ATXでは上下の規格をきっちり決めていないのでしょうか? 製品ごとにファンの向きまで写真でチェックするのも、どうかと思うのですが、何か見分ける情報などはあるのでしょうか。
よろしくお願いします。
電源の搭載位置はATXの規格というよりもケースの仕様によるところが大きいかと思います。
星野金属製の古いタイプのケース等ではご質問の状態になるようなことがありましたが、
最近のケースではほとんどありません。(昔の電源の主流は背面にファンがあったため、
上限の位置は重要ではなかったのです)
下記【1】のケースは電源を付けるとファンが下向きなるように設計されたものです。
【2】のケースは電源を付けるとファンが上向きになってしまいますが、取り付けパネルの向き
を変更できるのでネジの位置を上下逆にすることができます。
お持ちのケースが【2】のタイプのものならば、取り付けパネルの向きを変えることでファンを
下向きにできますが、ネジ位置が【1】の逆で固定されている場合は残念ながら天板にファンの
付いているタイプの電源は使用できません。ケースを変更するか、背面にファンのある電源を
使用することになるかと思います。
【1】ネジ位置固定
http://www.casemaniac.com/item/inner/FP401_R.jpg
【2】ネジ位置変更可
結論からいうと、最近のほぼ全ての電源の吸気ファンは電源の筐体の上部に設置されていますので、どの製品でも同じです。
つまりケース側の問題で、電源の吸気ファンが上部に来ることを想定していなかった時代のケースはそういったことが起こります。
特に一昔前の星野金属製のケースは上部に電源を配置していたので、私も同じめにあいました。
今販売されているケースは一工夫されていて、電源ユニットを上下逆さまにしてもネジが止められる設計になっています。
http://www3.soldam.co.jp/case/altium_super_x10/gallery.html
この下の写真を見ていただけると分かるように、電源の取り付けねじ穴が対角線上に対称になっています。これで上下逆さまでも問題ないようになっているんです。
ケース側の問題ですので、以前と同じ仕様の電源を買うか、ケースを買い換えるしかないですね。
そうですね。ケースもそろそろ一緒に買い換える時期が来たようです。ありがとうございました。
ねじ位置を変更できるケースもあるんですね。今回は残念ながら1になります。ありがとうございました。