中国（大陸）にいますが、USEN　の　ｇyaoを利用しようとしたら、「海外からは利用出来ません」「あなたのIPは・・・です。」「国内でもプロキシ設定がどうしたこうした・・」みたいなメッセージが出ました。どうして海外からだって分かるの？何か利用するための方法はあるの？だれか易しく解説して下さい。

インターネットに接続するときは必ずIPアドレスという番号がパソコン（またはADSLモデム、ルーターなどのネットワーク機器）に与えられます。

このとき与えられた番号からどの国向けに与えられている番号かが分かります。おそらくIPアドレスをチェックして海外からアクセス出来ないようにしているのだと思います。

またプロキシとは"代理"ということです。通常は

パソコン - ADSLモデムなど - プロバイダのサーバ - アクセス先のサーバ（この場合Gyao)

となりますが、

パソコン - ADSLモデムなど - プロバイダのサーバ - プロキシサーバ - アクセス先のサーバ（この場合Gyao)

とすることも可能です。アクセス先のサーバから見えるIPアドレスはプロキシサーバのIPアドレスになります。よってプロキシサーバが海外のものならアクセス出来なくなります。

（プロキシサーバを通すと自分のIPアドレスが分かり辛くなるのでアンダーグラウンド系のサイトを見るなどするときにプロキシを通す人がいます。）

日本国内にあるプロキシサーバを探せばGyaoにアクセス出来る可能性はありますが、探すのは困難だと思います。

参考サイト

http://www.cybersyndrome.net/

IPアドレスというものは地域ごとに割り振られていますし、そのリストは比較的簡単に入手可能です。

（DNSサーバーにリストがあるからURLからIPアドレスへの変換や逆変換が出来るのです。）

リストと比較すれば、どの国から接続されたのかといったような事が判ります。

http://www.nminoru.jp/~nminoru/memo/ip-address/what_country_...

http://www.cybersyndrome.net/plr3.html

・・・.jpのアドレスは日本の場合が多いです。

ここからつないでみてください。

回線速度が著しく落ちるのでgyaoを使うのは厳しいかもしれません。

知り合いが日本にいるならサーバーを立ててもらうのも手だとおもいます。

残念ながら中国本土からは接続出来ないと思います。

http://pc8.2ch.net/test/read.cgi/mysv/1118726898/

不正なアタックを予防するための手法の一つに、ＩＰアドレスをiptablesを使ってブロックしてしまうというのが有ります。

それをＧｙａｏでされているように見えます。

もしそこまでブロックしているなら、可能性としてやメッセージの内容からもプロキシサーバからの接続もブロックしていることも考えられます。

どちらのブロックも、かなり初歩的な方法なのでサーバを管理する上で採用されていることが多いと思います。

http://www.softether.com/jp/download/download.aspx?4F9FDF561...

これを導入して、「実験用公開 VPN サーバー (public.softether.com)」へ接続すれば今のところはGyaOが使えます。いつまで使えるかはわかりませんが。

設定方法は

http://www.softether.com/jp/technical/public/

を参考にして下さい。

ソフトウェアの全体的なマニュアルは以下のものになります。

http://www.softether.com/jp/technical/vpn/manual/web/

また、現在はライセンスで国外への輸出が制限されているので、国外での使用はライセンス違反になります。自己責任でよろしくお願いします。