列挙して下さい。
イメージとしては有名になる前の杉原千畝のような人ですね。
小説の題材として面白そうですね。
虹色のトロツキーでも出ていた、ユダヤ救援に奔走した安江大佐とか。
『散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道』
『戦場の将器 木村昌福―連合艦隊・名指揮官の生涯』
尚、仮想戦記ですが、史実と違ってこの二人の軍人が、民間人を守る為に奮闘するストーリーであるこの小説も好きです。
『鋼鉄のメロス―八八艦隊外伝〈2〉』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198503656/qid=1144...
このお題について、実は私も軍人を考えました。だいたい国内において一般的に知られている軍人ってWW2に限ってもマッカーサー、パットン、ロンメル・・・日本人なら山本五十六ぐらいだから(苦笑)
まぁ、杉原千畝のイメージということなんで最初は軍人はやめましたが。
あえてWW2で、同じ日本人として誇りに思える軍人を挙げます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%97%E6%9E%97%E5%BF%A0%E9%...
陸軍には珍しい米国通の軍人で、対英米戦には内心反対でしたが、いざ硫黄島にて守備につくに当たっては、制空・制海権をとられた圧倒的劣勢な中での無駄な突撃を避け、粘り強い戦いぶりで米軍を1ヶ月以上も釘付けにしました。米軍としても想像以上の守備の堅さと自軍の損害に驚いたと言われています。
「訣別の電文」は感銘を受ける内容ですが、こうして陸軍軍人としての意地を貫いたのだから、これ以上民間人の犠牲を出さない内に講和をして欲しいという願いがあったのではないかと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%82%AB%E5%...
海軍兵学校での成績は下位で海軍大学校を出ていない非エリートですが、実戦能力には定評がありました。
1943年に入って太平洋上の島々の守備隊が次々と米軍攻勢の下に玉砕を余儀なくされていく中、大胆な策を用いて1日違いの絶妙なタイミングで守備隊を救出に成功しました。その原因として、当時の軍人としては珍しく物資より人命を尊重するという今ならごく普通の考えだったからですが、こういう思考のできる軍人が冷遇されていたからこそ悲惨な敗戦を迎えたのではないかと言えます。