歯のラミネートベニアについて質問です。

表面を削らずに装着すれば、またいつでも自前の歯に戻せるのでしょうか?傷付いたり接着剤が残ったりして結局駄目になってしまわないでしょうか?

回答の条件
  • URL必須
  • 1人2回まで
  • 登録:
  • 終了:2006/04/23 19:50:02
※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。

回答1件)

id:Broadway No.1

回答回数326ベストアンサー獲得回数22

ポイント60pt

ちょっと失礼します。

 

丁度、知り合いとの会話の中でラミネートベニアの話をしたら、経験者だ、と云うので聞いてきた御話と、ネット

で調べたデータを元に、少し御話致します。

 

ラミネートベニアのメリットを強調する歯科が多いなか、この「堤歯科クリニック」のWeb頁はきちんとデメリットの方が多い事を挙げてくれています。

中を見てみましょう。

メリット

* 歯を削る量が少ない

* 削らずにできる場合もある

デメリット

* 薄いので希望の色が出しにくい

* 色を出そうとすると歯を削る量が増える

* 薄くもろいので耐久性、信頼性に欠ける

* 接着材の力にだけ維持力を求めているので剥がれやすい

* 噛み合わせの悪い人には使えない(適応範囲が狭い)

* 接着が難しい

 

「審美歯科ネット」の「審美歯科Q&A」の「ラミネートベニアについて」

では、

厚みが増すので、出っ歯と云うか、上側の歯が下顎より出てる人には御奨めしたくない、と云う意味の事が書いて有ります。

 

「河口歯科医院」のWeb頁では、

虫歯になったら歯の裏から治療する、と云う意味の話が書いて有ります。

  

「All About」の「審美歯科の基礎知識」の「ラミネートベニア法って何?」の頁には、

「一度取り付けるとネイルチップを外すようには元には戻せません。取り外しも出来ません。そのためその他の治療法(歯のホワイトニングや矯正など)や費用、治療期間などを十分に検討して行なうことが必要です。」

と書いて有ります。

 

「審美歯科のすべて」のQ&Aの頁では、

たった4年でラミネートベニアが割れてしまった方の相談が載って居ます。

 

同じ頁の別の相談では、

「軟骨や氷などを噛むと割れることもあります。また歯ぎしりなどする人も要注意です。保障期間などを良く調べて治療をお受けになった方が良いと思います。」

と云う話が載って居ます。

 

「矯正・審美・予防歯科の孔雀会<掲示板>」と云うWeb頁表示文の患者の相談に対する医師の答えでは、

ラミネートベニアがどのくらいもつかについては,きちんとした術式と継続的な術後管理がなされていれば,5~10年もしくはそれ以上の期間は良好な状態を維持できるかと思います.

 メンテナンスとしては,接着状態,咬み合わせ,破折の有無,色,境界部の虫歯のチェックやブラッシング指導などが挙げられます.

 食事に関しては,日常生活ではまず問題ないと思いますが,甲殻類(エビ,カニのから)などの硬いものを咬んだりすると,割れたりかけたりすることがあります.

 

「教えて!goo」に有ったラミネートベニアに関する質問では、歯科技工士を名乗る方が

本当にいいラミネートに出会える確立はかなり低いと考えた方がいいと思います。値段が高いから、評判がいいから、というのはあてになりません。

わたしの身内ならまず勧めません。

とか

歯科材料はスゴクよくなっていて使い方次第では保険適用のプラスチックでも一生使えるほどのものもでてきています。いかんせんそれを使いこなせる技工士や歯医者が圧倒的に少ないのが現状です。

と書いています。

 

さて、私の知り合いの話です。メンテナンスは半年~1年に一度は必要だと言われて、心配だったので半年に一度、きちんとやっていたそうです。

それでも、大体7年目に割れちゃったそうです。付け替えが必要になり、治療に入りましたが、これも本来の治療でない、とされる為に保険は利かないそうです。

付け替えは、接着剤を剥がす事から始まったそうです。接着剤を剥がすのに、「ウィ~~~ン」って感じで歯を削る機械を使われたそうです。

 

これまでに分かった事から、ラミネートベニアは、まっとうな歯の表面を削らずに付けても、二度と元には戻せない、と云う事が分かりました。うっかり、虫歯になったら、裏から歯に穴を開けられて、余計に台無しになりますしね。メンテナンスの為の通院も面倒です。

私ならラミネートベニアはしませんねぇ。

 

大体、こんな処です。

 

まずは御話まで。御役に立てれば幸いです。

コメントはまだありません

この質問への反応(ブックマークコメント)

トラックバック

「あの人に答えてほしい」「この質問はあの人が答えられそう」というときに、回答リクエストを送ってみてましょう。

これ以上回答リクエストを送信することはできません。制限について

回答リクエストを送信したユーザーはいません